童話「屠殺ごっこ」
西部フリースランド(オランダ)にあるフラネッケルという名前の小都市で、5歳か6歳ぐらいの女の子と男の子、まあそういったような歳のいかない子供たちが遊んでいました。
やがて子供たちは役割を決めて、1人の男の子に、お前は牛や豚をつぶす人だよと言い、もう1人の男の子には料理番だよと言い、またもう1人の男の子には、お前は豚だよ、と言いました。
それから女の子にも役をこしらえて、1人は女のお料理番になり、もう1人はお料理番の下働きの女になることにしました。この下働きの女は腸詰めをこしらえる用意として、豚の血を小さい容器に受ける役目なのです。
役割がすっかり決まると、豚をつぶす人は、豚になるはずの男の子につかみかかってねじ倒し、小刀でその子の喉を切り開き、それからお料理番の下働きの女は、自分のちいさな容器でその血を受けました。
そこへ市の議員がはからず通りかかって、この惨たらしい様子が目に入ったので、すぐさまその豚をつぶす人をひったてて、市長さんの家へ連れて行きました。
市長さんはさっそく議員を残らず集めました。議員さん方はこの事件を一生懸命相談しましたが、さて、男の子をどう処置していいのか見当がつきません。これが、ほんの子供心でやったことであるのは、わかり切っていたからです。
ところが議員さんの中に賢い老人が1人いて、「それなら裁判長が片手に見事な赤いりんごを、片手にライン地方で通用する1グルテン銀貨をつかんで子供を呼び寄せて、両手を子供の方へ一度に突き出して見せるが良い。もし子供がりんごを取れば無罪にしてやるし、銀貨の方を取ったら死刑にするがよい」と、うまい知恵を出しました。その通りにすることになりました。
すると、子供は笑いながらりんごをつかみました。子供は何にも罰を受けないで済みました。
西部フリースランド(オランダ)にあるフラネッケルという名前の小都市で、5歳か6歳ぐらいの女の子と男の子、まあそういったような歳のいかない子供たちが遊んでいました。
やがて子供たちは役割を決めて、1人の男の子に、お前は牛や豚をつぶす人だよと言い、もう1人の男の子には料理番だよと言い、またもう1人の男の子には、お前は豚だよ、と言いました。
それから女の子にも役をこしらえて、1人は女のお料理番になり、もう1人はお料理番の下働きの女になることにしました。この下働きの女は腸詰めをこしらえる用意として、豚の血を小さい容器に受ける役目なのです。
役割がすっかり決まると、豚をつぶす人は、豚になるはずの男の子につかみかかってねじ倒し、小刀でその子の喉を切り開き、それからお料理番の下働きの女は、自分のちいさな容器でその血を受けました。
そこへ市の議員がはからず通りかかって、この惨たらしい様子が目に入ったので、すぐさまその豚をつぶす人をひったてて、市長さんの家へ連れて行きました。
市長さんはさっそく議員を残らず集めました。議員さん方はこの事件を一生懸命相談しましたが、さて、男の子をどう処置していいのか見当がつきません。これが、ほんの子供心でやったことであるのは、わかり切っていたからです。
ところが議員さんの中に賢い老人が1人いて、「それなら裁判長が片手に見事な赤いりんごを、片手にライン地方で通用する1グルテン銀貨をつかんで子供を呼び寄せて、両手を子供の方へ一度に突き出して見せるが良い。もし子供がりんごを取れば無罪にしてやるし、銀貨の方を取ったら死刑にするがよい」と、うまい知恵を出しました。その通りにすることになりました。
すると、子供は笑いながらりんごをつかみました。子供は何にも罰を受けないで済みました。
71: 69 02/05/14 11:15
ある時、お父さんが豚をつぶすところを子供たちが見ました。
やがてお昼過ぎになって子供たちが遊戯をしたくなると、1人がもう1人の小さい子供に、「お前、豚におなり。僕は豚をつぶす人になる」と言って抜き身の小刀を手に取るなり、弟の喉をぐさりと突きました。
お母さんは上のお部屋で赤ちゃんをたらいに入れてお湯に浸からせていましたが、この子供のけたたましい声を聞きつけて、すぐ駆け下りてきました。
そしてこの出来事を見ると、子供の喉から小刀を抜き取るが早いか、腹立ちまぎれにそれを豚のつぶし手であったもう1人の子の心臓へ突き立てたものです。
これが原因で、妻は心配が嵩じてやぶれかぶれになり、召使いの者たちがいろいろなぐさめてくれるのも耳に入らず、首をくくってしまいました。
夫が畑から帰ってきました。そしてこの有様を残らず見るとすっかり陰気になって、それから間もなくこの人も死んでしまいました。
やがてお昼過ぎになって子供たちが遊戯をしたくなると、1人がもう1人の小さい子供に、「お前、豚におなり。僕は豚をつぶす人になる」と言って抜き身の小刀を手に取るなり、弟の喉をぐさりと突きました。
お母さんは上のお部屋で赤ちゃんをたらいに入れてお湯に浸からせていましたが、この子供のけたたましい声を聞きつけて、すぐ駆け下りてきました。
そしてこの出来事を見ると、子供の喉から小刀を抜き取るが早いか、腹立ちまぎれにそれを豚のつぶし手であったもう1人の子の心臓へ突き立てたものです。
これが原因で、妻は心配が嵩じてやぶれかぶれになり、召使いの者たちがいろいろなぐさめてくれるのも耳に入らず、首をくくってしまいました。
夫が畑から帰ってきました。そしてこの有様を残らず見るとすっかり陰気になって、それから間もなくこの人も死んでしまいました。
73: 名無しさん 02/05/14 11:22
>>71
あわてて駆け下りて行ったから、赤ん坊もたらいに放置されて死んじゃったんだよね。
あわてて駆け下りて行ったから、赤ん坊もたらいに放置されて死んじゃったんだよね。
79: 名無しさん 02/05/15 18:18
お金を取ったら無邪気な子供らしくなくて、リンゴを取ったら子供らしく無邪気だから?
