1: 世界@名無史さん 2011/05/23(月) 23:12:51.44 0
半島、島嶼、海峡、山脈、高い生産性を持つ気候、これらの地理的条件を持ち、多様な民族と宗教が有りながら、ヨーロッパのように多様で進んだ国家群が形成されなかったのか?



2: 世界@名無史さん 2011/05/23(月) 23:22:21.17 0
イスラムだったから。

以上。

3: オツガイ ◆EAbyJft1LY 2011/05/23(月) 23:27:48.89 0
>>2
東南アジアは非イスラーム圏も結構あるしイスラーム圏でもマレーシアとかは、東南アジアの中でもそれなりに発展してるほうだからあまり関係ない気がする。

6: 世界@名無史さん 2011/05/24(火) 01:49:33.92 O
中世レベルでなら到達してるんじゃないか
むしろ欧州はなぜルネサンスで留まらずに発展し続けたんだ

7: 世界@名無史さん 2011/05/24(火) 04:01:16.09 0
クメール人のアンコール朝ぐらいか

13: 世界@名無史さん 2011/05/24(火) 23:17:22.98 0
>>7
ふと思ったのだが、クメール王朝がタイに攻め込まれなければ更に進んで中世から脱却して近代国家に成れたのだろうか?
でも、四期作ぐらい米が取れる土地なら、発展する必要もないかも知れない。
仮に外部勢力にずーっと侵入されなければあと5000年ぐらい経ってもアンコールワットみたいなヤツをせっせと造ってる可能性大。

要は外部勢力が武力侵攻しないとそこの文明は発展しないって事。

19: 世界@名無史さん 2011/05/27(金) 21:08:54.53 0
>>13
クメール王朝は、灌漑設備のメンテナンスをフォローしきれなくなり、拡大後の人口を支えられなくなって自壊したとの話もあるようだから、技術的・制度的ブレイクスルーがなければ、しんどかったと思うよ。

15: 世界@名無史さん 2011/05/25(水) 11:30:07.63 0
江戸時代の日本では、それまで輸入に頼っていた生糸、陶磁器、茶、タバコ、綿織物などの国産化が積極的に進められた。その結果、生糸、陶磁器などは逆に輸出品としても重要になった。
東南アジアでは、ジャワなどで綿織物の生産が盛んになったが、それ以外では輸入商品の圧倒的な優位は変わらなかった。
住民の大部分が一次産品の生産に従事し、しかもそれがほとんど海外に輸出されるという状況の下では、都市化と文化、経済の発展に主要な役割を果たす都市住民の生まれる余裕がなかった。

16: 世界@名無史さん 2011/05/26(木) 01:09:20.58 0
植民地になる15世紀頃までは人口が極端に少なかった。

17: 世界@名無史さん 2011/05/26(木) 08:48:17.46 0
1900年でも大したことない
蘭印4500万人<ドイツ5600万人
仏印1700万人<スペイン2000万人
ビルマ1000万人、フィリピン800万人、シャム700万人>ベルギー600万人

20: 世界@名無史さん 2011/05/28(土) 00:14:10.89 0
欧州だって英国が無ければ近代国家に成れなかったぞ
名誉革命と産業革命の成果は、偉大過ぎるわ

24: 世界@名無史さん 2011/05/31(火) 08:00:11.65 i
奴隷制が確立したからこその産業革命

28: 世界@名無史さん 2011/06/04(土) 23:35:50.97 0
>>24
現在に至る歴史上、奴隷の存在しない社会があっただろうか?
そもそも、どこの社会であっても奴隷は必要不可欠な道具。
金、宝石、香辛料、茶、砂糖、陶磁器などが主要産品になる遥か以前から奴隷は貿易の主要品だった。
奴隷は建設、戦闘、端女、職工、官僚などあらゆる職業に従事させられる。
また、奴隷に子供を産ませれば新たな奴隷を入手しなくても、自給できるメリットがある。
とても万能な道具。

33: Ryuju ◆RlujhF6VrA 2011/06/07(火) 23:14:21.66 0
>>28
反面、奴隷というのは維持するのにとてもコストがかかる。
例えば、宝石や貴金属類といった財産を守るために奴隷を二人買ったとしよう。
奴隷を食わせなければならないし、風邪を引かれたら困るから衣服だっている。
同様に丸太小屋レベルで良いから寝る場所も用意した方が良いだろう。
二人が裏切って財産を盗まないようにする、監視役も必要かも知れない。

・・・と、コストがかかりすぎるから奴隷制度は廃れていったと言える。
リンカーンが何故北部の資本家に支持されたかというと、彼らは不景気になったら工場で働く人のクビをすぐに切りたいけど奴隷として買ったらそう簡単に人減らしはできないからだろう。
一度減らしたら、また増やすのは難しい。

34: 世界@名無史さん 2011/06/14(火) 17:27:46.44 0
アメリカ北部では機械化が進んで奴隷が必要無くなったから奴隷制を廃止にしたんだろう

35: 世界@名無史さん 2011/06/14(火) 22:45:18.24 0
古代ギリシャのヘロンは蒸気機関を発明したが、当時のギリシャは奴隷という豊富な労働力があったので蒸気機関の需要が生まれず、ヘロン一代かぎりで研究が終わったのであった。

36: 世界@名無史さん 2011/06/14(火) 23:56:17.84 0
今でも安くメイドが雇える国では、なかなか洗濯機が普及しないとか。

37: 世界@名無史さん 2011/06/15(水) 00:17:22.68 0
>>1
仏教・アニミズムの地域も含めて気候が温いから。
ヨーロッパの白人は自然条件が厳しい所に住んでいた。
13世紀には天災・疫病が相次ぎ、19世紀までずっと飢えていた。
生きる為に出ざるを得ない所があった。暖かい東南アジアでは、欧州ほど生存危機には晒されなかったから、欧州の資本家のような貪欲さも生まれない。
つまり、欧州の贅沢と闘争・開拓精神は寒冷な気候の飢餓恐怖の裏返しではないか。
しかし、東南アジアも一旦欧州に収奪されて貧困に直面するとかつてほどは、のんびり出来ず豊かさを渇望するようになる。それでも寒い地域よりはのんびりしている。
気候的には途上国でオセアニアと並んで最も良い。
アフリカやシベリアみたいに厳しすぎても文明は発達はしないようだ。

38: 世界@名無史さん 2011/06/15(水) 00:26:58.46 0
>>37
明の時代、アメリカ大陸を植民地にしなかったのは本国の方が豊かでわざわざアメリカ大陸に行く理由が無いからだと言われてる

一方のヨーロッパは貧しいからどんどん外の世界に出て行って世界中に植民地を作るようになった

39: 世界@名無史さん 2011/06/15(水) 00:31:55.01 0
>>37
15世紀にヨーロッパ人が来るまでフィリピン、マレー半島、インドネシアなどは本当に人口が少なかったんだよ。
これら合わせても当時の日本の人口の半分もないんじゃないかな。

59: 世界@名無史さん 2011/06/16(木) 01:03:24.58 0
結論から言ってしまうと、ヨーロッパ文明の発展には多くの偉人の存在が影響したんです。
それとは対照的に東南アジアには文明を進歩させるべき偉人がいなかったからです。

60: 世界@名無史さん 2011/06/16(木) 01:07:42.46 0
>>59
これも見当違い。
なぜ15世紀頃まで人口過疎だったかを考えるべき。

63: 世界@名無史さん 2011/06/16(木) 01:58:22.27 0
>>60
江戸時代の日本は大河の治水による新田開発やサツマイモの普及で人口爆発が起こったが、自力で産業革命に到達できませんでした。
宋時代の中国も長江流域の作物を運河で北支に輸送するようになり、空前の人口爆発を起こしましたが
自力で産業革命に到達できませんでした。

