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納涼ポタ ─涼しい場所を求めて─【後編】

前編の続き。

「アンタコ」を見ようと桂香寺に行ってみて(そのときは)分からず仕舞い。
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その近くの樫田駐在所かしだちゅうざいしょ前にあった道路案内図。(クリックで少し拡大)
ここにはアンタコは記載されていないばかりか、「桂香寺」が「香寺」になってる。
地図の向きも、駐在所/現在地の前にあるんだから素直に北を上にした方が見易いでしょ?
(「注意」の貼り紙で向きを補足する必要があるぐらいだし)

という文句は置いといて、昼食場所を検討。
近くの樫船神社に行けば境内で食べられるかも。

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あれが樫船神社の大鳥居。

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鳥居に続く田んぼの間の道を上ると、樫船神社あった。
階段しんどそうなのでパス。

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諦めて府道6号枚方亀岡線を下っていると、お城らしきものを発見。

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高槻カントリー倶楽部の入口に建てられた高槻城下茶室資料館でした。
ただし、高槻城跡自体は高槻市街にあるので、こことはかなり離れている。

キリシタン大名 高山右近の像があって、高槻城が高山ゆかりのお城だったんだなと知った。
そういうの疎くて…

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ゴルフ場の門には踏み入れずに目いっぱい寄って撮ってみた。
右側の城壁脇にヌルデの大木。
かぶれやすい間者ならこれで阻止できる。(多分関係ない)

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このまま下ると一番暑い時間帯に街中に下りてしまう。ヤバいヤバいと思いながら下っていると、何かある。

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高槻森林観光センターでした。
これは寄らないわけにいかない。

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中に入ると、カフェ「forêt(フォレ)」があり、

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バーベキューハウスもある。

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シイタケ狩りもある。

左の看板には、「Let's enjoy shiitake mushroom picking!」と書いてある。
シイタケ狩りって、「マッシュルーム ピッキング」っていうのか。勉強になった。
ていうか、英語圏にもキノコ狩りってあるんですねー。

そういえば、この観光センター横を流れる芥川上流の対岸に透けてないビニールハウス的なものが延々と並んでいたんだが、シイタケのハウスだったのかな。

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forêtの隣にあった鯉の池のベンチに陣取ってお昼ごはん。
木陰で鯉を見ながらまったりと過ごした。

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その少し下流にも「てっけんの森」(鉄道建設グループ)というのがあった。
入口がバーで閉じられていたので、営業しているのかは不明。

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その先が「出灰」。
「いずはい」…じゃないよなー、と思ってバス停を見ると「いずりは」だった。
この辺り、難読地名の宝庫だ。

そして気温は33℃。
まだ山の中やぞ!

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ここでもう一丁左に曲がって… と思ったら、「倒木・土砂撤去作業につき ハイカー通行不可」。
じゃあ自転車はオッケーだね!
「歩きなんだから通してよ」という人に困っての設置かな。

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仕方なく下って行くと、山肌にちょっと人の手が入ってる。

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と思ったら、こちらのルートにも採石場があった。
正面の法面にはプラスティックのパイプが林立していたが、苗を保護する筒っぽい。
砕石を終えた山を植林・緑化中なのかな。

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新名神高速道路を潜ると、

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ちょっと街。
いよいよ市街地待ったなし。

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原交差点にあった地図。(クリックで拡大)
ここから神峯山寺かぶさんじに上れる!
多分涼しいはず。ここに立ち寄れば暑さのピークを回避できるかもしれない

上記画像は小さくて読み辛いかもしれないが、神峯山寺は、役行者が開山した比叡山と並ぶ七高山の一つ。
皇室の崇敬も厚いとのことだ。

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交差点から入って少し上ると、

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すぐにいい見晴らし。

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さっきの地図にあった「どぶろく蔵元」

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の右手の道を入って行くのが近道。

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だが、獣害除けの自分で開け閉めする扉があって、段差が見えている。
自転車に乗れる道に見えないのでやめた。