どの辺が賢いのかよく分からない…偏差値5だから。
どの辺が賢いのかよく分からない…偏差値5だから。
80: 名無しさん 02/05/15 19:05
>>79
多分さ、銀貨だから相当な額なわけよ。でも、ライン地方でしか使えない。そんなことを知ってるのは大人だけだと。
大人並みの知能持ってるのに、子供心なんて理屈は通用しないと。
多分さ、銀貨だから相当な額なわけよ。でも、ライン地方でしか使えない。そんなことを知ってるのは大人だけだと。
大人並みの知能持ってるのに、子供心なんて理屈は通用しないと。
72: 名無しさん 02/05/14 11:19
童話「親不孝な息子」
昔、一人の男が妻と戸口の前に座り、鶏の丸焼きを前に置いて二人で食べようとしていました。すると年老いた父親がやってくるのが見えました。男は父親にあげたくなかったので、あわてて鶏を隠しました。年老いた父親は、やってきて水を一杯飲むと帰っていきました。
さて息子が鶏の丸焼きをテーブルに戻そうと手をのばすと、それは大きなヒキガエルになっていました。そして男の顔に飛びつくと、そこに引っ付いたまま離れなくなりました。
そして誰かがそれを取ろうとすると、そいつの顔へ跳びかかりでもするように憎々しげな目で睨みつけました。それで誰も触ろうとはしませんでした。
そして親不孝な息子は、このヒキガエルに毎日餌をやらなくてはなりませんでした。そうしないとヒキガエルは男の顔を食べてしまいました。
そんなわけで男は世の中をふらふらと歩きました。
昔、一人の男が妻と戸口の前に座り、鶏の丸焼きを前に置いて二人で食べようとしていました。すると年老いた父親がやってくるのが見えました。男は父親にあげたくなかったので、あわてて鶏を隠しました。年老いた父親は、やってきて水を一杯飲むと帰っていきました。
さて息子が鶏の丸焼きをテーブルに戻そうと手をのばすと、それは大きなヒキガエルになっていました。そして男の顔に飛びつくと、そこに引っ付いたまま離れなくなりました。
そして誰かがそれを取ろうとすると、そいつの顔へ跳びかかりでもするように憎々しげな目で睨みつけました。それで誰も触ろうとはしませんでした。
そして親不孝な息子は、このヒキガエルに毎日餌をやらなくてはなりませんでした。そうしないとヒキガエルは男の顔を食べてしまいました。
そんなわけで男は世の中をふらふらと歩きました。
74: 名無しさん 02/05/14 16:24
童話シリーズ、自作?
75: 名無しさん 02/05/14 17:15
グリム。残酷すぎたせいか初版で抹消された話だよ。
89: 名無しさん 02/05/17 00:16
これは実際にあった話です。
昭和61年9月、関東地方の農村地帯に住む会社員N氏(48)は、ある日、右腰と太ももに痛みを感じ、針灸(しんきゅう)治療などを受けたが、病状は悪化するばかりで、ついには腰が腫れ上がって動けなくなった。
昭和62年5月、N氏は日本でも10本の指に入る一流病院、○○○病院に入院した。病院のエックス線検査で肺に影が見つかり、同年9月、呼吸困難でN氏は死亡した。
同病院は当初炎症かガンの疑いを持っていたが、病状の急激な悪化に疑問を持ち、病理解剖を行ったところ、体内のあらゆる筋肉組織に体長1~3ミリの白っぽい半透明の線虫が、びっしりと付着していた。
標本を分析し、この寄生虫は「芽殖孤虫(がしょくこちゅう)」とわかった。腰などの「しこり」は、この寄生虫の固まり(コロニー)だったのである。
芽殖孤虫は、通常は蛇やミジンコなどに寄生していると見られているが、詳しい宿主やライフサイクルは一切不明。人間の体内に入ると、植物が次々と芽を出すように急速に増殖し、あらゆる内臓や筋肉、細胞を喰い荒らす、恐ろしい寄生虫である。
特効薬はなく、外科的摘出も数が膨大で不可能。一度寄生されると、自分の体が虫に喰われていくのをじっと待つしかない。つまり、致死率は100パーセント。
この寄生虫で死亡した人は史上12例、日本ではこのN氏を含めて6例。
昭和61年9月、関東地方の農村地帯に住む会社員N氏(48)は、ある日、右腰と太ももに痛みを感じ、針灸(しんきゅう)治療などを受けたが、病状は悪化するばかりで、ついには腰が腫れ上がって動けなくなった。
昭和62年5月、N氏は日本でも10本の指に入る一流病院、○○○病院に入院した。病院のエックス線検査で肺に影が見つかり、同年9月、呼吸困難でN氏は死亡した。
同病院は当初炎症かガンの疑いを持っていたが、病状の急激な悪化に疑問を持ち、病理解剖を行ったところ、体内のあらゆる筋肉組織に体長1~3ミリの白っぽい半透明の線虫が、びっしりと付着していた。
標本を分析し、この寄生虫は「芽殖孤虫(がしょくこちゅう)」とわかった。腰などの「しこり」は、この寄生虫の固まり(コロニー)だったのである。