また、どちらも世界最先端の科学・数学の知識、経済の高度化など産業革命の下地はありましたが蒸気機関の発明や利用という段階には到達しませんでした。
江戸時代の日本では和時計や和算など西欧文明とは別系統の高度な技術体系さえ創出しましたが蒸気機関や電気の利用など実用に供する発明は成されませんでした。
エレキテルは見世物、和時計は高価な玩具、和算は神社の奉納絵馬、精密な地図は一部の幕閣しか知らない物でした。

118: 世界@名無史さん 2011/06/22(水) 02:19:38.53 0
>>63
高度な蒸気機関の発明は空前絶後の大発明だったわけだ

64: 世界@名無史さん 2011/06/16(木) 07:04:19.21 0
インドシナ半島が中国のように統一されなかったのはなぜなのかな。
やっぱり地形のせい?

65: 世界@名無史さん 2011/06/16(木) 07:39:21.51 0
>>64
やっぱり地形と気候のせいだろうな
あの米軍でさえ、正面きっての戦闘ではほとんど負けていないのに、結局撤退に追い込まれたし、
ポルポトにしても、カレン族にしても、クンサーにしてもモン族にしても、かなり持ちこたえただろう
昔は人口が少なかったのだし、奥地のジャングルなり山に逃げ込んで焼畑をすれば、もう政権軍は手も足も出ない状態

67: 世界@名無史さん 2011/06/16(木) 08:28:31.90 0
ヨーロッパ諸国に植民地化される以前のインドシナ半島で、人口稠密な地域といえば、北ベトナムの紅河デルタ、ビルマの内陸中央部など、早くから定着水田耕作が行われていた地域だけだったからな

68: 世界@名無史さん 2011/06/16(木) 09:54:53.98 0
食い物が豊か過ぎて文明を発達させる動機が無い
しかも重要なのは病原菌が温帯に比べると遥かに多くて死亡率が極めて高いということ
つまりパワーバランスが食糧生産高>人口圧力という
均衡社会を成立させるのに丁度いい条件になっている
北海道のアイヌ、北米インディアンなんかは病原菌が気候に当てはまる

78: 世界@名無史さん 2011/06/16(木) 23:41:13.00 0
基本的なことだが、近代文明に到達できたのは中世という下地があった地域のみ。
中世とは封建制を背景にした社会構造のあったヨーロッパと日本にだけ存在する時代区分。
従って、それ以外の地域はいつまで経っても古代文明から脱却できず、ヨーロッパや日本の植民地になるしかなかった。
中国の清朝も単なる古代文明の延長でしかなかった。

79: 世界@名無史さん 2011/06/16(木) 23:45:10.96 0
>>78
イスラム圏って封建制ではなかったっけ?
モンゴル帝国以降、トルコイスラム王朝は、ムガル王朝まで含めて、封建制のような……
いまもって封建制のようなものだが。

98: 世界@名無史さん 2011/06/18(土) 11:27:05.27 0
>>1
良く言われるが、四大文明の中間地域は発展しない。
どちらの影響も受けてしまい、自力発展という道を選ばなくなるから。
その結果、四大文明が衰退すると、その地域も釣られて衰退する。
独自発展したヨーロッパと日本は四大文明の影響を受けず、むしろ発展した。

102: 世界@名無史さん 2011/06/18(土) 14:03:39.61 0
>>98
ギリシャなんて、エジプトとメソポタミアと両方から等距離にあった、いわば中間地。
紀元前三世紀にはエジプトもバビロニアもペルセポリスもギリシャに攻め落とされてしまう。
南の等距離ならば、シリア~アラビア半島。これまた、両方の文明の影響を受けたアラビア人が勃興して中央アジアからイベリアに至る大帝国を建設したりする。

インダスとメソポタミアは黎明期から交流が盛んで、相互の産品が早い時期の遺跡から出る。
ペルシャ湾岸諸地域は、インダスとメソポタミアの中間地域。
ペルシャが力をつけてくるのは、インダス壊滅後。エジプトは第四中間期から新王長期で衰退期。

支那とメソポタミアの中間地域は、中央アジア。度々大遊牧政権が出来て、両方を圧迫してきた。

105: 世界@名無史さん 2011/06/18(土) 21:46:43.80 0
>>102
ギリシアも衰退しました。
アラビアも衰退しました。
ペルシア湾岸も衰退しました。
中央アジアも衰退しました。

