アーサーと魔王マルタザールの逆襲
2010年05月02日
「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」みました
ジェットです。
ゴールデンウィークも折り返し地点を越えましたねぇ。昨日と今日はボクの御用達映画館である東宝シネマズが1,000円で映画が観られるサービスをしているので、家族で「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」を観て来ました。
この映画はリュック・ベッソンが原作・監督をしていて、原作はフランスの児童文学として出版されているそうです。(日本語訳も出版されているそうです)
映画版は3部作構成で、本作はその2作目にあたります。
1作目は「アーサーとミニモイの不思議な国」で2006年の作品です。
ボクはこの1作目は観てなかったのですが、本作の公開に伴いテレビ放映されたので、子供たちと一緒に観ました。
この作品は実写部分とアニメーション部分に分かれているのが特徴です。
主人公の少年アーサーのおじいちゃんの家の広大な庭には、昔おじいちゃんがアフリカから保護して連れ帰った、「ミニモイ族」という小さな妖精が人知れず住んでいて、1作目でアーサーはその存在を知り、ミニモイの国への行き方を学びます。
現実世界は実写、ミニモイの世界はアニメーションで描かれています。
テレビで観た1作目の評価は★★★☆☆[3点]で、続きがあるのであれば観てもいいかな、ってな感じでした。
と・こ・ろ・が。
この2作目。93分の作品なのですが、1時間を越えたあたりでも何だか序盤のような感覚が続き、やっとクライマックスへ向かって盛り上がってきたな、と思ったら終わっちゃいます。
そう、最近多いパターンですが、「次回作ありき」の展開です。
シリーズ物なので、謎が残ったり、ラスボスを倒せなかったり、というのは理解できますが、完全に次回の作品を観ないと作品として完結しない作りの映画というのはいかがなものでしょうか。
パイレーツ・オブ・カリビアンの2作目のデッドマンズ・チェストのラストでも「えーーー!」と思いましたが、本作はもっと酷い。
エンディング・ロール前に「さて、この続きは次回3部作完結編で!」などという予告ムービーまで流す始末。次回作まで観ないと終わらないんだったら、鑑賞料金を割り引けよ!
子供たちが「ねえ、続きはいつあるの?」って聞くから、「来年らしいよ」と応えると「えーーー!」って、ボクと同じリアクションをしましたよ。
本来、評価だって次回を見ないとできないんですが、あえて本作だけを評価するのであれば、「映画として最低限の構成をなしていない」とみなし、酷評せざるを得ません。
1作目はそこそこ面白かったし、2作目だって3作目と合わせて観たら面白いのでは?と思うだけにもったいないですねー。
一言評価
「起承承転」
5段階評価
★☆☆☆☆[1点](3作目とまとめた時の評価は変わるはず)
※ジェット評価備考
5点:最高にイカス!面白すぎるよ!
4点:いいじゃん、いいじゃん!
3点:まあいいんじゃないでしょうか
2点:う~ん、どうなんでしょうか
1点:これ、観る価値ある?
【アーサーと魔王マルタザールの逆襲】93分(現在の東宝シネマズマイレージ:3,104マイル)
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