今回は、2020年4月10日金曜日放送、チコちゃんに叱られる!▽お城のしゃちほこ▽草食動物の筋肉▽鉛筆の番組内容を紹介。
なんで草食動物は草しか食べないのに筋肉モリモリなの?
確かに、牛や馬は、草しか食べないですね。
なぜなんだろう?
なんで草食動物は草しか食べないのに筋肉モリモリなの?
本日の1問目。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村、この中で一番体を鍛えているカッコイイ大人ってだーれ?」
あまり、意識して鍛えてはいないとのことですが、谷中さんが回答者に。
チコちゃん「なんで草食動物は草しか食べないのに筋肉モリモリなの?」
谷中さん「植物にもたんぱく質が含まれるから。」
正解に至らず、叱られちゃいました。
岡村さんに聞いてみると、
岡村さん「牛には胃が4つあります。それぞれの胃で消化されて行くうちにたんぱく質に変わっていく。」
チコちゃんからは「おおっ、体内に何がいる?」
すると、突然、横から西山さん
西山さん「虫!」
その後、口元に正解マーク。
チコちゃん「つまんねーヤツだなぁ。」
正解したので、漢字問題。
出題は「ちちぶ」。
こちらは、全員不正解で、叱られちゃいました。
正解は「秩父」。
よこはま動物園ズーラシアで、インタビューしても正解なし。
チコちゃんの答えは、「体内に大量の微生物がいるから。」
体内に大量の微生物がいるから
人や動物が筋肉を作るにはたんぱく質の元になるアミノ酸が必要です。
そのアミノ酸には筋肉を作るアミノ酸と筋肉を作れないアミノ酸の2種類があります。
このうち筋肉を作るアミノ酸は草にはあまり含まれず。
イネ科の牧草はアミノ酸含有率が約10%。
そのうち筋肉を作るアミノ酸はおよそ35%。
草にはアミノ酸が含まれないのに、さらに少ないことがわかります。
そこで、重要なのが草食動物の体内にいる大量の微生物。
身近な牛を例に見てみると
牛には4つの胃があります。
胃の中には、たくさんの微生物がすんでいます。
一番目の胃では、微生物が増殖。
体内で草を分解して筋肉を作れないアミノ酸を筋肉を作るアミノ酸に変換。
この微生物はどんどん数を増やして2番目の胃、3番目の胃に移動。
4番目の胃では、増えたこれらの微生物自体も消化して筋肉を作るアミノ酸として利用。
村田先生「これはほぼ肉を食べているのと変わらない。」
同様の方法で、アミノ酸を吸収している動物として、は牛の他にキリン、鹿、ラクダなど。
他の方法で吸収する草食動物
馬、象、サイ、ゴリラなどは、草に含まれる僅かなアミノ酸を大量に摂取する事で筋肉を作っています。
これらの動物では、大量の草からアミノ酸を摂取して、筋肉に変換しています。
これは、大腸に住む微生物が、草をエネルギーに変えるので、大量に食べていられるとのこと。
いずれにせよ、草食動物では、体内の微生物のおかげで筋肉モリモリになっています。
動物マッチョコンテスト
そこでボディービルのコンテストでビルダーたちにかけられる独特のかけ声がかけられるそう。
それを使って、動物たちのマッチョぶりをほめ、どの動物かあてるという企画。
第1問
「いきなりデカイよ!」
「まさに筋肉の合掌造り!」
「ドラミングで大胸筋ピクピク!」
正解は、ゴリラ。
第2問
「こいつもデカいね!」
「オーストラリアの阿修羅像!」
「エアーズロック!」
正解は、アカカンガルー。
大胸筋などいろいろな筋肉が発達。
立った時の高さは、約2m。
番外編
「肩が結構発達してるね!」
「腕がバリトンサックスみたいだ!」
正解は、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さん。
ナレーション「ご本人が草食系かどうかは定かではありません。」
3問目
「おっと!デカすぎてよく分からないけど。」
「肉密度1000%!筋密度は10000%!」
「焼肉食いたくなってきたぞ!」
正解は、ベルジャン・ブルー。
19世紀にベルギーで生まれた品種の牛。
ダブルマッスルと呼ばれる異常発達した筋肉が特徴。
結論
というわけで、
「なんで草食動物は草しか食べないのに筋肉モリモリなの?」は、
「体内に大量の微生物がいるから」
でした。
解説してくれたのは
日本大学の村田浩一特任教授。
日本大学
生物資源科学部
動物資源科学科
特任教授
村田 浩一
ムラタ コウイチ
MURATA Koichi
■ 経歴 (公開件数:6件)
神戸市立王子動物園 獣医師 1978/06-2001/03
日本大学生物資源科学部 助教授 2001/04-2004/03
日本大学生物資源科学部 教授 2004/04-2018/03/31
よこはま動物園ズーラシア 園長(兼務) 2011/07/01-現在
