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和名:ヒレナガハギ 学名:Zebrasoma veliferum (Bloch, 1795) 英名:Sailfin tang 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-07-01 撮影場所:西表(天竺) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ マンガに出てくるような、コミカルな顔立ちで、ニザダイ科という仲間の幼魚です。 幼魚の間は、水深の浅い、サンゴの発達したあまり波が打ち寄せないような環境に棲んでいます。 ヒレナガハギという名前の通り、ヒレが縦に長く、もう少し成長すると、さらに長くなります。 撮影日時:2000-09-25 撮影場所:柏島(後浜2.5) 撮影器…
和名:ヒメダテハゼ 学名:Amblyeleotris steinitzi (Klausewitz, 1974) 英名:Steinitz' prawn-goby 分布:伊豆諸島~インド・太平洋 撮影日時:2024-07-0 撮影場所:西表(奥ヒナイ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ18-200ズーム(フルサイズ235mm相当) このときは、まだ見たことのないゼータサルハゼというハゼを探して、水深20mくらいの砂泥地を泳ぎ回ったのですが、残念ながら見つからず。 しばらく探した後、水深10mまで上がって、テングギンポハゼというハゼを探したのですが、こちらも見つからず。 た…
No.099 アオギハゼ (Trimma caudomaculatum)
和名:アオギハゼ 学名:Trimma caudomaculatum Yoshino et Araga, 1975 英名:Blotch-tailed pygmygoby 分布:伊豆諸島~インド・西太平洋 撮影日時:2024-07-03 撮影場所:西表(外離れ南) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン (フルサイズ134mm相当) オーバーハングになった暗がりに、数匹から十数匹が、頭をこちらに向け、腹を上に向けた状態で、群がっています。 上を仰いでいるようにしているから、「仰ぎハゼ」です。 常に暗がりの出口に頭を向けており、近づくとそのまま下がって行…
深い海底で動けなくなった妹を必死で助ける姉、ダイビングの恐怖を描いたサバイバル作品。 アマゾンプライムビデオで鑑賞です。 2020年制作・82分・スウェーデン、ノルウェー、ベルギー合作 配給 ギャガ 監督 ヨアキム・ヘデーン 脚本 ヨアキム・へデーン 原題 Breaking Surface ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%) あらすじ 休暇でノルウェーの家に戻るイダは妹/トゥーヴァと一緒に山間部の海にダイビングへ。 途中で岩が崩れ、妹が動けなくなってしまう。酸素ボンベの残りも少なく、慌てて助けを呼びに行くイダ。 もっと知りたい方 ↓ ↓ 90%のネタバレ感想 arasuji.hatebl…
No.098 ハタタテサンカクハゼ (Fusigobius inframaculatus)
和名:ハタタテサンカクハゼ 学名:Fusigobius inframaculatus (Randall, 1994) 英名:Innerspotted sandgoby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-07-02 撮影場所:西表(モンスターハウス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ156mm相当) 西表西部の、水底に亀がよくいるという根があるポイントで撮影した、ハタタテサンカクハゼです。 サンゴのがれ場や砂地の、大きな岩や根の陰に潜んでいることが多く、あまりそこから出歩きません。 また、単独でいることが多…
No.097 サキンハゼ (Hazeus ammophilus) -「せんせい」に乗ってきた-
和名:サキンハゼ 学名:Hazeus ammophilus Allen et Erdmann, 2021 英名:不明 分布:奄美~沖縄 撮影日時:24-06-30 撮影場所:西表(比内ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ156mm相当) 去年、西表に来たときにも教えてもらった、サキンハゼです。 卵をマングローブなどの葉の上に産みつけ、それを保護するという、珍しい生態を持っています(上のリンクから卵のアップが見られます)。 2021年に新種記載されて学名がつき、2022年に和名がつきました。 ただ本種は、かつては、…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 プーケットへ行くなら海は外せないということでピピ島へシュノーケルツアーに参加されたり、ラチャノイ島ラチャヤイ島へはダイビングとシュノーケリングでご案内してきました。初めてプーケットスタイルで海へお出かけでした。それでは1日の様子をどうぞ。
