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SS230616 別れ・・・😢「お母さん、じゃぁ行ってくるね」「久しぶりに家に帰ってきたのに。あちら様へよろしくね」「うん、行ってきます」私は花束を持ち、犬のチロと一緒に家を出た。小型犬の白いミックスのチロは嬉しそうにリードにつながれた。子供が大きくなって、家を出て老人の増えた町。まだまだ元気な人が多いからこれからのことを考えて若い人口を増やそうと奮闘している、そんな町。そんなことをつらつらと考えている...
pic230526 とある昭和な風景・・・🌇□:〇・・・可愛くなったんだな〇:なんであたしが可愛くなったか知ってる?□:そんなこと、俺に言わせるなよ。〇:バカ・・・💖□:〇、後ろを見てみろ〇:綺麗な夕陽ね□:あの夕陽がオレに力を与えてくれた。〇:力?何?□:お前に告白する力だよ。〇:そうだったのね・・・バカね💖了善き事がありますように。お読みいただきありがとうございました。サイドバーにある、お好きなアイコンをぽち...
SS230519 ブラック珈琲は自販機で・・・☕「くそっ」僕は非常階段の壁に拳を打ち付けた。「痛い・・・」「バカねぇ、当たり前じゃないの」後ろを振り向くと、僕よりちょっと年上の事務員さんがいた。「飲む?自販機の珈琲だけど」僕はその珈琲を受け取って一口飲んだ。「苦い」「そりゃそうよ。ブラックだものあ、もしかしてミルクか砂糖もしくは両方入れるタイプ?」「いえ、普段からブラックです。でも今は心がブラックな物です...