芽殖孤虫は、通常は蛇やミジンコなどに寄生していると見られているが、詳しい宿主やライフサイクルは一切不明。人間の体内に入ると、植物が次々と芽を出すように急速に増殖し、あらゆる内臓や筋肉、細胞を喰い荒らす、恐ろしい寄生虫である。
特効薬はなく、外科的摘出も数が膨大で不可能。一度寄生されると、自分の体が虫に喰われていくのをじっと待つしかない。つまり、致死率は100パーセント。
この寄生虫で死亡した人は史上12例、日本ではこのN氏を含めて6例。
97: 名無しさん 02/05/17 09:47
>>89
半分が日本かよ!
半分が日本かよ!
117: 名無しさん 02/05/19 23:37
>>89
日本はその寄生虫がやったら繁殖しているのだろうか?
日本はその寄生虫がやったら繁殖しているのだろうか?
118: 名無しさん 02/05/20 00:13
>>117
蛇などのゲテモノ食いする人や、川魚を刺身などの生食する人が多いからではないかな。
東南アジアでも日本人の刺身好きは有名で、食堂で日本人と知るや、わざわざ気を利かせて川魚を頼みもせんのに刺身に下されてしまい、寄生虫や病気の恐怖と善意のはざまでどうしたものかと脂汗を流した日本人も結構いると聞くが…。
※芽殖孤虫:
発症者には両生類、爬虫類の喫食経験者が多い事から両生類、爬虫類が原因となっている可能性を示唆している。世界的に感染報告が少なく、明確なことはわかっていないが、日本での感染報告例が多い。2000年の時点で14例の症例が報告されている。そのいずれもが死亡例であり、内訳は日本が6例、台湾3例、アメリカ2例、カナダ、パラグアイ、ベネズエラが各1例である。(wiki:芽殖孤虫)
蛇などのゲテモノ食いする人や、川魚を刺身などの生食する人が多いからではないかな。
東南アジアでも日本人の刺身好きは有名で、食堂で日本人と知るや、わざわざ気を利かせて川魚を頼みもせんのに刺身に下されてしまい、寄生虫や病気の恐怖と善意のはざまでどうしたものかと脂汗を流した日本人も結構いると聞くが…。
93: 名無しさん 02/05/17 08:54
>体内のあらゆる筋肉組織に体長1~3ミリの白っぽい半透明の線虫が、びっしりと付着していた。
おええええええ!!!昼飯のラーメン食えへんがな~~~!!!
おええええええ!!!昼飯のラーメン食えへんがな~~~!!!
※芽殖孤虫:
発症者には両生類、爬虫類の喫食経験者が多い事から両生類、爬虫類が原因となっている可能性を示唆している。世界的に感染報告が少なく、明確なことはわかっていないが、日本での感染報告例が多い。2000年の時点で14例の症例が報告されている。そのいずれもが死亡例であり、内訳は日本が6例、台湾3例、アメリカ2例、カナダ、パラグアイ、ベネズエラが各1例である。(wiki:芽殖孤虫)
230: 名無しさん 02/06/02 21:54
芽殖孤虫について(?)の短編小説にこんな話があった。うろ覚えなんで違うところがあるかも知れないけどこんな話。
兄弟がいて、兄が優等生、弟がいわゆるDQN。親も兄にばっか期待して、弟はもう見捨てている。弟はそれを知っているからますます反抗的になっていた。そして兄は兄で、優等生自分にプレッシャーを感じていた。
ある日、兄は自分の体に白い線があるのに気付く。それが虫の卵らしく、兄はカッターで自分の体に白い線に沿って切り目を入れ、卵を取り出す。 しかし一向に白い線は消えることなく、卵を取る作業を繰り返しながら兄は発狂、一心不乱にカッターを自分の体に当てる。
それを偶然見た弟(兄の事情は兄以外知らない)は、「やめろ!」と兄からカッターを取り上げる。
それを見た兄弟の父は、弟が兄にカッターを向けていると思い、激しく弟を叱る(「もう息子じゃない」ぐらいのすごい暴言) 。弟はそれを聞いて「やっぱりそうなるのか」みたいな捨て台詞を吐く。
そこで話は終わり。
これも後味悪いよ。
兄弟がいて、兄が優等生、弟がいわゆるDQN。親も兄にばっか期待して、弟はもう見捨てている。弟はそれを知っているからますます反抗的になっていた。そして兄は兄で、優等生自分にプレッシャーを感じていた。
ある日、兄は自分の体に白い線があるのに気付く。それが虫の卵らしく、兄はカッターで自分の体に白い線に沿って切り目を入れ、卵を取り出す。 しかし一向に白い線は消えることなく、卵を取る作業を繰り返しながら兄は発狂、一心不乱にカッターを自分の体に当てる。
それを偶然見た弟(兄の事情は兄以外知らない)は、「やめろ!」と兄からカッターを取り上げる。
それを見た兄弟の父は、弟が兄にカッターを向けていると思い、激しく弟を叱る(「もう息子じゃない」ぐらいのすごい暴言) 。弟はそれを聞いて「やっぱりそうなるのか」みたいな捨て台詞を吐く。
そこで話は終わり。
これも後味悪いよ。
289: 名無しさん 02/06/07 01:51
>>230
その話覚えがあるんだけど漫画だったような……?(うろ覚え)
何か気になってきた。タイトル知ってる方いないでしょうか?