和名:??正体不明?? 学名:????? 英名:????? 分布:????? 撮影日時:2024-06-29 撮影場所:西表(鳩間北西) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ18-200ズーム(フルサイズ235mm相当) これまでは、正体のわかっているものを投稿してきましたが、これは、さっぱり謎です。 西表の鳩間北西でアオベニハゼを撮影し終え、他のダイバーさんたちのところへ戻る途中で、ふらふらと水底近くを漂っているのを、発見しました。 撮っている間は、カミソリウオの仲間みたいに思えたのですが、こうして見ると、どうも魚らしくはありません。 ただ、左側にカビの胞子みたいなものも…
【ログ】西表 24/6/28-7/5 -オイランハゼの喧嘩-
和名:オイランハゼ 学名:Cryptocentrus melanopus (Bleeker, 1860) 英名:不明 分布:奄美諸島~インド・太平洋 撮影日時:2024-06-29 撮影場所:西表(船浦ゴビーズ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ18-200ズーム(フルサイズ100mm相当) 去年に引き続き、オイランハゼの求愛を狙って、船浦の浅い泥地に潜りました。 またも、求愛は空振りだったのですが、今回は、喧嘩を見ることができました。 隣り合った巣穴のオス同士が、ヒレを目一杯広げて、体の大きさを見せ合いっこしていました。 ashibina-ra.com 興味深かったの…
No.096 アオベニハゼ (Trimma maiandros)
和名:アオベニハゼ 学名:Trimma maiandros Hoese, Winterbottom et Reader, 2011 英名:Zigzag pygmygoby 分布:八丈島~インド・太平洋 撮影日時:2024-06-29 撮影場所:西表(鳩間北西) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ18-200ズーム西表(光の宮殿) (フルサイズ235mm相当) 2011年と、かなり最近になって、学名がついたハゼです。 『旧版 日本のハゼ』では、「ベニハゼ属の1種-2」とされていましたが、2013年に和名がついたらしく、アオベニハゼとなりました。 小さなベニハゼ属の中でも、…
【ログ】西表 24/6/28-7/5 -マンジュウイシモチ幼-
沖縄県の、西表に行って来ました。 宿は、きよみ荘という上原港の近くの民宿で、食事が美味しいのでダイバーの間でも有名です。 部屋は和室もありますが、今回泊まったのは、2食バストイレ付のベッドルームでした。 ダイビングは6日間で、1日2ダイブ。 前半3日間は、去年もお世話になった、西表東側の遊びなーらさん。 ashibina-ra.com 後半3日間は、西表島の西側にショップを構えている、トネリコさんにお世話になりました。 ids-toneriko.com どちらも、マクロが得意なオーナーが自らガイドをしてくれる、少人数制のお店です。 西側と東側では、生物相が違っているらしいので、楽しみでした。 …
石垣島・観音崎Hサンシャイン沖ダイビング・シュノーケル船AUKAI転覆事故、業務上過失往来危険罪で書類送検
石垣島・観音崎Hサンシャイン沖ダイビング・シュノーケル船AUKAI転覆事故、業務上過失往来危険罪で書類送検宮古海保に負けじと、石垣海保、なかなか仕事が早く、今年3月19日に石垣島・観音崎Hサンシャイン沖で外国人客を乗せたダイビング・シュノーケル船AUKAI号の転覆事故で、41歳の船長が業務上過失往来危険罪で書類送検されたとの報道がありました。海況微妙なところ、和船で9人は、ちょっと乗せすぎだったか?...
ダイビング・マレア宮古島店の船転覆事故;海保書類送検内容と海難審判認定に食い違い発生か?
ダイビング・マレア宮古島店の船転覆事故;海保書類送検内容と海難審判認定に食い違い発生か?昨年8月、夏休みに宮古島で発生した、本格的沈船ダイブ、マレア宮古島店の船、クリスタルM号の転覆事故については、宮古海保保安部が業務上過失往来危険罪で那覇地検に書類送検という報道があったところ(業務上過失致傷はスルー?)。この件、さすがに20人が海で漂流ということで、海難審判回し。ちなみに最終的な判断は分かりませ...
240619 マレア宮古島店のダイビング船、クリスタルM転覆・沈没事故で、41歳船長、業務上過失往来危険罪で書類送検
240619 マレア宮古島店のダイビング船、クリスタルM転覆・沈没事故で、41歳船長、業務上過失往来危険罪で書類送検ということで、昨年8月の事故から10か月、23年8月16日に発生したマレア宮古島店の船、クリスタルM転覆・沈没事故で、41歳船長、業務上過失往来危険罪(刑法129条2項)で宮古海保が那覇地検に書類送検です。さすがに死人・けが人はいなかったものの、20人乗りの船の転覆事故ですから、当然の結果です。今後、...
