東神苑の池の周りには、
サツキの花が咲き始めていました。
皐月には、季節柄サツキの花がお似合いです。
杜若とは、雰囲気もテンションも全然違って、
近くの公園で、青空と、爽やかな風と、
燦々と注ぐ日光の下で、仲間とビール飲んで、
頭から足のつま先まで幸せを感じたい、
というような欲望がムクムクと湧いてきます。
本当は、詩仙堂で、庭のピンクに染まったサツキを
眺めつつ、「詩仙の間」でクラフトビールを飲むみながら
掲げられている漢詩を順番に漢文読みをしたい、と思う、
そんな素晴らしい季節なのです。
(もちろん飲食禁止なので不可能で、私の妄想です)
今まで、ノーチェックだった平安神宮のサツキですが、
この度早速見直しました。
平安神宮は、春の紅枝垂れ桜が、
あまりにも注目されていることもあって、
サツキには今一つピンと来ませんでした。
「初夏の平安神宮は、実はサツキが主役ですよ」と、
七代目小川治兵衛さんが仰っているような気がします。
泰平閣(たいへいかく)から見た尚美館(しょうびかん)。
水面を風が通り抜けて、至極快適な場所です。
長椅子に座って、しばらくこの景色を眺めていると
池の上に船を浮かべて楽しんだ平安時代の貴族に
なったような、とても優雅な気持ちになりました。
ずーっと座って、池と空とサツキと木々と建物で構成される
この人工的に作られた美しい自然の中に溶け込んでいたい。
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- 2022/05/30(月) 00:00:01|
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杜若が最盛期を迎えています。
池のそこかしこに、群生しているように
植えられていました。
杜若色は、凛としていて実に品が良いので、
とても好きな色です。
御休処の赤い日傘の上には、緑のもみじが良く似合います。
池の中には、中島に向かって臥龍橋(がりゅうきょう)と呼ばれる
飛び石が設けられています。
龍の背中に見立てているわけですが、情緒がありますねー。
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- 2022/05/29(日) 00:00:01|
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真夏を思わせるような太陽が、ギラギラと照る午前中に、
色々な種類の初夏の花々が咲く平安神宮の神苑へ
出掛けました。
季節的には、杜若が満開でサツキや睡蓮が咲き始め
といったところでしょうか。但し、気温の高い日が続き、
今年の夏は1~2週間程度開花が早い、とのこと。
杜若の群生で有名な大田神社では、既に見頃が終了
しているとのことでした。通常なら5月15日の葵祭巡行に
合わせるようにして満開になるのですが…
日向は熱いですが、皐月の風が吹いて
過ごしやすい、気持の良い日でした。
「応天門」です。
平安遷都1100年にあたる明治28年に、
第4回内国勧業博覧会のモニュメントとして
大極殿等と共に建立されました。
現在は国の重要文化財に指定されています。
朱色の建物が青い空に美しく映えていました。
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- 2022/05/28(土) 09:21:44|
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文子天満宮から歩いてすぐの場所に市比賣神社があります。
市比賣神社の創建は古くて、平安京遷都の翌年
795年までさかのぼります。
東西両市場の守護神として桓武天皇の勅命で
勧請されたとのことです。
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- 2022/05/23(月) 10:33:42|
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