Rシュトラウスを数回、今日はバルトーク、来年5月はストラヴィンスキー、パーヴォが提供するプログラムはどれも魅力的です。
久々のバルトーク・プロ、予習にショルティとデュトワを聞いてサントリーホールへ。弦楽のためのディヴェルティメントと舞踏組曲、それに弦チェレの3本立て。
デュトワ/N響でも聞いているこれらの作品、デュトワが音の中に色を感じるのに対しパーヴォのアプローチは極めて理知的で作品の構造が透けて見えるようだったという感想です。
適度にコントロールしながらオーバーな表現を排し端正な音楽を創るパーヴォ、バルトークの民族的なリズムも極端にならない程度に散りばめていたと思います。ショルティのCDで感じた半音階のスリリングさやパワフルに躍動するところは抑え気味で食傷感も無きにしも。色濃く大胆に・・・・はパーヴォには似合いませんね。
N響の弦はメジャーレベルですね。ソロもさることながら音の深さや弾力性・・・楽想の変化に応える弦楽陣には驚きます。ピチカートの刺激的な音も印象的です。弦楽のディヴェルティメント1楽章のラストの柔らかな音はそうそう聞けるものではありません。
今日はB定期二日目でいつもならマイクはないのですが林立していて休憩時に位置を調整していました。CD化するのでしょうか。
メンバー表を見ていたらチェロのトップ、藤森氏の奥さんはお辞めになったのかな。舞踏組曲の後半でチェロが弦を切ったようで後部の女性奏者が下がった場面がありました。チェロの弦切れはあまり目にしないような。
久々のバルトーク・プロ、予習にショルティとデュトワを聞いてサントリーホールへ。弦楽のためのディヴェルティメントと舞踏組曲、それに弦チェレの3本立て。
デュトワ/N響でも聞いているこれらの作品、デュトワが音の中に色を感じるのに対しパーヴォのアプローチは極めて理知的で作品の構造が透けて見えるようだったという感想です。
適度にコントロールしながらオーバーな表現を排し端正な音楽を創るパーヴォ、バルトークの民族的なリズムも極端にならない程度に散りばめていたと思います。ショルティのCDで感じた半音階のスリリングさやパワフルに躍動するところは抑え気味で食傷感も無きにしも。色濃く大胆に・・・・はパーヴォには似合いませんね。
N響の弦はメジャーレベルですね。ソロもさることながら音の深さや弾力性・・・楽想の変化に応える弦楽陣には驚きます。ピチカートの刺激的な音も印象的です。弦楽のディヴェルティメント1楽章のラストの柔らかな音はそうそう聞けるものではありません。
今日はB定期二日目でいつもならマイクはないのですが林立していて休憩時に位置を調整していました。CD化するのでしょうか。
メンバー表を見ていたらチェロのトップ、藤森氏の奥さんはお辞めになったのかな。舞踏組曲の後半でチェロが弦を切ったようで後部の女性奏者が下がった場面がありました。チェロの弦切れはあまり目にしないような。