オリックスは功労者を手厚くプロテクトか　編成担当者が見た「ソフトバンクとの違い」と「チームへの影響」

球団がプロテクトで守れる選手の人数は28人までと限りがある。一方、今オフは西川のオリックス移籍に伴い、人的補償で高卒1年目を終えたばかりの日高が広島に籍を移す。2件の人的補償で、ある編成担当者が着目したのはベテランの扱いだ。複数の球界関係者の話によると「オリックスは低迷期からチームを支えてきた功労者の面々をきっちりとプロテクトしていたようだ」と声を潜める。

28人枠では平野佳寿投手（39）や比嘉幹貴投手（41）、安達了一内野手（35）、T―岡田外野手（35）らが含まれていたとみられる。その一方、無限にプロテクトできるわけではないため、結果的に広島へ移籍することになった日高ら複数の有望選手をリストから外さざるを得なかったという。日高はまだ一軍での実績こそないものの、将来性を高く評価していたオリックスサイドにとっては大きな痛手だ。

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