結局、影響を受けた地域は長期的に見ると没落の一途を辿るしかないみたい。

日本や西欧は古代の大文明から見たら遠すぎて辺境だった地域。
だからこそ独自に発展し、更に進むことができた。
日本の場合、儒教的考え方や科挙制度を積極的に採り入れなかったので、皮肉にも中央貴族の無能政治や官僚による腐敗から国民生活が常に守られ、臨機応変に国を変えることができた。
明治維新なんて儒教的に見れば暴挙でしかないけど、西欧人から見れば正当なるクーデターとしてむしろ褒め称えられる偉業なんだよね。

翻って、東南アジアが真の意味で独立という栄光を手にできたのも、第二次大戦中に中華文明やインド文明から切り離され、日本を手本にした指導者(ホーチミンやスカルノ)が現れたからだし。
インドだって英国式の思考にカスタマイズされた指導者(ガンジー)が出てきて皮肉にもイギリスから独立する事になったワケだし。

109: 世界@名無史さん 2011/06/19(日) 12:30:07.73 0
>>105
影響を与えた地域が衰退することに、影響を受けた地域が連動して衰退するには
あてはまっていないだろ。

101: 世界@名無史さん 2011/06/18(土) 13:45:17.88 0
ヨーロッパはエジプトとメソポタミアの影響を両方受けてたんじゃあ

137: 世界@名無史さん 2011/06/27(月) 12:57:51.94 0
東南アジアは文化的にはインドと中国の影響を受けてて日本に近いポジションじゃ

165: 世界@名無史さん 2011/07/01(金) 10:10:04.60 0
東南アジアは独自の文明とか偉大な発明はあるんですか?
気になるのでよければ教えてくれますか?

166: 世界@名無史さん 2011/07/01(金) 10:31:31.07 0
アンコールワットのクメール文明
シャム、ビルマにも古代文明があったはず

167: Ryuju ◆RlujhF6VrA 2011/07/01(金) 14:34:16.40 0
あとボロブドゥール作ったジャワ島の古代文明かな。
ヒンドゥー教の影響受けてはいるが、クメール文明だって仏教の影響受けてるし。

168: 世界@名無史さん 2011/07/01(金) 15:08:42.54 0
ポナペとか変なところに巨大遺跡がある。

169: 世界@名無史さん 2011/07/01(金) 15:12:43.48 0
インドにも中国にも無縁の独立した文明・・・といえばバン・チェン遺跡だな。
世界遺産にも登録されているタイ東北部の集落遺跡で、民族系統は不明。
彩文土器や青銅器が出土しているが、3600~1800年前のものとされている。
コメが主食で豚を家畜にしたようだ。塩田で塩を作り、塩交易で栄えたらしい。

171: 世界@名無史さん 2011/07/01(金) 17:59:19.99 0
>>169
無縁ではなかろう。
インダス・メソポタミアから文明が伝わって中国が文明化するんだから、その間に有る地域で、インダス・メソポタミアより遅い時期に文明化しているんだから、少なくとも一方の影響は受けてるだろうに。

170: 世界@名無史さん 2011/07/01(金) 15:49:53.17 0
というわけで、東南アジアは文明作るのが早すぎたんだね

富を蓄えるより今を楽しく暮らそう、と誰かが気付いてしまったんだな
どっちが幸せかわからんが

191: 世界@名無史さん 2011/07/09(土) 01:08:01.79 0
やっぱり仏教やイスラム教では先進国になれないんだろ。

「文化は宿命的なものである。西欧文化の素地がないところでは、西欧型民主主義は成り立たないし、儒教文化の素地がないところでは、開発独裁による経済成長はうまくいかない。」

BYシンガポール初代首相リー・クアンユー

194: 世界@名無史さん 2011/07/09(土) 02:33:13.19 0
>>191
その仏教やイスラム教というのが時代や地域によって全く違うからな。
「○○教だったから成功した」というのは後付けくさい。