その話覚えがあるんだけど漫画だったような……?(うろ覚え)
何か気になってきた。タイトル知ってる方いないでしょうか?
296: 名無しさん 02/06/07 16:18
>>289
井上夢人の短編集で読んだなあ。タイトルはゴールデンケージとかじゃなかったっけ?
短編集の題名は思い出せん、すまん。
井上夢人の短編集で読んだなあ。タイトルはゴールデンケージとかじゃなかったっけ?
短編集の題名は思い出せん、すまん。
92: 名無しさん 02/05/17 01:23
寄生虫系は怖いなあ…耳から入って脳を食べちゃう奴とか。
98: 名無しさん 02/05/17 09:49
世界貿易センターの106階の証券会社に勤めていた男性G。彼は9/11の朝もいつも通り出勤した。
が、会社の近くまで来てどうもかったるいと思い、仕事には行かず、ヴィレッジの愛人のアパートに行くことにした。
彼女のアパートに着いたGは携帯もポケベルもすべて電源を切り、愛人との行為を楽しんだ。結局二人が満足してベッドから降りた頃にはもう正午を過ぎていた。
Gはシャワーを浴び、出勤する準備をした。そして携帯の電源を入れると勢い良くベルが鳴った。受話器を取ると、Gの妻が半狂乱で泣き叫んでいる。
「あなた!一体どうしたっていうの!ずっと電話していたのよ!大丈夫なの?今どこにいるの?」
Gは笑いながら答えた。
「どこにいるって?デスクで仕事しているに決まってるじゃないか」
が、会社の近くまで来てどうもかったるいと思い、仕事には行かず、ヴィレッジの愛人のアパートに行くことにした。
彼女のアパートに着いたGは携帯もポケベルもすべて電源を切り、愛人との行為を楽しんだ。結局二人が満足してベッドから降りた頃にはもう正午を過ぎていた。
Gはシャワーを浴び、出勤する準備をした。そして携帯の電源を入れると勢い良くベルが鳴った。受話器を取ると、Gの妻が半狂乱で泣き叫んでいる。
「あなた!一体どうしたっていうの!ずっと電話していたのよ!大丈夫なの?今どこにいるの?」
Gは笑いながら答えた。
「どこにいるって?デスクで仕事しているに決まってるじゃないか」
99: 名無しさん 02/05/17 10:41
>>98
gj!
gj!
102: 名無しさん 02/05/17 12:55
>「どこにいるって?デスクで仕事しているに決まってるじゃないか」
この後、誰もが予想しないとてつもない修羅場が!!!!
この後、誰もが予想しないとてつもない修羅場が!!!!