昨日の記事に書いていたように、昨日とは打って変わっていい天気の元、シルバーの仕事をしてきました。昨日は、ぬれねずみになりながら、惨めな気分で、下が、今日は良…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 去年の6月に続き今年も夏休みの休暇を使ってこの時期のプーケットに遊びに来てくださったお客様。この時期のプーケットは航空券やホテルの料金も乾季より安くなるので、大雨にさえ当たらなかったら超ラッキー。ダイビングはピピ島へご案内してきました。
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 体験ダイビングに初挑戦したお客様がダイバーになるためのライセンス講習のため、またプーケットへ遊びに来てくださいました。イーラーニングにて学科講習をしていただき、最後のエグザムも合格してPADIオープンウォーターダイバーになりました。
和名:シマヒメヤマノカミ 学名:Dendrochirus brachypterus (Cuvier, 1829) 英名:Dwarf lionfish 分布:伊豆半島~インド・太平洋 撮影日時:2024/06/12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ196mm相当) 小型のミノカサゴの仲間ですが、ミノカサゴのように浮遊していることはあまりなく、岩などの物陰に隠れるようにして暮らしています。 ミノカサゴ属との違いは、胸びれの鰭膜が切れ込まず、鰭条の先端近くまで繋がっているところだそうです(山と渓谷社『…
和名:カマスベラ 学名:Cheilio inermis (Forsskal, 1775) 英名:Cigar wrasse 分布:南日本~インド・太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ200mm相当) ガイドの鬼頭さんに教えられて、急いで撮った4枚のうち、何とかピントが合った唯一の写真です。 どちらかと言えば南方系の魚で、図鑑などにはサンゴ礁域にいるとあり、これはまだ成長しきっていないステージです。 カマスベラの和名の由来は、恐らくカマスに似た細長い体形から来てい…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 タイ料理を食べ歩くというツアーにご参加のお客様。朝昼晩とローカルのタイ料理やプーケットならではの南タイ料理ばかりを食べているそう。そのツアーの自由時間にプーケットでダイビングがしたいということでラチャヤイ島2ダイブにご参加いただきました。
和名:オニカサゴ 学名:Scorpaenopsis cirrosa (Thunberg, 1793) 英名:Weedy stingfish 分布:千葉~鹿児島 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ51mm相当) 岩礁域にいる普通種で、岩場で保護色になって貼りついています。 上の写真は、かなり画像処理してあり、海中ではライトを当てるか浅場で出会うかしない限り、なかなか存在がわからないため、手をつく寸前に気がつくことも、しばしばです。 カサゴの仲間らしく、背びれには毒があ…
和名:コロダイ 学名:Diagramma pictum (Thunberg, 1792) 英名:Painted sweetlips 分布:伊豆~インド・西太平洋 撮影日時:2024/06/12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ51mm相当) エントリーしてすぐ、棚上を泳いでいるときに、コロダイに出会いました。 前回にも見かけていましたが、こんなに近づいたのは、初めてです。 最初は岩陰に潜んでいましたが、 カメラを向けるとこちらを向き、 一番上の写真のようにこちらの目の前で反転して、 ゆっくりと泳…
和名:キタマクラ 学名:Canthigaster rivulata (Temminck et Schlegel, 1847) 英名:Brown-lined puffer 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ200mm相当) ビーチの棚上に、キタマクラがいました。 驚いたのは、何もしないのに、大きく膨らんでいたことです。 これまで、フグが膨らむのを見たのは、人に捕まって悪戯されたときと、エソに捕まって食われようとしているところくらいです。 …
和名:クツワハゼ 学名:Istigobius campbelli (Jordan et Snyder, 1901) 英名:Pugnose goby 分布:千葉~沖縄、香港(稀にインドネシア) 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ104mm相当) ベラギンポの砂地から帰る途中、水深5mくらいを泳いでいたら、1mほど下の海底で、クツワハゼが、縄張り争いをしているのを見かけました。 2匹が体を平行にし、下の写真のように、相手の回りを互いにぐるぐると回りながら、ひれをすべて広…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 1日3ダイブというご希望で、1日目ラチャノイ島・ラチャヤイ島。2日目ピピ島、3日目はマリンパーク方面へとアレンジさせていただきました。海況や天候を見て変更も視野に入れていましたが、ポイントも変更になることなく予定通り潜ることができました。