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車道を回り込んで牛地蔵。

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その横には「この先車両は通り抜けできません」の看板。
実際行ってみると、自転車では神峯山寺まで行けるが、自動車は上の駐車場手前で出られなくしてあった。

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ここも林道で「際面ヶ谷線」。

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しつこいぐらい通り抜けできないアピール。

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一番上の辺りに、(多分)さっきの近道が合流。
案の定、延々続く階段だった。
遠回りの車道でも結構急勾配だったので、当然といえば当然。

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勧請掛。

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説明。

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神峯山寺地主之神 金比羅大権現。

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の、すぐ先が参拝道路のほぼ頂点。

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ここへは東海自然歩道の階段で上ってくることもできる。

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広い有料駐車場もあって、年末年始以外は500円/3時間。
(年末年始は500円/90分)
この日、こちらの駐車場には1台も停まっていなかった。

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駐車場にクルマを停めると300mの歩き。
ちょっといい感じの石垣を見ながら進むと、

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到着。
見るからに涼しそう。(実際涼しい)
その先を左に入ると、檀信徒駐車場がある。(多分無料)
そちらには結構車が停まっていた。
が、自転車を停めていい場所がわからない。(檀信徒ではないし)

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山門。

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その中。

自転車を安心して停められないので(聞けばよかったんだが)、参拝は諦めて下山。
やっぱり灼熱の街中へ下りるしかないようだ。

………

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結局、暑さ真っ盛りの市街地に降りたのが14時。
芥川桜堤公園の気温は34℃で、これから35℃まで上がる模様。

この場所は木陰でなんとかしのげる程度の暑さ。
ベンチで30分ばかりぼんやり休んだが、待ってもそう簡単に気温は下がらないと諦めた。

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ここにあった遊具にテープが張られて使用禁止。

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事故でもあったのかと胸を痛めかけたが、修繕が必要な個所が見つかったためと知って一安心。
(ただの通りすがりの部外者ですが)

走り出したものの、向かい風がきつい。
この暑さに加えて強い向かい風の試練。
だんだんボーっとしてくるし、国道171号線路側の凶悪な縦段差にハンドルが取られ気味。
汗も出なくなってこれはマズいと、ガリガリ君を求めてドラッグストアに入ったが置いてなかった。

対向車線側にはコンビニがあるのにこちらには無い。
諦めかけたころジャパン(ディスカウントショップ)発見。
ここなら絶対あると思って入ったが、ガリガリ君は無い

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さすがに手ぶらで店を出る余裕はなかったので、やわらか赤城しぐれとデカビタを買った。

店先の日陰で早速食べた結果…
さすが赤城製菓!ガリガリ君と同じ氷の粒が入ったアイスで、冷える冷える。
おでこが痛くなるほど貪るように食べて、デカビタを飲むころには汗が出てきた。

もう大丈夫。
再び向かい風のR171を走りだしたが、向かい風に抗って踏み込める。
縦段差も難なくしのげる。

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調子を取り戻していつものゴール地点、伊丹市下川原は36℃。
この時刻でこの気温なら、早く下りすぎたと悔やまなくても、多少山の中で粘っても変わりなかったねと。

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関係ないけど、ゴールの軍行橋の親柱が倒れてた。
どうやってぶつけたのか理解に苦しむが、ここで止まれて猪名川に落ちなくてよかったね。

本日のルート(前後編共通)





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Author:potaiko
関西在住のミニベロ=ちっちゃい自転車乗りです。
ポタリング/サイクリングの話題と自転車いじり(いわゆるカスタム)の話題が中心。
現在の愛車は5号車(こちら)、6号車(こちら)と7号車(こちら)の3台!

過去には、持ってるけど現在不稼働の1号車(こちら)、譲渡済みの2号車と3号車(こちら)、譲渡済みだがもうすぐ帰ってきそうな4号車(こちら)が存在している。

お約束: このブログは情報の正確さを保証するものではありません。参考にされる場合は、自己責任でお願いします。

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