【その18】
夕日

66: 名無しさん 03/04/02 01:30
海の怖さって、そこが本来人間の活動するテリトリーじゃないから、っていうのがあると思う。 

親父が趣味で釣り船(船外機タイプ)をもってて、消防の頃によく船釣りに行ったんだけど、ある時イルカ2頭現れて、船の隣にならんでしばらく泳いでたことがある。 

この話をすると(特に女の子)、大抵「カワイイ!」とか「触ってみた?」とか言われるんだけど、もう全然そんな余裕なかった。

海に穴があいたみたいな不気味な真っ黒いカタマリで、見てると引きずり込まれそうになる。怖くなって操舵室に隠れてガクガクブルブルしてた。 

水族館のような、人間に絶対有利な場所から眺めるのとはまったく違う生き物だったよ。海ではそこの生き物が絶対の強者で、人間なんて落っこっちまったらもう手も足も出ない。

鯨とランデブーなんてよくテレビでやるけど、とんでもない肝っ玉だなあと思うよ。

67: 名無しさん 03/04/02 08:45
>>66
確かにそうだね、「海に穴があいたみたいな不気味な真っ黒いカタマリ」って的を得た良い表現だと思うな。 

海で不思議な事を体験する度に、正直怖いと言う気持ちになってくる。その海に棲んでいる生き物に、同類の恐怖を感じても間違いではないよ。 

小学生の頃、地球以外の星には生き物はいないと教えられ、その説明も生き物が住める環境ではないと言われ続けた。

少し大人になると、なるほど…と思えるようになったけど、消防の俺には、「人間には棲めない水の中に生物がいるのに、なんで火の中に住む生物はいないのだろう? いても不思議ないよな…」なんて思っては、宇宙人の存在を信じてた。 

前出の、女房の言葉を借りれば「海には魔物が棲んでいる」となるんだけど。

82: 名無しさん 03/04/09 00:28
>>66.67 
昔のヨーロッパの海図にはイルカやクジラが怪獣みたいに描かれているけど、なんとなく分かる気がするね。お二方も海に出る時はくれぐれも気をつけて下さい。 

69: 名無しさん 03/04/05 01:33
うん、確かにイルカはかわいいけど、ヤパリ住んでる世界が違うんだな、陸と海じゃ。
 
長い航海に出てて久しぶりに陸に上がると、地面がしっかりしてる有り難さが身に染みるっていうし。

74: 名無しさん 03/04/07 02:03
去年の夏。友人達と三人で酒を飲みながら夜を過ごしていました。

気が付くと時計は4時10分。そろそろ寝ようかと思った時、いきなり何を思ったのか友人が「朝日を見に行こう!」って言い出したんです。

自分は寝たいと言ったのですが、もう一人の友人も「行くか~」と言い出し、結局ちょいと遠い所にある断崖絶壁の灯台の見える近くの丘に車で行きました。眠たい頭でボーとしながら待っていると、少しずつ空も明るくなってきました。 

やがて5時になって、もうすぐ出ると思ったその時、友人の一人が「なぁ、あそこに誰かおるぞ」と言い出したのです。「はぁ?」と思い、友人の指差した方向を見て驚きました。 

灯台の断崖絶壁のを、人が這い上がって登っているのです。 

初めはロッククライミングかと思いましたが、こんな時間にやるわけがありません。ひたすら三人とも無言でその異様な光景を見ていました。そして最初は一人かと思っていたのですが、気が付くともう5,6人ほどいます。 

そしてさらに崖を登る人はまた一人増えました。海の中からです。海面にいきなり顔が出てきたかと思うと、そのまま崖を登り始めるのです。少し遠すぎて、顔は分かりませんが、皆普通の服装で、男も女もまじっています。 

「何かやばいって、逃げよう」 友人がそう言いました。もちろん皆ここに居たく無いので、すぐに車に乗り込み、灯台を後にしました。あれから2度ほど灯台に行きましたが、そんな事は起こっていません。 

良く地元では自殺の名所と言われていますが、あれが何だったのかは今でも分かりません。

ただ、断崖絶壁の崖を人が海の中から出てきて登り始めるという光景は、今でも思い出しただけで背筋がぞくぞくします。

81: 名無しさん 03/04/08 23:51
>>74 
ひええええええーーーーー!!

76: 名無しさん 03/04/07 18:23
>>74 
確かに怖いけど、それ霊じゃなくて某国工作員とかとちゃうの?