横浜市繁殖センター 担当部長(兼務) 2011/07/01-現在
日本大学生物資源科学部 特任教授 2018/04/01-現在
■ 学歴 (公開件数:1件)
宮崎大学 農学部 獣医 1975 卒業 国内
■ 学位 (公開件数:1件)
博士(獣医学) 岐阜大学連合大学院
■ 免許・資格 (公開件数:2件)
獣医師免許 1975/05
学芸員 2001/02
■ 教育・研究活動状況
鳥類に感染する住血原虫および媒介生物に関する獣医学的および生態学的研究を行い、本病原体が野生動物に与える影響を評価する。
(大学HPより)
日本大学(にほんだいがく、英語: Nihon University)は、東京都千代田区九段南四丁目8番24号に本部を置く日本の私立大学である。1920年に設置された。大学の略称は日大(にちだい)。
日本大学は、日本最大の規模を有する総合大学である。「常に世界的な視野をもち、教育の発展及び人類社会への貢献」を教育目標としている。
2017年度の事業活動収入は1938.7億円で私立大学全体で第1位であり[1]、2018年4月現在での大学図書館蔵書冊数5,717,671冊[2]も私立大学全体において第1位である。2018年3月現在での卒業生総数1,167,309人[3]や、2019年5月1日時点での学生数74,616人[4]も日本の大学全体で第1位である[5]。2016年度の警察官の採用者数171人[6]、2017年度の公務員の採用者数1,028人[7]、2017年度の一級建築士の合格者数181人[8]、2019年6月時点での社長の出身大学者数20,741人[9]も日本の大学全体で第1位(上場企業に限定した社長の出身大学者数では日本の大学全体で第5位)[10]である。
学祖は山田顕義であり、創立関係者は総代宮崎道三郎と金子堅太郎を含む法律学者11名である[11]。山田は、時の司法大臣であるとともに日本法律学校の上位機関に当たる皇典講究所(國學院大學の前身)の所長を務めていた。その立場から、先の創立者との協議の上で「日本の古法旧制を明かにして、更に新しく生れる諸法典を研究するため、日本の法学を修める学校を設立する」ことを取りまとめた。すなわち、彼は大日本帝国憲法が発布された近代国家の創成期において、その「国法」を専修する法律学校の設立が急務であると考え、直ちにその設立事業に取り掛かった。そして1889年(明治22年)10月4日、東京府から設立許可を得て、現・日本大学の前身である日本法律学校が誕生した。また、山田は同学設立後も文部省に対して「特別認可学校」とするよう要請し、同学の運営財政面において尽力した。
このように日本法律学校の設立事業と、学校設立時に彼が示した開学理念および思想は、その後の法学部のみならず、近代日本の発展に大きく寄与したことは周知であり、「近代法の祖」と称される由縁である。その彼を日本大学は学祖と位置づけている。
教育・研究活動を始め医療から生涯学習等、近代社会を目標に様々な活動を行っている。単科大学のようにそれぞれ独立したキャンパスをもち、図書館は全学部のキャンパスに置かれている。体育大会といったイベントを大学主催で実施しており、広範な学問領域を包含する国内屈指の総合大学としてのスケールメリットを学術研究の推進力と成果に結実させるために体系的な学術研究戦略を立案し、学部連携研究推進シンポジウムを積極的に開催するなど、研究・教育内容の拡充・発展に取り組んでいる[12]。16学部87学科・短期大学部5学科・通信教育部4学部・大学院20研究科・5付属病院・11高等学校・6中学校・小学校・幼稚園等を設置し、医学部、歯学部、薬学部、獣医学部の6年制4学部である[13]。医学教育の面では日本で最も早くOSCEを導入した[14]。
1903年(明治36年)に日本大学と改称。1920年(大正9年)に日本の私立大学では早稲田大学・慶應義塾大学についで、最も古い段階で大学令に基づく大学となった(詳しくは旧制大学参照)。現在に至るまで、マスコミ・芸能界、法曹界、政界、官界、財界、学界、土木・建築界、医師、技術者、アスリートなどの分野に多様な人材を輩出している。
建学の精神(校訓・理念・学是)
日本大学では1914年に4ヶ条からなる「建学ノ趣旨及綱領」が制定され[15]、それが戦後(1949年)の改定により「目的および使命」と形を変え、さらに創立70周年を迎えた1959年の再改定によって現在の姿となった[16]。 また、2007年6月1日に教育理念として自主創造を選定した[16]。
(Wikipediaより)
今回も最後まで読んでくれてありがとう。
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