和名:ベラギンポ 学名:Trichonotus setiger Bloch and Schneider, 1801 英名:Spotted sand-diver 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ200mm相当) どちらかと言えば、南方系の魚ですが、伊豆でもよく見られます。 川奈ビーチの棚上、水深7mくらいの砂地の上で、乱舞していましたが、ジェスターさんと私たちが着いてしばらくすると、上のように着底してしまいました。 ちなみに、乱舞してい…
和名:オトメハゼ 学名:Valenciennea puellaris (Tomiyama, 1956) 英名:Maiden goby , Orange-spotted sleeper-goby 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ112mm相当) ビーチの棚の上の、水深7mほどの場所で撮影した、オトメハゼです。 たいてい、ペアになって砂底を泳いでは、このように砂をいっぱいに咥えて、中に入る小さな生き物を食べています。 どちらかと言うと、南…
和名:オニハゼ 学名:Tomiyamichthys oni (Tomiyama, 1936) 英名:Monster shrimpgoby 分布:千葉~西部太平洋 撮影日時:2024-06-12[1] 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ220mm相当) ジェスターの鬼頭さんにガイドして貰って、久々にオニハゼに会うことができました。 川奈のビーチには、さまざまな共生ハゼが棲んでいますが、一年中見られるのは、多い順に、クサハゼ、ダテハゼ、カスリハゼ、イトヒキハゼ、そしてこのオニハゼの5種くらいです。 中で…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 半年に一度遊びに来ているタイ・プーケットで初めてダイビングをやってみようと思ったというお客様。3日間のオープンウォーターダイバーになるライセンス講習にお申し込みいただき、学科、プール、海洋講習を経て立派なダイバーになりました。
和名:ホシテンス 学名:Iniistius pavo (Valenciennes, 1840) 英名:Peacock wrasse 分布:南日本~インド・太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ140mm相当) ジェスター鬼頭さんのガイドで、川奈で潜ってきました。 棚の上の水深一桁の、ちょっと(かなり)泳ぐ砂地ポイントに、ホシテンスの幼魚がひらひらと舞っていました。 木の葉に擬態していると言われていますが、本当につかみどころがないというか、ピントが合ったと思ったと…
和名:オキナワベニハゼ 学名:Trimma okinawae (Aoyagi, 1949) 英名:Orange-red pygmygoby 分布:相模湾~インド・西太平洋 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ18-200ズーム + クローズアップレンズ (フルサイズ320mm相当) オキナワベニハゼという和名の通り、沖縄に多いハゼです。 本州や、フィリピンなどの南洋にもいることはいますが、さほど数は多くありません。 川奈で見たのは、今回が初めてでしたが、昔から、伊豆のあちこちで見られているようで、季節来遊魚ではないよ…
和名:シュンカンハゼ 学名:Callogobius shunkan Takagi,1957 英名:なし(東アジアからしか発見されていないため) 分布:日本、香港、韓国 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ18-200ズーム(フルサイズ120mm相当) 光の入らない、岩と海底の隙間に棲んでおり、黒っぽい体と相まって、発見するのが難しいハゼです。 見つけたからといって、カメラを急いで向けたり、ライトで照らすと、すぐに岩陰に逃げ込んでしまいます。 この個体も、ガイドのジェスター鬼頭さんに見つけてもらいましたが、ライトを明る…
和名:コケギンポ 学名:Neoclinus bryope (Jordan et snyder, 1902) 英名:不明 分布:本州、伊豆諸島 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ18-200ズーム (フルサイズ320mm相当) 棚上の岩の穴に棲む、コケギンポです。 稀に、穴から全身を出してくれることもありますが、大抵はこうして穴の中に顔以外を引っ込めています。 そのせいもあって、コケギンポ科のどの種かを、見分けるのに苦労します。 実際のところ、上の写真は、もしかするとアライソコケギンポという種かもしれません。 両種…
和名:アカイソハゼ 学名:Eviota masudai Matsuura et Senou, 2006 英名:Masuda's dwarfgoby 分布:千葉~沖縄 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム (フルサイズ320mm相当) ダイバーの間では、かなり昔から、イソハゼとよく似ているが体が赤いものがいるということが知られており、通称アカイソハゼと呼ばれていました。 2003年に、通称通りの和名がつきましたが、そのときはまだ正式な学名がなく、sp.(○○の1種)とされていました。 その後、200…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 すでにライセンスをお持ちのファンダイビングの方が体験ダイビングをするご家族を連れてプーケットに遊びにきてくれました。シュノーケルだった予定が家族みんなでプーケットの海へダイビング!みんなでラチャノイ島とラチャヤイ島に行ってきました
