P1560463
所在地:新潟県佐渡市小木町
縄  張:陣屋
城  主:徳川氏(天領)
遺  構:堀
文化財:なし
探訪日:平成30年(2018年)7月16日

概要
江戸初期に佐渡奉行所が小木港脇の丘陵に築いた役屋(陣屋)。小木港は江戸時代を通して金鉱石の積出し港であり、その管理を行っていた。
維新後は麓の木崎神社宮司畠山氏の所有となっていたが、昭和中期に当時の小木町に売却・譲渡し、町が公園として整備した。


「役屋」というジャンルを初めて聞きましたが、要は陣屋のことらしいです。
上記の昭和の公園整備の際整備しすぎたのか、遺構はあまり残っていません。

公園図
小木港役屋 (4)
立地自体は小木港脇の突出した丘陵部であり、城や陣屋を置くにはもってこいの場所です。
陣屋自体はあくまで小木港の管理・監視用であったためそれほど大きくなかったのかも。

麓の木崎神社から徒歩5分くらいで公園入口に着きます。
小木港役屋 (3)


小木港役屋 (5)
浅くはなっているものの、数少ない貴重な遺構。

役屋跡
小木港役屋 (8)
綺麗な平地となっており、特段遺構や説明板は有りません。


マップ

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