77: 名無しさん 03/04/07 20:05
>>76 
もし、そんなアフォな工作員がいる方が怖いと思うぞ。 

78: 名無しさん 03/04/08 02:00
>>76 
手塚治虫のブラックジャックで、嵐の中、崖をはいのぼる人たちの話があったな。あれは、密入国者だったが…。

79: 名無しさん 03/04/08 09:38
密入国者で思い出したんだけど…釣のシーズンになると、釣り船にこれでもか!と人を乗せているのを目撃する。
 
筏釣
(いかだつり)の人の送迎なんかは…もう、テレビで観たような中国人密入国者を乗せた船みたいだ。満員電車にしがみついてる釣り人ってな感じなんだよ。笑っちゃいけないとは思うんだけどさ。 

もし万が一の事故でもあった日にはどうなるんだろうな? 怖いと思うんだけど…笑えるんだよ…。 

80: 名無しさん 03/04/08 18:50
>>79
何回か事故があって、何人か亡くなってから何とかしないと、って話になるんでしょうね。

これも立派な海にまつわる怖い話。

83: 名無しさん 03/04/09 01:41
んじゃー地元の都市伝説っぽいので、既出かもしれませんが怖い話@沖縄。 

ある大学生が車を二台出して6人で海水浴に行きました。 途中、道に迷ったので、丁度人気の無い路地でお婆さんを見かけて、先発の車の運転手・Aくんは車を止め、後部座席のBくんに道を聞かせました。 

ところがお婆さんは「私が見えるんだね」と言ったままニヤニヤ笑っているので、Aくんは気味が悪くなって車を出しました。後ろの車が後に続きました。

84: 83 03/04/09 01:43
昼過ぎになって海につきました。 

後ろの車に乗っていたCくんが不思議そうに「何故あの時車を止めたの?」と聞きました。Aくんが「お婆さんに道を尋ねた」と答えると、C君は黙りこんでしまいました。 

海に着くのが予定より遅くなったので、先に食事をしようと食堂に入りました。テーブルにつくと、店員さんが7人分の水を持ってきました。 

気味が悪くなったCくんは、とうとう「あの道には誰もいなかった」と言いました。同じく後ろ車に乗っていたDくんは、前の車の後部座席に途中から一人増えていたのを見たと言いました。

85: 83 03/04/09 01:45
6人は気を取り直して海で泳ぐことにしました。 

しかしお婆さんと話したBくんが行方不明になりました。5人は必死で探しましたが、とうとうその日Bくんは見つかりませんでした。 

数日たって、Bくんが遺体で発見されたと警察から連絡がありました。Aくんたちは確認に呼ばれ、遺体を置いてある部屋に入りました。 

警察はシートをめくって顔を見せました。 顔は変わっていて、おそらくBくんだということしかできませんでした。

86: 83 03/04/09 02:05
でもAくんは、遺体にかけられているシートがおかしいことに気づきました。 

シートはBくんの身長よりもずっと長く、ボコボコしていました。警察にシートの下を見せて下さいと頼むと、警察は「見ないほうがいい」と答えました。それでもAくんは見せて貰うことにしました。 

警察が渋々シートをめくると… Bくんの胴体に、お婆さんの遺体がしっかりと抱きついていたそうです。 

87: 名無しさん 03/04/09 02:40
>>83
おお、きましたね。
 
確かにガイシュツといえばガイシュツだと思いますが、導入部の「お婆さん」「私が見えるのかい?」「コップが一つ多い」 などは初めて聞きました。沖縄オリジナルなのかな? 

これ初めて聞いた時はメチャびびったなぁ。今年の夏もおそらくこの話で犠牲者が…。 

88: 名無しさん 03/04/09 05:59
>>83
コワー

89: 49 03/04/09 08:47
思い出した時ばかりですまんけど…。 

女房と海水浴に出かけた、確かお盆だったと思う。もう、海ではしゃいだり青春する年齢でもないので、浜辺でまったりとしていた。耳に入ってくる音は波と風の音だけで、次第にうとうとし始めた。
 
どのくらいたったんだろう…耳になにか「場違いな声」が聞こえてきた。 

お坊様のお経のよう…数名の男女がすすり泣く声…嘘だ!!! 目を閉じていても、だんだん近づいて来るのが解る。お坊様のお経…ち~ん!ち~ん!と鐘の音。

こんな真夏の炎天下の昼間にでるわけない!自分に言い聞かせていたのは本当の事。慌てて目を開けて振り向くと… 

お坊様を先頭に、一家族と思われる男女が数名。手には線香、スナック菓子や果物やお花を持ち、ハンカチで目頭を押さえ…俺達を無視するような、哀れむような目をしていたのが印象的だった。