和名:セホシサンカクハゼ 学名:Fusigobius duospilus Hoese et Reader, 1985 英名:Barenape goby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024/06/06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム (フルサイズ320mm相当) 砂地から、岩場に少し上がったところで、セホシサンカクハゼを教えてもらいました。 伊豆にもいるようですが、どちらかと言えば、南方のサンゴ礁の白い砂地で見かけることの多いハゼです。 背びれに、1本の垂線と、その後ろに黒斑があるのが特徴です。 また、サンカクハ…
和名:イチモンジハゼ 学名:Trimma grammistes (Tomiyama, 1936) 英名:Black-striped pygmygoby 分布:千葉~台湾 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム (フルサイズ235mm相当) ビーチの壁際に、ガイドの鬼頭さんがアカイソハゼを見つけてくれたのですが、それを撮影している時に見つけました。 本種が所属するベニハゼ属(Trimma)は、派手な色模様をして、南のサンゴ礁に棲むことが多いのですが、本種はもっぱら日本近海に棲み、模様も何となく地味な感…
和名:ダルマオコゼ 学名:Erosa erosa (Cuvier, 1829) 英名:Pitted stonefish 分布:伊豆~インド・西部太平洋 撮影日時:2024/06/06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ100mm相当) 頭が丸くてやたら大きく、ダルマ(達磨)オコゼ(虎魚)という和名にぴったりの、大変ユーモラスな体つきをしています。 ちなみに、上の写真は左斜め前から見たところ。 図鑑では、海底の石や人口物に寄り添っているとありますが、川奈ではもっぱら、砂地の真ん中の、何もないと…
和名:ヒレナガカサゴ 学名:Neosebastes entaxis Jordan et Starks, 1904 英名:Orange-banded scorpionfish 分布:静岡~沖縄 ジェスターの鬼頭さんに、ヒレナガカサゴの幼魚を教えてもらいました。 jester.jp 普段は深場にいるため、ダイビングでは、滅多に見ることができない稀種です。 背びれが長いことから、この名前がついたと思われます。 体長は、ほんの3cmほど。 真っ黒のため、ライトで照らされないと、存在に気がつきません。 というか、教えてもらっても、最初はわかりませんでした。 下の写真は、正面顔。 ------------…
和名:ヒレナガネジリンボウ 学名:Stonogobiops nematodes Hoese et Randall, 1982 英名:Filament-finned prawn-goby 分布:千葉~インド・西太平洋 川奈に行って来ました。 ガイドは、ジェスターの鬼頭さんです。 jester.jp 先週は、台風が来るので到底潜れないだろうと諦めていたら、意外にも問題なく潜れたそうで、駄目元で聞いてみればよかったと後悔しきりです。 ヒレナガネジリンボウが出たというので、撮りに行ったのですが、危うく真上を通りそうになって鬼頭さんに止められました。 にじり寄ろうとする前に、ストロボ2,3発ですぐ引っ込…
No.093 スミレハナハゼ (Ptereleotris uroditaenia)
和名:スミレハナハゼ 学名:Ptereleotris uroditaenia Randall et Hoese, 1985 英名:Flagtail dartfish 分布:南西諸島~西太平洋 撮影日時:2024-04-20 撮影場所:セブ(アンクルズプレイス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkIIシグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ160mm相当) かつては、英名の通り、フラッグテール・ダートフィッシュとかフラッグテール・ダートゴビーとか呼ばれており、比較的最近(2015)、和名がついた魚です。 和名の由来は、尾鰭の黄色と両脇の黒の模様を、三色スミレに見立てたも…
和名:アカハタ 学名:Epinephelus fasciatus (Forsskal, 1775) 英名:Blacktip grouper 分布:伊豆~インド・西太平洋 撮影日時:2024/5/23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ68mm相当) 久しぶりに川奈に潜って、一番驚いたのが、このアカハタです。 何しろ、過去の川奈では一度も見たことがなく、南方の魚だと思い込んでいましたので。 でも、20年くらい前に大瀬崎などから記録があるので、それなりにいたのかもしれません。 ----------…