104: 名無しさん 02/05/17 13:30
俺が小学生だったころ、担任不在時に他の先生が話してくれた「面白い話」。
戦後間もなく、その先生はある地方に赴任する事になった。東京にいても食べ物に苦労するし、のんびり出来て良いだろうと先生は思っていた。しかし先生が赴任した日に、ある生徒の祖母が亡くなったと聞いた。先生はお香典とし、(話を聞いた当時の価値で)一万円を包んだ。
それを差し出すと、葬式に来ていた人達は、「先生が一万円も出してくれたよ~」 「先生には一番良いとこをあげよう」等と言い出した。
良いとこって何だ!?先生は驚いたが、その葬式は「牛の葬式」だった。牛の葬式と云うものを知らなかった先生は、歳を取った「うし」が死んだと聞かされて、「ウシ」さんと云うお婆さんが亡くなったと勘違いしたのだった。
牛の足を一本もらった先生は、一人では食べきれないので、生徒達を呼んで皆で食べる事にする。調理方法の解らなかった先生は、以前、西部劇で見た肉の焼き方をやってみようと思い、鉄棒に肉を刺し、その下で焚火をして肉を焼いた。
しかしやたらとくさい臭いがして、しかも不味かった。「ああ、一万円も出してこんな味の悪い肉を食うはめになるとは…」 先生は落ち込んだ。
戦後間もなく、その先生はある地方に赴任する事になった。東京にいても食べ物に苦労するし、のんびり出来て良いだろうと先生は思っていた。しかし先生が赴任した日に、ある生徒の祖母が亡くなったと聞いた。先生はお香典とし、(話を聞いた当時の価値で)一万円を包んだ。
それを差し出すと、葬式に来ていた人達は、「先生が一万円も出してくれたよ~」 「先生には一番良いとこをあげよう」等と言い出した。
良いとこって何だ!?先生は驚いたが、その葬式は「牛の葬式」だった。牛の葬式と云うものを知らなかった先生は、歳を取った「うし」が死んだと聞かされて、「ウシ」さんと云うお婆さんが亡くなったと勘違いしたのだった。
牛の足を一本もらった先生は、一人では食べきれないので、生徒達を呼んで皆で食べる事にする。調理方法の解らなかった先生は、以前、西部劇で見た肉の焼き方をやってみようと思い、鉄棒に肉を刺し、その下で焚火をして肉を焼いた。
しかしやたらとくさい臭いがして、しかも不味かった。「ああ、一万円も出してこんな味の悪い肉を食うはめになるとは…」 先生は落ち込んだ。
105: 名無しさん 02/05/17 13:46
>>104
意味が分かりません…。
意味が分かりません…。
106: 名無しさん 02/05/17 13:57
>>105
人間の「うし」って名前のバァさんが亡くなったと勘違いした先生のお話。
人間の「うし」って名前のバァさんが亡くなったと勘違いした先生のお話。
115: 名無しさん 02/05/19 09:43
うちのばあちゃんはウマって名前だった。
マジ話。
マジ話。
85: 名無しさん 02/05/14 17:15
安田成美と中森明菜の出てたドマラ「素顔のままで」も後味悪いよ。
アキナが演じているキャラが哀れすぎる…。
109: 名無しさん 02/05/17 18:27
「素顔のままで」のあらすじキボン!
110: 名無しさん 02/05/17 18:48
>>109
「素顔のままで」
まったくの他人同士だったナルミとアキナが夜の公園で知り合う。ナルミは絵本作家になるのが夢、アキナはダンサーになるのが夢。 2人は意気投合して仲良しになる。
アキナには好きな男がいた。しかしナルミもその男が好きになってしまった。ナルミの為に、アキナはその男を諦め身を引いた。しかしナルミとその男との結婚は長く続かずに、離婚。その時、ナルミはお腹にその男の子供を身篭っていた。
そしてナルミは子供を産んで、そのままあぼーん(元々、何かの病気だった)。アキナは親友ナルミと(自分が本当はとても愛していた)男の間に出来た子供を引き取って1人で育てていくのだった…。
終り。
「素顔のままで」
まったくの他人同士だったナルミとアキナが夜の公園で知り合う。ナルミは絵本作家になるのが夢、アキナはダンサーになるのが夢。 2人は意気投合して仲良しになる。
アキナには好きな男がいた。しかしナルミもその男が好きになってしまった。ナルミの為に、アキナはその男を諦め身を引いた。しかしナルミとその男との結婚は長く続かずに、離婚。その時、ナルミはお腹にその男の子供を身篭っていた。
そしてナルミは子供を産んで、そのままあぼーん(元々、何かの病気だった)。アキナは親友ナルミと(自分が本当はとても愛していた)男の間に出来た子供を引き取って1人で育てていくのだった…。
終り。
ちょっと違うかも知れないけれど、大体はこんな感じ。アキナの人生をナルミが散々引っ掻き回して、お荷物残して逝っちゃうのが後味悪。可哀想すぎる、アキナ!
116: 名無しさん 02/05/19 22:52
アキナあきなって連呼しないでよ!!(泣)
121: 名無しさん 02/05/20 00:17
>>116
ご本名がアキナさんですか?ごめんね。
ご本名がアキナさんですか?ごめんね。
127: 116 02/05/20 18:28
>>121
よく分かったね!
よく分かったね!
129: 名無しさん 02/05/20 22:40
芽殖孤虫は感染過程が不明なんだろ?不明なんだから予防のしようがない。せいぜい生ものを控えるぐらいしかない。 もしかしてもう感染しているかもな…。
あと広東住血線虫なんかも怖いな。
民間療法でナメクジを生で食っていたオヤジが急死して、解剖したところ、脳内の至る所に糸ミミズのような線虫がうごめいていたんだってさ。サラダなんかは良く洗って食わないとなダメだな。
あと広東住血線虫なんかも怖いな。
民間療法でナメクジを生で食っていたオヤジが急死して、解剖したところ、脳内の至る所に糸ミミズのような線虫がうごめいていたんだってさ。サラダなんかは良く洗って食わないとなダメだな。
148: 名無しさん 02/05/24 16:21
あと、アニサキスも要注意だね。特に生で食べる機会の多いイカ、サバなどから寄生することが多い。
厄介なのは、活きのいい魚ほど寄生してることが多いということ。だから、取れたてのピチピチの魚を食ったのに腹を壊してしまった場合、まずアニサキスの感染を疑ってみるのが良いかと…。
厄介なのは、活きのいい魚ほど寄生してることが多いということ。だから、取れたてのピチピチの魚を食ったのに腹を壊してしまった場合、まずアニサキスの感染を疑ってみるのが良いかと…。
160: 名無しさん 02/05/26 10:05
イカ刺、イカそうめん系のイカの生食いはアニサキス率かなり高いらしい(BY漁師のおじ)。季節の変わり目とか、風邪を引いて体力が落ちてるときにイカ食べたりすると感染する場合が多いとか。
以前唐沢俊一とかのコラムで読んだのだけど、魚屋で買ったイカが生きてるのかまだ動いてる。台所で胴を割ったら、中身はアニサキスが束になってひしめきあってたとか…。
以上、イカの後味の悪い話でした。
以前唐沢俊一とかのコラムで読んだのだけど、魚屋で買ったイカが生きてるのかまだ動いてる。台所で胴を割ったら、中身はアニサキスが束になってひしめきあってたとか…。
以上、イカの後味の悪い話でした。
161: 名無しさん 02/05/26 10:29
>>160
>以前唐沢俊一とかのコラム
「ガラダマ天国」だね。
>以前唐沢俊一とかのコラム
「ガラダマ天国」だね。
162: 名無しさん 02/05/26 10:34
>>161
他にも、植物人間の人が死んで頭開いたら、脳みそが鼻から吸い込んだカビだらけだった、というのも嫌な話だった。
他にも、植物人間の人が死んで頭開いたら、脳みそが鼻から吸い込んだカビだらけだった、というのも嫌な話だった。
163: 名無しさん 02/05/26 14:12
>>160
なんか前に立ち読んだホラー漫画思い出した…。
山道で老婆を轢き殺してしまいコッソリ埋めるんだが、数日後、掘り起こしてみたら皺だらけだった老婆の肌が妙にみずみずしい。若返っているとしか思えない…そう思った瞬間、老婆の体が動き出しこちらに起き上がってくる。しかし触れる直前で、老婆の皮膚を食い破り大量のウジが這い出してきた…っていうの。
皮下組織いっぱいのウジ…うへぇ。
なんか前に立ち読んだホラー漫画思い出した…。
山道で老婆を轢き殺してしまいコッソリ埋めるんだが、数日後、掘り起こしてみたら皺だらけだった老婆の肌が妙にみずみずしい。若返っているとしか思えない…そう思った瞬間、老婆の体が動き出しこちらに起き上がってくる。しかし触れる直前で、老婆の皮膚を食い破り大量のウジが這い出してきた…っていうの。
皮下組織いっぱいのウジ…うへぇ。
166: 名無しさん 02/05/27 12:20
上野顕太郎の漫画にもイカ寄生虫ネタあった。
買ってきたイカを料理しようと外套膜取ったら中に寄生虫がビッチリ…でも全部取ってそのまま食べちゃったらしい(実話)。
買ってきたイカを料理しようと外套膜取ったら中に寄生虫がビッチリ…でも全部取ってそのまま食べちゃったらしい(実話)。
170: 名無しさん 02/05/27 15:46
>>166
ごく普通のことじゃん。
新鮮なイカを食べようと思ったら寄生虫との格闘を覚悟せねば。
ごく普通のことじゃん。
新鮮なイカを食べようと思ったら寄生虫との格闘を覚悟せねば。
167: 名無しさん 02/05/27 14:32
米映画でショート・プログラムってタイトル(だったと思う)。
コンピューターオタクの苛められっ子が主人公(名前を忘れたのでのび太とする)で、お決まりの通り、何かと彼を擁護してくれる素敵な幼馴染みの女の子(以後しずかちゃん)がいる。
ある日、このしずかちゃんが事故で死んでしまうんだけど、のび太は彼女が忘れられず、墓を暴き、彼女の遺体の脳に自分が制作していたペットロボット (女神転生のジャックフロストの頭だけverという感じ) の回路を生め込み、蘇生させようとする。
もちろん死人が生き返る道理は無いのだが、それでもしずかちゃんは知能程度の低い自律肉人形として一応蘇生する。
のび太がソレに生前のしずかちゃんの面影を求め、少しずつ彼女を教育して行くと、努力の甲斐あって再生しずかちゃんは次第に自我を持ち始め、のび太の心の拠り所になって行く(いわば悪趣味なちょびっツ展開ですね)。
そんなある日、例によってジャイアンやスネ夫に苛められたのび太は、それをしずかちゃんに愚痴り、「あんな奴等、死んじゃえば良いんだ」と漏らしてしまう。 予想通り、しずかちゃんはのび太の望みを叶える為にジャイアンとスネ夫を惨殺し、それはのび太の知る所となる。
のび太は自分が死者を冒涜し、あまつさえ怪物を作ってしまった事にやっと気がつき、泣きながらしずかちゃんを破壊、焼却炉で燃やしてしまう。
コンピューターオタクの苛められっ子が主人公(名前を忘れたのでのび太とする)で、お決まりの通り、何かと彼を擁護してくれる素敵な幼馴染みの女の子(以後しずかちゃん)がいる。
ある日、このしずかちゃんが事故で死んでしまうんだけど、のび太は彼女が忘れられず、墓を暴き、彼女の遺体の脳に自分が制作していたペットロボット (女神転生のジャックフロストの頭だけverという感じ) の回路を生め込み、蘇生させようとする。
もちろん死人が生き返る道理は無いのだが、それでもしずかちゃんは知能程度の低い自律肉人形として一応蘇生する。
のび太がソレに生前のしずかちゃんの面影を求め、少しずつ彼女を教育して行くと、努力の甲斐あって再生しずかちゃんは次第に自我を持ち始め、のび太の心の拠り所になって行く(いわば悪趣味なちょびっツ展開ですね)。
そんなある日、例によってジャイアンやスネ夫に苛められたのび太は、それをしずかちゃんに愚痴り、「あんな奴等、死んじゃえば良いんだ」と漏らしてしまう。 予想通り、しずかちゃんはのび太の望みを叶える為にジャイアンとスネ夫を惨殺し、それはのび太の知る所となる。
のび太は自分が死者を冒涜し、あまつさえ怪物を作ってしまった事にやっと気がつき、泣きながらしずかちゃんを破壊、焼却炉で燃やしてしまう。
168: 167 02/05/27 14:34
ここまででも十分「ぅあ…」な話なんだけど、まだちょっと続く。
後味が悪いなりにしんみりとした雰囲気の中、のび太が焼却炉の前で立ち尽くしていると突如その蓋が開き、半壊しずかちゃんがのび太を焼却炉の中に引きずり込んで"The End"。
その時のしずかちゃんの顔は半分皮膚が剥がれ落ち、その下からは骸骨ではなくベースとなったロボットの顔が覗いてガチガチと歯を鳴らしているといった演出でした。
後味が悪いなりにしんみりとした雰囲気の中、のび太が焼却炉の前で立ち尽くしていると突如その蓋が開き、半壊しずかちゃんがのび太を焼却炉の中に引きずり込んで"The End"。
その時のしずかちゃんの顔は半分皮膚が剥がれ落ち、その下からは骸骨ではなくベースとなったロボットの顔が覗いてガチガチと歯を鳴らしているといった演出でした。
176: 名無しさん 02/05/28 16:52
>>167
なんかエロい話だな。
なんかエロい話だな。
178: 名無しさん 02/05/28 19:40
>>167
その映画は「デッドリー・フレンド」だよ。
「ショートサーキット」に出てくるジョニー5と同じデザインのロボットなんだよね。こっちはうって変わってお気楽なコメディだけど。
その映画は「デッドリー・フレンド」だよ。
「ショートサーキット」に出てくるジョニー5と同じデザインのロボットなんだよね。こっちはうって変わってお気楽なコメディだけど。
171: 名無しさん 02/05/27 15:56
>>167
むしろのび太が引きずり込まれたことによって後味の悪さは軽減してる気がしなくもない。
むしろのび太が引きずり込まれたことによって後味の悪さは軽減してる気がしなくもない。
175: 名無しさん 02/05/28 16:47
コンビニでもらった割箸の袋に書いてあったこと(原文のまま)。
皆さまのご協力で1年間に(注)約1,552万膳の割箸の使用を削減できました。 これは高さ15m、直径30cmの白樺の木約366本の伐採抑制に相当します。(注)2000年3月から2001年2月までの1年間
後味悪…。
皆さまのご協力で1年間に(注)約1,552万膳の割箸の使用を削減できました。 これは高さ15m、直径30cmの白樺の木約366本の伐採抑制に相当します。(注)2000年3月から2001年2月までの1年間
後味悪…。
177: 名無しさん 02/05/28 17:08
>>175
割り箸って、多くは間伐材や柱削った残りの木屑なんかから作るんじゃなかったっけ? 白樺の木を伐採抑制できたんじゃなくて、コンビニの経費削減に貢献したに過ぎんよ。
やっぱ後味悪いか…。
割り箸って、多くは間伐材や柱削った残りの木屑なんかから作るんじゃなかったっけ? 白樺の木を伐採抑制できたんじゃなくて、コンビニの経費削減に貢献したに過ぎんよ。
やっぱ後味悪いか…。
179: 名無しさん 02/05/28 21:41
10数年前に放送されたドラマなんだけど、タイトルが思い出せない。
たしか主人公は細川俊之演じるサラリーマンだったと思う。幸せに暮らしてた細川ファミリーが何故だかいきなり、何処かの戦場にワープしてしまい、愛する家族が次々と爆撃で死んでいく。当の細川氏も爆撃に遭い、片腕を失う。
腕の痛みに耐えながら、横に伏せて難を逃れた男に「ここはいったい何処なんだ?」と尋ねると、第2次世界大戦中の日本だと返答が来る。
結局、いきなり戦時中にタイムスリップして、家族も失い、元の世界に戻る事も出来ず片腕で生きていかなければならないという状況に、呆然とする細川氏。で、ここでドラマは終わり。
小学生の時に観て、物凄く後味悪くて具合悪くなった。
たしか主人公は細川俊之演じるサラリーマンだったと思う。幸せに暮らしてた細川ファミリーが何故だかいきなり、何処かの戦場にワープしてしまい、愛する家族が次々と爆撃で死んでいく。当の細川氏も爆撃に遭い、片腕を失う。
腕の痛みに耐えながら、横に伏せて難を逃れた男に「ここはいったい何処なんだ?」と尋ねると、第2次世界大戦中の日本だと返答が来る。
結局、いきなり戦時中にタイムスリップして、家族も失い、元の世界に戻る事も出来ず片腕で生きていかなければならないという状況に、呆然とする細川氏。で、ここでドラマは終わり。
小学生の時に観て、物凄く後味悪くて具合悪くなった。
184: 名無しさん 02/05/29 00:01
>>179
それたぶん、山田太一作「終わりに見た街」だね。オレも小学生の時テレビ見た覚えがある。主演も細川だった。なべおさみも出てたかな。大人になってから原作読んだけど、もっと恐かったよ。今でも文庫本手元にある。
最後ちょっと違って、主人公は爆撃を受けて気を失って、荒野で意識が戻るんだけど、朦朧とした意識の中、蜃気楼の向こうになにやら見なれた建造物(の残骸らしきもの)を見つける。それはどうやら、戦争の爆撃で朽ち果てた東京タワーなんだな。
で、オカシイなと気付く。自分がタイムスリップした第二次大戦中には東京タワーは存在しない。そこで、爆撃を受けた時に自分が再びタイムスリップした事を直感的に悟る。
瀕死の重傷で、もう余命いくばくもない事もわかってるんだけど、とにかく今の状況をできるだけ把握したい。で、隣で倒れている同じく死にかけてる男に聞くんだ、「今は千九百何年ですか?」って。
男は命絶え絶えの中、かすれるような声で答えようとする。「せんきゅうひゃくはちじゅ…」…ここで絶命しちゃうんだ。
「なに??1990年代ですらなく、80年代なのか…!!」(この作品は1980年代に書かれたものだから)と愕然としながら、得も知れぬ絶望感を漂わせながら死んじゃうんだ。
山田氏の作品のわりには怖い話だったよ。
それたぶん、山田太一作「終わりに見た街」だね。オレも小学生の時テレビ見た覚えがある。主演も細川だった。なべおさみも出てたかな。大人になってから原作読んだけど、もっと恐かったよ。今でも文庫本手元にある。
最後ちょっと違って、主人公は爆撃を受けて気を失って、荒野で意識が戻るんだけど、朦朧とした意識の中、蜃気楼の向こうになにやら見なれた建造物(の残骸らしきもの)を見つける。それはどうやら、戦争の爆撃で朽ち果てた東京タワーなんだな。
で、オカシイなと気付く。自分がタイムスリップした第二次大戦中には東京タワーは存在しない。そこで、爆撃を受けた時に自分が再びタイムスリップした事を直感的に悟る。
瀕死の重傷で、もう余命いくばくもない事もわかってるんだけど、とにかく今の状況をできるだけ把握したい。で、隣で倒れている同じく死にかけてる男に聞くんだ、「今は千九百何年ですか?」って。
男は命絶え絶えの中、かすれるような声で答えようとする。「せんきゅうひゃくはちじゅ…」…ここで絶命しちゃうんだ。
「なに??1990年代ですらなく、80年代なのか…!!」(この作品は1980年代に書かれたものだから)と愕然としながら、得も知れぬ絶望感を漂わせながら死んじゃうんだ。
山田氏の作品のわりには怖い話だったよ。
189: 179 02/05/29 13:20
>>189
そっか、山田太一だったのか。オレも原作読んでみるわ。
そっか、山田太一だったのか。オレも原作読んでみるわ。
204: 名無しさん 02/05/30 16:53
本日、東京都江戸川区新中川の河川敷(国有地)に勝手に作られていた畑が、行政執行で撤去。
インタビューされてたおっさんが言うには「違法って事だけど、みんなやってる事だ」とか、「政治家なんてもっと汚い事して罷り通ってるだろ」とか、それが良い歳した親父の言う台詞か?という理屈にもなっていない自己正当化の言葉ばっかりで、罪の意識は微塵も感じられなかった。
江戸川区には500円/月で借りられる区民農場があるってのに、その程度の金も惜しむモラルの低さ。しかも、そういうバカが新中川添いだけで400人近くいるという現実。
インタビューされてたおっさんが言うには「違法って事だけど、みんなやってる事だ」とか、「政治家なんてもっと汚い事して罷り通ってるだろ」とか、それが良い歳した親父の言う台詞か?という理屈にもなっていない自己正当化の言葉ばっかりで、罪の意識は微塵も感じられなかった。
江戸川区には500円/月で借りられる区民農場があるってのに、その程度の金も惜しむモラルの低さ。しかも、そういうバカが新中川添いだけで400人近くいるという現実。
久々に現実感あり過ぎて後味の悪いニュースだった。
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