サービス業は一般に事例兇能仟蠅気譴襦
顧客に直接接し、価値を提供する流通業だからだ。

ところで事例兇任郎から4年前の令和元年にネイルサロン、
その前はさらに5年前の平成26年に旅行業が出題された。
と考えると今年はそろそろ出題も懸念されるのでは?

サービス業の事例を他の製造業や小売業のように
考えると、痛い目を見る。
サービス業では「サービスの特性を理解しているか?」
を診られ、そのサービスの特性を生かした解答を求められる。

ちなみにH26年では、旅行サービスとはいえ、
売るのは旅行商品だったからまだ小売業に近い考え方が通用した。

買い上げ単価の高い顧客層を選び、
顧客へプロモーションするにも市場の認識要件である
「到達可能性」を理解しているか?
これができれば6割は出しやすかった。

だが、R元年のネイルサロンは、もろサービス業だ。

顧客とサービス提供者が当時に存在して消費せねばならない。
サービスは在庫できない、というサービスの特性が
わかっていなければ、得点が難しかった。

では、このサービスの特性からわかる
サービス業の課題は何だろうか?

それは、需要に変動があるということだ。

具体的に言うと、サービスは同時消費だから
混む時と空いている時がどうしても生じてしまう。

混むときはお客を待たせるし、空く時は
人手が余り、人件費が無駄になる。人事生産性が落ちるのだ。

ところで、今回の事例は、
これ(需要の変動)を解決するための方法を考えられるか?
というのが大きなテーマだった。

そのために社長も策を考えていた。それは何だったろうか?

皆さんは問題文をよく読んで、一晩考えてみていただきたい。
この答えは明日ご説明する。

himawari1