6月22日

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天気 きりさめ 気温 8度

南風ですがシグレのように冷たい霧雨が降っています。
寒気の影響のようですが地域に寄っては4月並みの気温と言っていましたが2か月逆戻りした雰囲気です。

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このBlogはお客様だけでなく関係者も大勢見ているので、失敗も残しておかないとと思い書きます。
赤石山から野反湖の刈払いは旧六合村の丸仙造林さんが刈払いを請け負って頂けました。
山岳救助隊でも作業をし易いようにと役員で目印だけでも付けようと話が纏まりました。
私は当時、山岳救助隊の役員の末席に居りました。
7月の日にちは覚えていませんが着いたら旧六合村の尻焼温泉1泊で決まりました。
ところが私は前日に長野市内で飲み会の予定が入っていました。
長野で飲み会の場合は長野に泊まります。
タクシーや運転代行で帰ってこようものなら50キロ以上ありますで2万円以上掛かります。
したら「お前は翌日みんなの荷物を持って迎えに来い。」と話が決まりました。
当時の私どもの8人乗りのキャラバンで行きましたので7人以下の役員の参加だと思います。
飲み会の翌日、家に戻る途中で無線を入れたら赤石山の山頂より少し降りた場所にある仙人池との事でした。
その時の印象はずいぶんゆっくりと思っていました。
家に戻り車を乗り換えて参加者の荷物を持って白根山と草津の間にある駐車場に着いて無線を入れると「暑いのでスイカを買って置けだのアイスクリームを用意しろ」と好きな事を言っていました。
実は待ち合わせの場所は一般車立入禁止の林道の先になります。
旧六合村役場に行って林道の鍵を借りたりして時間が掛かりますので先に進みました。
もちろんスイカも買いませんしアイスクリームも買いませんでした。
気持ちは痛いほど分かりますがスイカやアイスクリームを冷やしておく事は出来ません。
着いたら喉を潤されるようにと缶ビールは人数分冷やして持って行きました。
ようやく待ち合わせの場所に着いて無線で呼びかけましたが応答はありませんでした。
しかも待ち合わせの場所はケータイ電話の電波は圏外の場所でした。
夕方になっても無線でも通じないので、ケータイ電話が通じる場所まで戻り当時の副隊長に連絡を取りました。
そうこうしているうちにケータイ電話のバッテリーが終わりました。
しかも当時はアナログのケータイ電話の時代でしたが、自分の車には充電と言うか車のバッテリーから直接電源を取って使えるようになっていましたが、キャラバンにはその装置を取り付けてありませんでした。
年配の方なら記憶にあるかも知れませんが車のトランクにオレンジトップのアンテナが付いたタイプです。
当時のワンボックスに長いオレンジトップのアンテナは付きません。
もちろんスペアーのバッテリーはありましたが、持って行くことすらしませんでした。
当時は車からスペアーのバッテリーさえ充電すると言う事は出来ませんでした。
深夜に先輩や観光協会長も駆けつけてくれました。
皆さん私のケータイ電話に連絡をくれたようですが繋がりません。
実は、食料も飲料も持って行きませんでした。
しかも私も軽装で行っていますので山を登る事も出来ませんでした。
翌朝、横手山頂さんにも無線中継をお願いしてあったのですが、反対側の魚野川に居てこれから高天ヶ原方面に登ると連絡が入り全員で戻りました。
群馬県県との県境は夏は太平洋から湿った南風が関東平野を渡り午後になると霧に覆われる事が多いです。
背丈を超える竹藪のなかで木に登っても視界が利かないので判らなかったようです。
そのため途中でコースが解らなくなり尾根の右側を降ればガラン沢に出ますので、ガラン沢に出れば私との待ち合わせ場所にたどり着くことが出来るので沢を降る事にしたようです。
ところがその尾根はすでに反対側の魚野川に張り出した尾根でした。
予想外の魚野川に出てしまい一晩ビバークをして翌日寺小屋と岩菅の間の庄九郎沢と思われる沢を登って生還しました。
山岳救助隊が遭難騒動を起こした原因は、私もですがすべて山を舐めていました。
私も本来であれば山に行くのですから登山靴や非常食そしてケータイ電話の予備バッテリーも持って行くべきでした。
そうすれば、オカシイと思った段階で登山道を登り無線が通じるところまで行けました。
それが半袖にスリッパ(車が運転できるようにかかとにヒモが付いたタイプ)しかも夕方には宿に着いて、すきっ腹にカラカラに乾いた喉に、再びしこたまビールを呑むつもりで食料も飲料も無し_| ̄|〇
本隊も本来のコースの半分の3.4キロなので楽勝と思い、ゆっくりな行動し迷ったら引き返す鉄則をしませんでした。
たとえ残り僅かでも引き返す事が重要です。

そのことを知る人も少なくなりました。
やはり後進に失敗を知ってもらうためにもと書きました。
何かあれば「山を舐めるんじゃない」と言っているのに舐めた失敗でした。懺悔




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