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Kakidai [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

日本は鉄道大国であり、鉄道にさえ乗れば日本全国に行けますが同時に海外の旅行者が最初に戸惑うのが日本の鉄道システムでもあります。
海外のサイトで日本の鉄道について解説していました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
日本の鉄道網:理解するために必要なコンセプト

大都市に住んで毎日通勤に使っているにも関わらず多くの外国人が日本の鉄道網について理解していないように感じる事が1つあると思う。

それは私鉄は日本でかなり大きい存在だという事。

まず最初にJRも大きく6つに分かれていて(JR東日本、JR東海等々)JRパスはその6社でのみ使えるという事。
JRといえど日本の公共交通網においては一部でしかないというのが鍵だ。
JRは東京において最大の鉄道網ではあるけど他にも鉄道会社が2社に私鉄が何社もある。

各社毎に鉄道網、車両、改札、運賃、駅を持ち、独立して活動している。
新宿駅を例に挙げると、JRは独自にJR新宿駅を持っている(渋谷や原宿などに行ける)。
その横には小田急(私鉄)が小田急新宿駅を持っている。
(箱根に行く時は小田急線に乗る)

その横には京王(私鉄)の京王新宿駅がある。
(高尾山に行きたい時は京王線に乗る)

地下には東京メトロ(私鉄)と都営(東京都が運営している)の2社がある。
六本木や浅草に行く時はこれに乗る。

それぞれの駅はお互い繋がっているけどそれぞれ別々の企業によって運営されているんだ。

数ブロック離れたところには西武(私鉄)の西武新宿駅がある。
それら全部をまとめて地元の人は新宿駅と呼んでいる。

そしてこれらの駅を行くのが難しいのは各鉄道会社が駅の上部や周辺、地下といったビジネス一等地に商業施設(デパート、ホテル、ショッピングモール等)を建てているから。
Suica(JRの発行しているリチャージできる切符)が革新的でお勧めできるのは東京や日本全国の交通会社(鉄道、地下鉄、バス、モノレール、タクシー数社)で使えるから。

で、JRパスは新幹線などのJRの鉄道に乗って都市間を移動する場合は運賃がかなり節約されるけど東京周辺のようにJRだけではいけない場所が多いところでは最善の選択肢とはならない。

これはTokyo Subway Ticket(※都営地下鉄が発行している海外旅行者向けのパス)も同じ。
地下鉄だけを使うなら節約になる。

”乗り放題”は便利そうに聞こえるけど、鉄道会社は自分たちのサービスに関する情報しか提供していないんだ。

歴史的に私鉄は関西方面で発展している(大阪、京都、神戸)。

正確に言えばJRは民営化されてる(かれこれ30年くらい)けど、今でも日本ではJRと私鉄を区別している。
(Suica=JRが発行している。PASMO=各私鉄とバス協会が発行している)

一旦このコンセプトを理解してしまえば日本の鉄道を利用するのが更に楽になるだけでなく旅行の計画も立てやすくなるし日本の鉄道文化をより楽しめるようになるよ。


●comment
自分が変なんだと思うけど仕事で2週間東京に行った時にSuicaを使ってた。
簡単にチャージできるし自販機でも使えるから便利でよかった。
でも東京でバスを見たことはなかったな。

●comment
↑自分は何度か使ったことがあるし場所によっては最も早く行ける手段だったよ。
例えば最近使ったんだけど錦糸町から浅草に行く場合とかね。
見た感じバスは年配の人しか使ってない感じだった。
単に年配の人達がバスに慣れているだけなのか鉄道だと不便な地域に住んでるからなのかはよくわからない。

●投稿主
↑東京とが都内在住の高齢者にほぼ無料で(かなり安い)バスの年間パスを提供してるからだね。

●comment
↑なるほど。

●comment
Suica良いよね。
便利だし使いやすい。
ペンギンのロゴが付いてる機械だったらどれでもチャージできるし。

●comment
PASMOとSuicaの違いってなんだろう?
SuicaじゃなくてPASMOを買ったら大変なことになる?

●comment
↑Suicaの方がマスコットが可愛い。

●comment
↑いや、PASUMOのマスコットはピンクのロボットだ。
なのでどっちが良いかは一目瞭然だ。

●comment
>SuicaじゃなくてPASMOを買ったら大変なことになる?
そんなことないよ。
妻はPASMOを買って自分はSuicaを買ったけどどちらか片方しか使えなかったのは一度だけだった。

●comment
PASMOとICOCAを関西圏と東京で使ったけど特に問題はなかったな。

●投稿主
>でも東京でバスを見たことはなかったな。
色んなバス会社が東京中を様々なルートで走ってるよ。
通勤にバスしか使わない人もいるくらいだ。
京王バスや小田急バスのように母体が鉄道会社の所も多い。

●comment
↑日本に住んでた頃は全くバスを使わなかったな。
京都で何度か使った程度か。
(東京と違って)京都は鉄道網が縦横に走ってるわけじゃないから。
東京や東京郊外の観光地は必ず徒歩圏内に鉄道の駅がある感じだったな。

●comment
関西圏で自分が使ってる鉄道会社はこんな感じ。
(毎日使うのや年に数度使うの)
・阪急
・阪神
・JR
・京阪
・近鉄
・南海
・阪堺
・大阪モノレール
・京福
・大阪メトロ
・京都地下鉄

多分忘れてるのがまだあると思う。

●comment
まとめるとJRパスは都市間の移動には向いてる。
JRとついている駅で使える。
ICカード(SuicaやPASMO)はJR含めて色んな鉄道会社で使える。

●comment
↑更に鉄道会社ごとに色分けされててグーグルマップでも使える。

●comment
もし東京、大阪、京都に行こうと思ってるならJRパスを買う価値があるって事かな?
自分が見たサイトだとこの都市間だと600ドル位で結構かかるんだけど。
加えて言うと関西圏に住んでた時にPitaPaを持ってた。
これって日本全国で使えるのかな?
それとも関西と関東で分けて考えた方がいい?
日本から帰ってきてしばらく経つんだけど。

●comment
↑最後に使ってからどのくらい経つ?
自分のPASMOは10年間の期限が付いてる。
自分の知ってる限りだとPitaPaは全国で使えるみたいだけど。

JRパスの期間はどの位?
発着東京の7日間パスが費用対効果のボーダーラインだと思う。
それ以上期間が延びる場合(で、他の都市に行かないなら)JRパスにする価値はないと思うな。

●comment
自分が11日以上かけていく東京→箱根→京都→大阪→金沢→東京ルートはJRパスだと普通に行くよりも高くつく。
グーグルで運賃をチェックしてみた方が良いよ。

●comment
自分は日本に行く前にデジタルSuicaとAppleウォレットを紐づけておく予定。
上手く行くならApple Payでチャージできるし1つのプラットフォームで済むからシンプルだ。
上手くいくと良いんだけどね。

●comment
↑上手くいくよ。
いま日本にいるけどiPhoneでSuicaを使ってる。
公共交通網だけでなく電子マネーとして色んな場所で使えるよ。

●comment
↑アメリカ出身?
前回日本に行った時にApple Payのサポートに連絡してSuicaやPASMOをApple Payに足して紐づけているクレジットカードが使えるようにしようとしてみたんだけど、日本の銀行の口座を持ってないとかなり難しいみたいだった。
最近だとどういう方法が上手くいくんだろう?

●comment
↑自分はドイツ出身。
セットアップは簡単で、まずSuicaのアプリを入れて、Appleウォレットに新しくSuicaを追加してApple Payのクレジットカードと紐づけるだけ。
たぶんデバイスの地域設定を日本にしておけばSuicaアプリなしでもいけると思う。
自分のデバイスはドイツのままだけどSuicaアプリありで問題なくいけたよ。

●comment
↑ありがとう!

●comment
良い解説だった!
数週間前に行った日本旅行でこれに気づいたよ。
自分が興味ある場所はJRが通ってないところが多かったからJRパスは買わなかった。
台湾や香港は駅を運営してるのは1社のみだから(少なくとも自分が理解してる限りは)そこが違うね。

●comment
東京メトロ/都営やりんかい線のように1日券や数日券を発行してるところもあるよね。
どこに行くか、歩くかによっては地下鉄のツーリストパスの方が有利な場合もある。

●comment
今は二度目の日本旅行中。
最初の旅行は公共交通網の使い方がよく分からなかったから歩きとタクシーがほとんどだった。
2回目は訓練を積んで日本全国でバスに乗ってる。
一回慣れてしまえば凄く簡単だよ。
(特にグーグルマップを一緒に使えば)






東京や大阪の駅が特に巨大でダンジョンのようになっているのは複数の鉄道会社が入っているからというのも一因でしょうか。
以前は切符を買うのもハードルの1つでしたが、今ではFelica対応の機種であれば日本に行く前にアプリをインストールしてチャージしておくことも可能になりました。




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