893

 当S研ブログではだいぶ以前に、「DAZNも録画できないことはない」ということをお伝えした。DAZNにはダウンロード機能がなく、一定期間が終わると試合の視聴ができなくなってしまうので、動画キャプチャーソフトの一つであるBandicamというのを使い、清水の試合のアーカイブを自力でせっせと作成しているということを申し上げた。

 今でもそれを続けてはいるのだが、最近一つ、気付いた点がある。ウインドウズPCは、Windows 10になってから著作権保護がやたらと厳しくなり、Windows 10上では、動画キャプチャーソフトを使っても、DAZNの動画を録画することはできないことが判明した。画面が真っ黒な状態の動画が残されてしまう。ちなみに、動画だけでなく、Windows 10ではDAZNのスクショすら撮ることができない。所長がメインで使っているPCはWindows 8なので、問題なくDAZNを動画キャプチャーできているが、Windows 10では駄目なので、皆様諸々お気を付けください。そう考えると、Windowsもバージョンが新しいほどユーザーにとって便利ということでは決してなく、逆にWindows 8機がお宝PCに化けたりするかもしれないな。

 実を言うと、清水の試合の動画をアーカイブしても、普段はそれほど観る機会がない。新しい試合が次から次へとやって来て、それを追うのに精一杯になるからである。しかし、今年に限っては、五輪による長いリーグ戦の中断があるので、その中断期間を利用して、「プレイバック」シリーズと銘打って、今年の試合を第1節からもう一度観返すことにした。

 そんなわけで、開幕戦のアウェー鹿島戦である。個人的に、この試合は、居ても立っても居られなくなり、初めてアウェー鹿島の地に単身乗り込んで、望外の勝利を挙げたので、今季の試合の中でも、最も鮮烈な記憶に残っている。

 改めて試合動画を観返すと、清水はかなり幸運だったことは否めない。何しろ、鹿島のシュートが権田の守るゴールの枠に当たった場面が、3度もあった(そのうち1回はそのこぼれ球から失点してしまったわけだが)。FW上田が前半に着地の際に足を痛め、その後のプレーで精彩を欠いたのも大きかった。対する清水は、数少ない攻撃機会を効率良く得点に繋げ、鹿島側にしてみればまさにエアポケットに入り込んだような形で終盤にあれよあれよという間に3失点を重ねたのだった。開幕当初の鹿島はまだチームの完成度が低かったという見方もできるし、逆に開幕節で清水にショッキングな形で負けたことによって、ザーゴのチームはそのまま悪い流れに陥り、監督交代にまで至ったという見方もできる。

 この試合のサンタナのゴール、良いゴールだった。ボックス内に侵入し、ボールを上手く収め、相手のタイミングを外してコースを狙うような打ち方だった。その後のサンタナは、ゴール前に迫っても、足を思いっ切り振ろうとするあまり時間がかかって、相手DFやGKにブロックされてしまうシーンが目立つようになるけれど、この開幕弾のように、落ち着いてコースを狙うようなシュートを心掛けてほしいものである。

 開幕戦では、金子はベンチ入りして、途中出場も果たしてたんだなあ。後藤も毎試合使われていたし、彼らにもチャンスは充分与えられていたということだ。わずか半年前のことなのに、思わず遠い目になってしまう。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村