その家族は、海に花を投げ入れ菓子や果物も投げ入れ、お坊様のお経に手を合わせ…涙を拭っていたんだ。 

俺等はその場にいる事も出来ずに退散したけど、その浜で事故か何かあったのは明白だね…。 

帰りの車の中で、女房が俺に「あんたと一緒に出掛けると必ず何か起こるね!」。そんなわけないんだけど、そうなのかな…と、思い返す事ばかりなのは、本当かも知れない。

94: 名無しさん 03/04/10 08:12
>>89 
水の事故って「引き込まれる」感じだと言うし、川なんて流れが幾重にもなっていて、見えない所が急流だったりするしね。海も気象の変化で何時どう変わるかを、推測しなくては危ないね。
 
特に子供連れの時は、注意の上にも注意しないと。失ってからでは遅すぎるからね。 

92: 名無しさん 03/04/09 14:59
>>89 
その場に居合わせたら滅茶苦茶気まずそうですね…。
 
お盆の海は引きずり込まれるから泳ぐな、とはいわれますが、供養する人達が訪れるかもしれないという面でも気をつけるべきなのかもしれないっすね...。

96: 名無しさん 03/04/10 15:23
海にまつわるっていうか、ビミョーな話で恐縮ですが強烈なのが一個だけあります。
 
俺は、今は東京で暮らしてる田舎モンなんですが、中学二年の頃の話で、家では裏戸一枚で続く畑(庭?)でヤギを飼ってたんですよ。つがいで飼っていて、その頃は仔ヤギが二頭いました。 

一頭は産まれて四ヶ月ぐらいの赤ん坊で、懐いてて可愛いからって、よく座敷に上げて遊んでたんです。 爺さんとか親には不潔だからやめろって怒鳴られましたが、それでも懲りずに座敷に上げてたんですが。 

そしてある日、裏戸に仔ヤギが左後ろ足を挟まれて怪我をしたんですよ。血が出てる足をびっこ引きながら、悲痛にメェメェと鳴きだしたんです。その時、親父と爺さんが農協から帰ってきていて、全てがバレて殴り飛ばされました。 

獣医に診てもらうと、挟んだ部分の太い血管が潰れて出血したから、じきに弱って死ぬって言われたんです。 俺は「ハクジロウ(仔ヤギの名前)が死んだらお前のせいだ」って爺さんに言われて、どうにかして助けようと思ったんです。

97: 上の続き 03/04/10 15:24
無い頭で必死に考えた結果、俺は最悪の事態を引き起こしたんです。 

その日の晩、学校の理科で海水と血液は中身が非常に似ていると教わったことを思い出し、爺さんの持ってた剥製用の注射器に、潮溜まりから汲みんだ海水の上澄みを満たし、夜中にこっそりヤギの小屋に行き、ハクジロウに助かってもらいたくて輸血のつもりで注射したんです。 

そしたらゲェーッと長く絶叫して、目が飛び出て、耳鼻口から血やらゲロやら噴出して死んだんです。驚きと恐怖のあまり、俺も吐き戻しました。 

家族が即行で小屋に来て、ゲロまみれの俺はもう死ぬのかと思うぐらい殴られた上、母ちゃんは「私は気違いを生んだ」って号泣する始末。

翌日から、中学を卒業して仙台市内の寮がある高校に行くまでは、家族や親戚からは一線を引かれた扱いを受けました。 

あの夏の夜からもう十三年とちょい。ゴメンネ、ハクジロウ、我が家族一同様、ソロソロ、ユルシテクダサイ。 

この文章を御覧の皆様、海とは関係が薄い上に長くなって申し訳ないです。では。

102: 名無しさん 03/04/10 18:11
>>96>>97 
すさまじい…。 しかし、海水を注射したらそんな壮絶な事になってしまうものなの?

212: 名無しさん 03/04/26 04:32
>>97 
同じことを大学でもやってたみたい。いくら戦時中とはいえ、中学2年生と大学の研究が同じって一体…。以下コピペ。 

99 名前: 名無しさん 投稿日: 02/07/18 05:02 
九大のって、他にも馬の血漿を輸血したり、海水を血漿代わりに輸血(輸液?)する実験をしてなかったっけ? 九大の人体実験に関しては本が出てるよ。大きい図書館にはあるとおもう。 

※九州大学生体解剖事件:
太平洋戦争末期の1945年5月、福岡市を始めとする九州方面を爆撃するために飛来したアメリカ陸軍航空軍のB-29が、熊本県・大分県境で撃墜され、機長以下、搭乗員12名が阿蘇山中に落下傘降下した。

