チルト3度が導入されて3節目にして、申し子? の菅章哉(36=徳島)が参戦する。引いた1号機も複勝率39・2%と好エンジンの1つだが、前回使用者は石川真二でスロー水域を主戦場にして出足型を好む。ペラが正反対のタイプで、調整には時間を要する。スタート特訓では、「上半身が僕の形で、下半身が石川真二さんの形。両方のいいとこどりで共存共栄できないかなと思いましたが、駄目でした」とさらなるペラ調整が必要な雰囲気だ。「ペラをしっかりたたきたいけど、元に戻る」と思案顔だが、初日までに調整できるか。特に12Rドリーム戦は6枠でスタンバイ。チルト3度の使いどころになるだけに、何とか間に合わせたいところだ。