fc2ブログ

末期癌の父親を亡くして…思うところを書いていく①

昨年6月に父を食道がんで亡くしてからもう半年以上が経ちますが未だに考え始めると眠れないことがあり少し自分の気持ちの整理と病院への不信感、許せなかったこと、後悔していることなど負の感情が多めではあるのですが多分心の中でずっと堂々巡りで考えているだけでは自分も前に進めないと思うので少しずつ書いていこうと思います。

まず経緯を整理したいと思います

前提として
父はコロナを恐れておりワクチンを3回接種するまでは子供たちとも会わないと2022年7月を最後にたった車で15分ほどの場所に住んでいるにもかかわらず会っていませんでした。
これが何よりの後悔です

2022年
3月末 父が3月初めから調子が悪くいよいよ食べ物が飲み込めなくなり病院に行ったら癌とのこと。
詳しい結果を聞くのに一緒に行くとすでに末期の食道がんで色々なところに転移しており手術もできる状況でないとわかる
主治医から抗がん剤治療をすぐにでも始めることとそのあと胃瘻をして栄養を入れながら自宅で過ごし毎月1週間入院して抗がん剤治療、3週間自宅を繰り返す。
と説明を受ける
ここで謎に思ったこと
リンパにまで転移してるのに胃ろうをする必要があるのか疑問→両親が入院の説明を受けている間に担当の看護師さんをつかまえて正直に余命と胃ろうをやる意味とは?と聞く
この時点で看護師さんは笑ってそんな余命なんて!胃ろうをして元気になったらそのあと一年とかもっと生きれたり抗がん剤治療が効けばもっと長く生きる例もあります
とあっけらかんな感じで流されました
父親もヤル気満々というか力はないのですが胃ろうをやりたいという意思を強く感じました
その後他の胃ろうの指導の担当の看護師さん数名から一度胃ろうを入れたら毎日のことで途中でやめることはできないこと訪問看護を利用したりして私と母、訪問看護の方でローテーションを組むなど大まかな流れを決めました。
車で15分と書きましたが私自身は運転ができないためバスを乗り継いで片道1時間実家に帰るには遠回りのルートを使う必要があり母親が慣れたら土日泊まり込みで平日は母親に任せたりしてできるのではないかとなりました
これが大誤算で母親はこの時点でかなり認知症が進んでおりニコニコと受け答えしていましたが全く理解してないことが後々判明しました
ずっと会っていなかったので把握しきれていませんでした
その後兄と妹に連絡
2人は胃ろうに反対でしたが私は父が横にいて胃ろうをヤル気満々なのに出来ないとは言えませんでした
意味がないならやる必要はないし父は延命治療はしなくていいと前から言っていたのですが先生もはっきり余命を言わないもので父は現実が見えていなかったのだと思います
その後主治医に父抜きで話をしたいと言って胃ろうはやはり延命治療なのではないかと疑問を投げかけました
先生が言うには何もしなければ余命1.2ヶ月
抗がん剤治療と胃ろうがうまくいっても一年とかたまにもっと生きる人もいると言う感じでしたがその治療法が今は1番で延命治療というよりは残された時間を寝たきりで胃ろうをするわけじゃなくて有意義に過ごすため
ご飯が胃ろうになるだけという解釈で話されました

結局4月1日に入院
色々と検査などあり4月の1週目から抗がん剤治療が始まりました

ここから辛い日々がはじまります

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ぷくまるR

Author:ぷくまるR
2015年、これまでの8匹のハムスターやモルモットが全員お星さまに・・・
2017年初めての妊娠。これからは子供のことも綴っていきたいと思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ぷくまる
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
  翻译: