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トライバルな要素に異文化や生物を融合させ新たなる文脈を作り上げたレザーマスクアート作品「Tribal Remix」

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 日本のレザーマスクアーティスト、masksmith氏は、「身につけられるアート作品」をコンセプトにヌメ革を使用し、手染め、手縫いで実際に装着できる革マスクを作り上げている。

 ​作品のテーマ主題は「Tribal Remix(トライバル・ミックス)」

 古今東西の様々な民族、部族的要素と他の様々な要素をリミックスすることで、新たなる文脈を持ったマスクが誕生するのだ。

 ヌメ革を素材とし、様々な色に手染めした後、丹念に縫い上げる。

 鳥モチーフのアフリカンマスクにガスマスクの要素を掛け合わせたり、トライバルタトゥーデザインをカービングでマスク表面に彫り込んだり、能面モチーフのマスクの表面に蛇の鱗の細工を施したりと、きめ細やかで精巧な手作業でマスクに命を吹き込んでいる。

Owl(トライバル × ガスマスク)

 アフリカンマスクの鳥を模したデザインとガスマスクを合わせてあり。手染め、手縫い、カービング、ベルトに至るまで全て手作り。

 装着することを前提に作られているため、フリーサイズで、裏側には独自に編み出した完全防水加工を施している。

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泥眼 × 大蛇

 嫉妬にたける女の面である泥眼に、嫉妬の象徴とされる蛇が掛け合わされた。鱗の部分はカッターで削りだしている。

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Shaman’s mask

 ネイティブアメリカンのシャーマンが祈祷に被るマスクがイメージされている。羽の部分の加工はネイティブアメリカンのウォーボンネットと同じ手法が用いられている。骸骨の部分はメキシカンスカルがモチーフとなっている。

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Stitch(トライバル×ピエロ)

 顔、頭、口元で3パーツにわかれており、全てを手縫いでつなぎ合わせている。

 顔のパーツに使用した革は純白革でピエロの白塗りをイメージしており、眼はあえて外斜視気味に設置することで狂気を表現。髪に明るいオレンジ色を使うことで、ピエロ特有のチープさを演出しまてある。歯の部分も革製だ。

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Diablo(トライバル × ペストマスク)

 ペストマスクをトライバル風に表現。表面にはカービングでマオリ族のタトゥーをイメージしたデザインが入っており、悪魔的な表情になっている。

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 写真だけでも魂の響きが伝わってきそうだが、実物を見ると更にその素晴らしさ、繊細さに胸を打たれることだろう。装着したら眠っていた何かが目覚めそうだ。

 masksmithの他の作品などは公式ホームページの他、インスタグラム、ツイッターなどで見ることができる。
・公式ホームページ「masksmith
・インスタグラムアカウント「masksmith
・ツイッター「masksmith

 また、2018年12月20日から23日まで東京都新宿・歌舞伎町のロフバー(rov Bar)でmasksmith氏の個展が開催される。

 日時、場所はの確認はロフバー(rov Bar)のFacebookページで要チェック。

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この記事へのコメント、24件

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  1. こういうの好き
    皮ってところもわかってるな
    文様の意味や形状の歴史とかに詳しければもっと面白いんだろうな

  2. 格闘家時代の須藤元気が入場時に被ってそう
    今の音楽ユニットでもスーツにこのマスク着けて謎ダンス踊ってもハマりそう

  3. すごく良くできてるしちょっと欲しいと思ったが使い道が思い付かない
    部屋に飾るの怖い
    映画の悪役のマスク、小道具にはいいかもしれない

  4. 繊細な手仕事素晴らしいな、生で見てみたい!そして、東京喰種のウタさんを思い出した人は私だけじゃないはず

  5. 知り合いだっからびっくりした。
    すごくいい方です。
    好きな色やテイストで受注してくれるよ。デザインフェスタなんかにも出店してるよ。

  6. 写真2番目の「泥眼 × 大蛇」これを使って、能の演目「道成寺」をするとかなりすさまじいことになりそうな気がする。

  7. トライバル模様が美しいしかっこいいけどすんごい怖い
    夜中ばったり出くわしたら大声で叫んじゃう自信ある

  8. 理解のための手掛かりが多すぎてな
    本物のわけが分からんがなんかすごい感がない

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