どうもヤジキタです。

先日、雪組公演『ライラックの夢路』『ジュエル・ド・パリ』を観劇してきました!

今回は前回のライラック感想に続き、『ジュエル・ド・パリ』の感想をお送りしたいと思います。








最近の藤井大介先生は『グランカンタンテ』『カプリチョーザ』等など良作を連発していましたので、今回も非常に楽しみにしておったのですが…。

初見で観た限り今回は残念ながらビミョー…な作品だったなと感じてしまいました。

109期生お披露目公演という事でスタート早々にロケットがありましたが、東京公演なのでここは割愛。


メインテーマに関しては口ずさみ易いフレーズでテンポは良いものの、いわゆるノリノリなテンポでは無く、かつ銀橋を使った歌い繋ぎではなくスタートから大階段を使った仕様だったためイマイチ迫力に欠かけるオープニングに。


『カプリチョーザ』の時も感じたが、歌い繋ぎでの固有名詞連呼はちょっとイマイチかな〜といつも思うw。

カプリチョーザの、
「フィレンツェ! フィレンツェ!」

今回の、
「オパール! オパール!」

一緒やんノリがw

個人的には固有名詞は歌詞の中にさらっと入れてもらった方が情緒的でいいと思うですけど、連呼されるとそこしか歌詞の印象が残らなくなるんですよねw。

カプリチョーザはメインテーマがノリノリなテンポだったので良かったけれど、今作はメインテーマもゆったりとしたテンポなのでもっと情緒的で良い歌詞だな~と思えるような作りにしてもらいたかった。(あと銀橋使って…w)



っとオープニングは厳し目の評価に。

更のその後も音楽・歌詞が印象に残るシーンはなく、和希そらのクレオパトラのシーン(パリ関係なくねw)や路線男役以外全員女装のフレンチ・カンカンなど藤井作品お馴染みのシーンばかりが印象に残るだけで、観ていて感動的だーという気持ちが湧かないままにデュエットシーンが来た時には、

「もう終わってしまうの? まだまだ観ていたい!」という気持ちよりも、

「えっ!もう終わるの? まだ何も心に響いていないんだけど…」という感情の方が大きかったですね。


そもそも今作は宝石を主題にしているのか、パリを主題にしているのかがハッキリせずどっち付かずが故に突然クレオパトラが出てきたり、フレンチ・カンカンが出てきたりと一貫性が無い。

フレンチ・カンカンは宙組の『デリシュー』でも観たシーンだし、組子全員で女装するのも雪組の『ファイヤーフィーバー』の全員ロケットでの既視感もあるしで、あまりオリジナリティが感じられませんでした。



細かい所は2回目を観ればもう少し印象が変わるかもしれませんが、ざっくり観た感じでは正直リピートするのは微妙な完成度だったと言わざるを得ませんでした。

最近、てかずっとだけど藤井先生もだいぶ登板過多が続いているので、ちょっと休息期間を取ってもらって、劇団には新しいショー作家を是非とも早急に育成して貰いたいですね。


てな事で、芝居&ショー共々、個人的には物足りない印象を抱いた観劇でしたが、それでもSS席で観劇すればそんな事はどうでも良くなるでしょうからw、2回目のパルシステム貸切公演の観劇を楽しみに待ちたいと思います!(1列目ドセン来い!w 和希そらの正面でもええでぇ!w)


駄文長々失礼いたしました。


それでは皆さま劇場でお会いしましょう!



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