197: 世界@名無史さん 2011/07/09(土) 09:18:59.47 O
仏教が伝来したり各国が建国されるのが遅くないか?
インドの近くなのに。
ヨーロッパが800年から900くらいにやっていたことを三百年くらい遅れて再現してたのかね。

203: 世界@名無史さん 2011/07/09(土) 22:54:44.17 0
まず西欧文明について調べてみると・・・
エジプト→フェニキア→ギリシア→ローマ
ここまで紀元前・・・
そして西ローマ以降文明は後退するものの、逆にゲルマン人を取り込みキリスト教を媒介として1000年くらいかけて北欧やリトアニアに到達。

東南アジアに比べ、開拓の余地が大きかったような気もする。

204: 世界@名無史さん 2011/07/09(土) 23:22:25.05 0
東南アジアは自然の猛威がひどすぎるな

206: 世界@名無史さん 2011/07/10(日) 08:32:21.33 0
>>204
熱帯の気候は平均寿命を縮めるし
虫害・病原菌が他の文明圏よりはるかに乳児死亡率を高くする
しかし、幸運にも成人まで生き残れば熱帯は飢餓とは一切無縁の楽園
なんせ東南アジアは適当に籾をばら撒くだけで年3回大量の米が獲れる
これが文明の発達を阻害する

209: 世界@名無史さん 2011/07/10(日) 10:52:14.59 O
「豊かだから発展しなかった」というのはよく聞くけど、根拠あるのかね?

324: 世界@名無史さん 2011/11/17(木) 22:54:26.61 0
>>209
というより気候が厳しいから中々発展しないのが正しい
東南アジアみたいな暖かい所はそこらへんに実がなってて腹が減ればそれを食えばいいし、適当に種匁を撒けば大量に作物が取れるという楽園的なイメージを抱いてる人が多いけど、それは全くの誤解でそういう場所は東南アジアのような熱帯では限られてる
そういう場所は河川沿いに限定されてる地域

河川沿いの地域では雨季に河川が氾濫して定期的に土壌表面の塩類を洗い流せるからメコンデルタ等の地域では稲作等の農業が確かに盛んだ

しかしそれ以外の地域では雨季に雨が降っても乾季に強い日差しにより水分が蒸発して土中の塩類が浮き出てくるから塩害により農業に向いていない
だから河川沿い以外の地域では焼畑農業をして定期的に移動しながら元の土地の地力の回復を待つ
しかしそういうやり方では農業生産量が上がらないから人口が増加しない
人口が増加しないから発展しないけど代わりに大規模な飢饉もない

227: 世界@名無史さん 2011/07/11(月) 17:10:33.98 0
でも東南アジアが農産物に関して豊かなのは事実だな。
日本では「食べ物を残しちゃいけない!」と徹底的に仕込まれるが、タイでは「食べ切れなきゃ、残して捨てて一向にかまわない。」

メナム川流域では洪水にあってもたくましく育って実る稲が栽培されている。
果物は実り放題。

これじゃあ、「冬の季節に備えて蓄えよう!」という気にもならないだろうし、暑さでボォッとしてしまうだろうし。
畑仕事は出来ても、精密機械を考え出すような頭は回らないだろう。

232: 更夜 2011/07/13(水) 03:00:07.59 0
食べ物もったいない皆無の感覚に近い話。

青年海外協力隊で技術指導にアフリカに行った人の話では現地の人は道具や機械を大事に扱う感覚が低いそうだ。
壊れてもあまり気にしないし、頑張って直そうともしない。
しかも先進国が援助の名の元に機械や道具をどんどん無償で提供してくれるので、有難味という感覚も乏しいそうだ。
文明なんてのは自分たちで「こうしたい」「ああしたい」という欲求有ってのものだと思う。
自分らで苦労して手にした糧や道具は大事にするからね。
そういう感覚の違いが何千年もの間で文明格差を生じさせたんじゃないだろうか?

引用元: ・なぜ東南アジアは欧州になれなかったのか