斎藤元彦・兵庫県知事によるパワーハラスメント疑惑などを内部告発した元県西播磨県民局長の男性(60)が死亡した問題で、県議会調査特別委員会(百条委)は19日、元局長が残した陳述書と疑惑に絡む知事の音声データを調査資料として採用し、公開することを決めた。
県議会事務局によると、陳述書は報道陣などに配るほか、音声は百条委の審議会場で再生する方針だ。
一連の問題を巡っては、元局長が3月、パワハラをはじめとする斎藤知事が絡んだ七つの疑惑をまとめた告発文を一部の県議会議員や報道機関に配った。知事は全ての疑惑を巡る事実関係を否定している。
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