『2011年、ツイッター発で生まれた西川貴教さんとの絆』
西川貴教さんとは、2011年東日本大震災直後のご縁でCMに参加していただくことになりました。
それから10年が経ち、コロナ禍の今に至っています。
ミゲル少年を起用した消臭力のテレビCM放送が開始されたのは、2011年4月のことです。
津波と地震で6万人が亡くなったポルトガルのリスボンを背景に、少年がラララと歌うだけのCMです。
放送開始から4日後、2011年4月26日の夜でした。
このつぶやきを、複数の西川さんファンが教えてくれました。これがご縁のはじまりでした。
私は西川さんのコンサートにお邪魔します。そこで知ったことがあります。
西川さんが震災直後からアーティスト仲間を巻き込み、チャリティや募金活動をされているという事実です。
この方とならば、と西川さんにCM出演をお願いし、ご快諾いただきました。
そして西川さんファンの皆様と一緒に、この10年を過ごしてきました。
大スターに対しておこがましい表現でしょうが、私にとってはどこか戦友のような、一緒にコトを起こしてくれる仲間でした。
撮影中も一緒に企画を考えてくれました。
さらには、
このサイトに遊びにきてくれる方、エステー特命宣伝部員、ツイッターフォロワーの皆さん、たくさんの仲間のおかげで10年やってこられました。
1年1年の皆さんの想いと積み重ねが、10個あったということです。
心から感謝しています。
『歌の力を信じて』
エステーは「空気をかえよう」をスローガンに活動しております。
「消臭力」は消臭芳香できる商品としてだけでなく、それを象徴する大切な商品です。
だから、その時代に「空気が変わる活動ができれば」とCMを制作し、
放送してまいりました。
コロナ禍で私たちは「人と会えない」ストレスを抱えています。
もう少しでそこから抜け出せるかもしれない。
今、大切なことはなんだろう。
そんなことを思いつつ、このCMに少しだけ気持ちを込めました。
今必要なのは「ボケたらツッコむ」という、人と人の優しいやりとりなんだろう。
西川さんの音楽の力をお借りしました。
たかがCMですが、
エステーのスローガン「空気をかえよう」の活動の一つとしてご覧くだされば幸いです。
西川さんの音楽活動で実際に演奏されているバンドメンバーに集結していただきました。
バックボーカルには、元モーニング娘。高橋愛さんと田中れいなさんにも参加していただきました。
センターを務めてきたお二人に「バックコーラスで申し訳ないです」とお詫びすると、お二人は笑顔で「こんな大切なCMの場所にいられることは、とても幸せです」と、言ってくれました。
これまでの10年間、エステーと一緒に、
時に真面目に、時に馬鹿馬鹿しく、この活動を背負ってくれた西川貴教さん。
それを後ろで優しく支えてくれる「愛れな」。
不思議な撮影でした。
『特別なTシャツをみんなで着て』
映像に写っているTシャツは、今回の撮影のためだけに作りました。
あるスタッフの発案で作りました。
「10th TNNK」というロゴが入ったTシャツの裏面には、
この10年の歴代「消臭力」CMの作品名が入っています。
まるでツアーTシャツです。
そして、出演者だけでなく数十人の制作スタッフ全員も着て、撮影をしました。
このTシャツを着た西川さんが撮影当日ツイッターで披露すると、
沢山の人が「それ素敵」「売ってください」と呟かれましたが、
残念ながら販売ができません。
なんらかのカタチで少しでも皆さんの手に届かないか、と考えて、
西川さんのチャリティイベントにプレゼントできたらと計画を立てています。
撮影現場の空気ができるだけ伝わるポスターも作りました。
これも何かのカタチで皆さんに届けたいと思います。
『最後に。』
今回の新CMの曲以外にも沢山の収録をしています。
おそらく8月になったら、どこかでお知らせできると思っています。
エステーCM祭りは、まだまだ続きます。
皆さんのご参加をお願いします。
トリバ