生き残った8名の捕虜は九州大学において「不足する代用血液の開発のための実験」として「血管へ薄めた海水を注入する実験」等の生体実験の被検体となり、全員が死亡した。
98: 名無しさん 03/04/10 16:04
>>96>>97 
sugeeeee話だ

125: 名無しさん 03/04/12 20:27
>>96>>97 
子供ながらに考えてやったのに、頭ごなしに怒るのはひどいな。 

家族に誤解されたままってのはつらい。俺も、長年の誤解からずっと疎遠だった家族と仲直りした時は、以外にあっけなかったぞ。話にして2~3分、お互いすまんかったな、ですむ話、そんなこともある。 

文面からみて、死にかけたヤギに、サイコな方法でとどめを刺したと思われてるだけのような気がする。

101: 名無しさん 03/04/10 17:54
>>96>>97 
非常に引き込まれるような話でした 。

スレ違いも甚だしいけれど聞いて下さい。 

俺の家にポインターがいました。親父の趣味の狩猟のためだけにです。シーズンの時の扱いはそれこそ最高の扱いでしたが、シーズンが過ぎると、僕から見ても酷い状態でした。その時だけ、僕の「友達」としての彼の存在がありました。 

そんなわけでフィラリアにかかり、獣医にも見放されました。最後の日…もう駄目である事が分かる状態で、僕のひざの上に乗り赤ん坊の時のように甘え…苦しみを訴えました。 

それを看るのが辛い…と言うよりも、早く楽にしてあげたいと思いました。虫の息を繰り返す、それでも目では死への恐怖を訴えるようでした。俺は口を閉ざし、鼻を塞ぎました。 

普段そんな事をしよう物ならば、吹き飛ばされるくらいに体力もありましたが、もう、その時には無力…力など残っているはずはありません。それから、大きな息をして…それなりに器官は止まりました。 

僕は友達を殺したと言う気持ちを今でも持ったままです。  

スレ違い、申し訳ありませんでした。思い出してしまい、誰かに聞いてもらいたくて書きました。

103: 名無しさん 03/04/10 18:12
>>101 
お前の友への想いはよく判った。 

あの世でも、お前を見守っててくれるといいな。

104: 名無しさん 03/04/10 18:12
スレ違いとはいえ、霊とは違った意味でのかなり怖い話2連発ですね。
 
幼少期の悲しい体験として、小説の素材になりそうな話だと思いました。救いは両方とも、動物の気持ちを思ってした、ということなんですが…。 

>>98-98ではないがお医者さんでそういうこと(間違った点滴)やる人 居ますよね。わざとじゃなくて医療ミスなんだけど、気をつけてほしいもんです… 



106: 名無しさん 03/04/11 13:40
凄い話が続いて、俺の話が下らなくなっちゃうけど… 。

ボートを預けてある湾には幾つもマリーナが点在していて、湾内ならば風やうねりの強い日でも、相当の事が無い限りはボート遊びが出来る。
 
去年の夏、俺の預けてあるマリーナとは別のマリーナのスッテカーを貼った、船自体はちょっと前のモデルだが、いかにも免許取立てといった感じのお父さん操船の5人家族の船を見かけた。 

ちょっと高い波を、舷の横で受けていたり、波に船を横乗りで上げるような操船をして、見ていても危なっかしいのだ。 子供達はそれでも楽しそうだし、海っていいよな…なんて女房と話していた。
 
しかし…何かが変?一見仲の良い何処にでもいる家族なんだけど、気になり始めたのでその船の50mくらいまで近寄ってみた。 

お父さん、お母さん、お姉ちゃん(8歳くらい)、妹(5歳くらい)、弟(4歳くらい)。両親と娘さん二人はライフベストを着ているのだが、男の子はライフベストを着ていないのだ。
 
その時は、子供はベストを嫌がるし、危ないな…なんて思っていたんだ。 

軽く挨拶をしてその場を離れた。 

107: 106 03/04/11 13:41
その船ともう一度出会い、挨拶を交わした。

また不思議に気が付く。男の子がいない? 俺は、具合悪くなってキャビンにでもいるのだと思った。  

「こんにちは釣れましたか?あれ?僕ちゃんは具合悪くなっちゃったのかな?」 俺が話しかけると…

「家は娘二人だけなんですよ…」 

俺は気まずい思いで「お姉さん達が元気だから僕ちゃんに見えたのかな?」 その場しのぎのように、話をつくろった。 俺も女房も、確かに男の子が乗っているのを見た…? 

