2022年9月3日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムに浦和レッドダイヤモンズを迎え、2022年J1リーグ第28節を戦います。
浦和戦を含めると残り7試合、そのうちホームで戦えるのは残り3試合です。
浦和レッドダイヤモンズ戦の見所は以下の3点です。
- 新しいコーチ陣の影響はどうか?
- 登り調子の浦和を叩く準備はどうか?
- 怪我人などの離脱者はどれくらい戻るのか?
夏になり失速したチームは、監督交代で雰囲気こそ持ち直したが、結果としてはまだ出ていない。
ACL決勝に進み、勢いに乗る浦和に如何にして挑み、叩くのか?
色々と楽しみが増す一戦である。
2022年J1第28節(ホーム)鹿島VS 浦和レッズ戦を前に思うことをまとめます。
2022年J1第28節(ホーム)鹿島VS 浦和レッズ戦の予想スターティングメンバー
怪我人とコロナの影響による欠場がどの程度になるのか?
ハッキリしないのでスタメンを考えるはなかなか難しい。
浦和も惑わされてくれれば良い!
勝利を願う2022年J1第28節、鹿島の対浦和戦スターティング予想・・・
TOPは鈴木とエヴェラウド
エヴェラウドは練習復帰しているので、たぶん、出るだろう。
ここ数試合はゴールも決めているので、結果に期待したい。
2列目は、左にカイキ、右に仲間
カイキか和泉か悩むところだが、先の浦和戦で決めている相性の良さを考えてカイキでどうだろうか?どうも下降気味ではあるが・・・。
仲間には、なるべくファールは少なめにしながら、はげしくアタックして欲しい。
ボランチは、ピトゥカと樋口
ピトゥカのドリブルが発動するかしないかも、調子の良さの1つの目安になる。
樋口には、セットプレーで極上のキックを上げて欲しい。
SBは左に安西、右に広瀬
広瀬の体力面は少々不安だが、広瀬のキックは本当に素晴らしいのでエヴェとのホットラインを開通させて欲しい。
CBは、関川&三竿
ミンテかエレケか・・・。
色々と考えるとエレケをチョイスするしかない。
GKは、スンテ
ベテランらしい指示出しを期待しています。
対戦相手の「浦和レッドダイヤモンズ」について
ライバルチームですが、彼らのACLでの無類の強さには本当に敬服します。
アジアにおいては、現時点では我がアントラーズよりも名が売れているのは事実だ。
なので、ACL出場権を手にして、来年以降に早いとこまくらないといけない。
また、今シーズンの序盤、結果が出ない中でも監督を変えずに腰を据えて戦い抜いた結果、シーズン後半になってチームが熟成されてきた感じなので、ここ数年の浦和の様子を見る限り、随分と耐えて強さを手に入れた感じがする。
それにしても・・・
よりによって鹿島と当たる時に「絶好調」にならんでも・・・とは思うが、調子に乗っている相手を叩いてショゲさせて帰すことにしよう。
まあ、現状の勢いで行くと浦和に分があるかもしれないが、鹿島のホームで、浦和にやられるわけにはいきません!
2021年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
浦和 6位/勝点63 18勝9分11敗 45得点38失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っています。
守備はそれなりに安定しているが、得点力が伸びない印象だった。
それでも、シーズンオフにうちの犬飼を引っこ抜くとはなぁ。
2022年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点44 12勝8分7敗 39得点34失点
浦和 9位/勝点35 8勝11分6敗 36得点24失点
昨年よりも守備は改善したが、攻撃は今一つだった・・・。
しかし、夏に入ると一変した感じである。
大量得点で、しかも無失点で勝利する試合が増えており、間違いない勢いが増しているようだ。
川崎にも3-1で勝利しているし・・・。
浦和レッズのキーマンと鹿島勝利の鍵は?
浦和というとどうしてもユンカーを筆頭に助っ人攻撃陣に目を奪われる。
でも、今の浦和の好調さを維持しているのは攻撃陣よりDF陣の気がするなぁ。
岩尾に注意!
徳島からレンタルでやってきた彼がこれほどフィットするとはなぁ。
特筆すべきはボール奪取能力だけど、かなりパスのセンスもあると思われる。
実際に4アシストを記録しているので、中盤の底にいる、一見「普通の顔」した兄ちゃんに要注意だと思う。
浦和の強固な2CBをこじ開けろ!
ショルツと岩波の2枚をどうこじ開けるか?
ポンポン放り込んでも簡単には点は獲れそうにない。
ミドルを放ちつつ、突っかけてファウルを誘うのもありかも。
でもセットプレーでカイキの頭にドンピシャで合わせれば、アッサリ入るような気もします。
鹿島勝利の鍵はセットプレーとクロス!
鹿島よりも相当に硬い守備を擁している浦和ですが、失点パターンには特徴がある。
それはセットプレーとクロスでほぼ半分の失点をしていることだ。
単純に何も考えずに放り込んでもダメだが、揺さぶったり、CBを引き出した上でクロスを入れれば、かなりチャンスはあると思う。
鹿島アントラーズと浦和レッズの全対戦戦績
これまで84試合の対戦があります。
鹿島 40勝
浦和 29勝
引分 15
鹿島からみて123得点、102失点です。
全対戦成績では鹿島勝率が47.6%です。
オリジナル10の仲間なので対戦数は2位の多さです。
ちなみに1位は名古屋で90試合戦っています。
直近の2019年からだと(リーグ7:カップ2)
全9戦:4勝3分2敗
鹿島が少し優勢です。
突き放したいものです。
2021年、22年度の対浦和戦の試合記録
ここ数年は、リーグ戦での対戦のみですね。
昨年はザーゴ体制ではアウェイで敗戦、相馬体制時代にはホームで勝利となりました。
2021年J1第7節(アウェイ)敗戦
鹿島1-2浦和
ザーゴ自体の最もパフォーマンスが悪い試合の1つで、スコア以上のボコボコにされた感じでした。
沖、常本、関川、町田、永戸の若いDFラインに、1人で良いからベテランが居ればと思った試合でした。
↓ハイライト動画を含む試合の記事はこちら
2021年J1第35節(ホーム)勝利
鹿島1-0浦和
見事なまでに勝利への気持ちが浦和を上回り、点差は僅か1点ですが、快勝と言って良い内容でした。
やはり守備が大事だと思いました。
スンテの叱咤激励が若いCBを支え、無失点での勝利に繋がっていました。
ただ、この試合の記事を読むと、私はスンテの退団を覚悟していたようだ。
↓ハイライト動画を含む試合の記事はこちら
2022年J1第14節(アウェイ)引分け
鹿島1-1浦和
浦和に勝って首位に立ちたかったが、勝ちきれなかった。
失点は事故だな。確かに手に思いっきり当たっているが、あの至近距離では避けることは不可能だ。
振り返ると、この頃からレネ体制では鈴木優磨への依存が強まっていたと思う。
↓ハイライト動画を含む試合の記事はこちら
まとめ
コーチ陣は合流してまだ数日なので、大きな影響を与えることは出来ないかも知れませんが、岩政監督が勝利するために「考える時間」が増えることで、対浦和対策がしっかりと練りこめるような気がします。
今の浦和は勢いがあるが、我らがホームのカシマスタジアムは、浦和の熱を包み込んで冷やす力があると思います。
勝つしかない!
アントラーズは強くなる!!
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