【毒ハゼ注意】(【ログ】セブ[5] 24/4/16-4/23 -ツムギハゼ- )
和名:ツムギハゼ 学名:Yongeichthys nebulosus (Forsskål, 1775) 英名:Shadow goby 分布:静岡以南~インド・太平洋 撮影日時:2024-04-22 撮影場所:セブ(RSN-S) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ91mm相当) 「毒のあるハゼ」として、知る人ぞ知る存在です。 皮膚や筋肉に、フグと同じ、テトロドトキシン(TTX)があるのだとか。 www.msr-nihon-university.org ハゼなんて小さい魚は、スーパーに置いてないから食べないと思うかもしれま…
和名:ウミテング 学名:Eurypegasus draconis (Linnaeus, 1766) 英名:Short dragonfish 分布:日本~西太平洋 撮影日時:2024-05-23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ56mm相当) 日本から、太平洋のサンゴ礁までの広い地域に分布しており、砂地の上を、ゆっくりと這うようにして、移動しています。 ペアでいることも多いですが、このときは単独でした。 セブでは、下の写真のように、草地の上を這っていたせいか、綺麗な緑色をしていました。 you…
240529 インドネシア・バリ島アメッド、ディープダイビングでアビコナオキ naoki abiko さん(73歳)死亡
240529 インドネシア・バリ島アメッド、ディープダイビングでアビコナオキ naoki abiko さん(73歳)死亡ということで、各種報道(現地含む)によると、アメッドでの半ビーチダイビングでガイド1、客3の体制でファンダイビングしていたアビコナオキ naoki abiko さん(73歳)、20メートルオーバーのところで、器材トラブル発生、浮上中に意識喪失、そのまま死亡ということのようです。アビコナオキ naoki abiko さん、PADIでい...
240526 クラウチミワさん(東京都50歳女性)、体験ダイビング中死亡@青の洞窟。
240526 クラウチミワさん(東京都50歳女性)、体験ダイビング中死亡@青の洞窟。ということで、青の洞窟で死亡事故です。サイパンのグロットと同じで、ボートダイビングでない場合、陸からのエントリーは階段の歩行距離が長く、結構負担がかかる上、一応、ケーブダイビングチックなので、本来は体験ダイビングには不適。よく、アクティビティ・現地の遊び体験関係のネット予約サイトを見ると、「青い洞窟専門店」などということを...
和名:アカオビハナダイ 学名:Pseudanthias rubrizonatus (Randall, 1983) 英名:Red-belted anthias 分布:日本~インド・西太平洋 撮影日時:2024-05-23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ108mm相当) 分布は上の通り、日本~インド・西太平洋となっていますが、生命の星・地球博物館のデータベースに掲載されているのは、なぜか殆どが日本のものです。 初めて見たのは、大瀬崎の先端だったと思いますが、川奈で見たのは、今回が初めてです。 …
和名:マツカサウオ 学名:Monocentris japonica (Houttuyn, 1782) 英名:Pineconefish 分布:日本~インド西太平洋 撮影日時:2024-05-23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ160mm相当) 川奈で初見かと思いきや、過去に3回も写真に撮っていました。 岩陰の凹んだところや、海中の魚礁の下など、上が開けていない暗がりにいます。 下顎が光る魚として有名ですが、あまり強い光ではないそうで、光っているところを水中で目撃したことはなく、水族館で見たこ…
No.092 ケショウハゼ (Oplopomus oplopomus)
和名:ケショウハゼ 学名:Oplopomus oplopomus (Valenciennes, 1837) 英名:Spinecheek goby 分布:南西諸島~インドネシア 撮影日時:2024-04-22 撮影場所:セブ(RSN-S) 撮影器材:Canon EOS7D MarkIIシグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ91mm相当) この種ともう1種しか所属しない、ケショウハゼ属という属のハゼです。 普段は、巣穴近くの泥地に着底しており、時折わずかに浮き上がっては、海底を滑るように移動します。 着底時と移動中は、第1背びれを閉じており、停止する瞬間にのみ、開きます。 その…
川奈で、最も数が多いと思われるハゼが、このクサハゼです。 理由の一つは、泥地でもサンゴ礁の綺麗な砂地でも棲める、その柔軟性にあるように思われます。 今回は見ることができませんでしたが、人がいない時には、すべてのひれを広げて、美しい姿のホバリングを見せてくれます。 kasurihaze.hatenablog.com ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、水中写真分野で、過去最高の3位に上がってきました。引き続き、クリックして、…