先週、その船に出会った。お父さんも操船が上手になっていたし、家族4人しか見えなかった。  

その話をぶり返した俺は、船上で女房のビンタを数発喰らった…。

108: 名無しさん 03/04/11 16:10
>>106
>その話をぶり返した俺は、船上で女房のビンタを数発喰らった…。
  
ガクガクブルブル

110: 名無しさん 03/04/11 17:19
>>106
なんて心が通い合った夫婦だ…。 

120: 106 03/04/12 18:34
俺と女房は同じ頃、一緒に免許を所得した。  

俺は更なるステップを踏んで1級を所得したのだが、女房は当時のまま4級だ。暗黙の了解で、操船をしている方が船長と言う事にしている。船長と言うからには絶対の権限を持ち、乗組員の安全を確保しなくてはならない、と言っても、離着岸は俺の仕事なんだけど。  

湾外に出て、テレビで見た様なジギングを見よう見まねでしていた。その時に限って、女房が船長だった…。素人になんか釣れる訳がないと諦めた所に小さなアタリ? 

その後に物凄いアタリが 来た!大物のアタリだ!この暴れよう…なんだ? 

思い切り竿がしなり、踏ん張ると船が気持ち傾くくらいに引く! こんな事ってあるんだ!嬉しい嬉し過ぎる! もう、こうなったらテレビで見た事を思い出すしかない。リールを緩めたり張ったり、もう無茶苦茶な釣り人だった。

121: 名無しさん 03/04/12 18:35
1時間近くの格闘の末、ようやく獲物の姿が見えた。
 
サメ! 

どうする?取り合えずGETしようと思い、船から身を乗り出しタモを持った。そこへ釣り船の引き波…針が外れてよろめく乗組員(俺)、危うく海に落水する所だった。 
 
それを一部始終見ていた船長(女房)が「おい!落ちるなよ!落ちたら死ぬぞ!…落水者救助出来ないんだからね!」 

実地の試験科目でも、重要なウェイトを占める落水者救助。それが出来ない?なぜに…免許持ってる…? 

「君はどうやって免許を手にしたんだ?」 
「でへ!」 
「俺が落水したら、自分で這い上がらなければ見殺しにされるのか?」 
「そう、獅子は我が子を…って言うでしょ!這い上がって来てね!」 

獅子の女房なんていらないと、夜になるまでは?毎度思っている… 

123: 名無しさん 03/04/12 18:55
>獅子の女房なんていらないと、夜になるまでは?毎度思っている… 
いやん、アダルトチック♥ 

奥さんは補講を受けるべきだ!あなたも毎度命がけのクルーズはいやでしょう…。  

126: 名無しさん 03/04/12 20:31
花火した後、ノリで夜の海を一時間くらい泳いでたら次の日、原因不明の発疹で一週間くらい熱が下がらなかった。 

体中いたるところに赤いブツブツが出来て、しばらく経つと、傷口はあまり化膿しない俺だが、その赤いぶつぶつから汁がふき出した。完全に汁が出終わると熱も下がり、発疹もなくなった。 

おそらく水中で何かに刺されたかなんかされたと思われる。幸い、跡が残ることはなかったけど、夜の海は何がいるかわからんから泳がない方がいいと思った。

129: 名無しさん 03/04/12 20:47
>>126 
クラゲとかじゃなかったの? びりっとこなかった?プランクトンかなぁ。 でも夜の海はこわいでぇ、ほんと。

131: 名無しさん 03/04/12 22:50
微妙にスレ違いだけど、7年ぐらい前、俺が小学生の頃の話。 

その頃、俺は小学校の野球部に所属していて、その日は日曜日。どこぞの大会にでるため父兄の車に分乗して、試合場である河川敷のグラウンドに向かった。

試合場についてもまだ試合までには大分時間があるので、何人かのチームメイトとその辺を探検していた。そしたら川岸に濡れた小さな段ボール箱発見。 

エロ本だ! 誰もがそう思った。きっとあの箱の中には大量のエロ本が隙間なくぎっしりと詰まっているはず。皆でその箱を囲むように円陣を組み、勢いよく箱を開ける。 

すると中に詰まっていたのものは、両の目玉が飛び出て今にもポロリと落ちそうな、子猫の水死体でした。 

誰かが箱に詰めて流したのか。それとも捨て猫として箱に入れて放置しておいたところ、潮が満ちてきて溺死したのか。とにかく惨い有様でした。 

初めて水死体をみて、ああ、こんなになるんだなぁと思ったそんな淡い思い出です。

【その20へ】