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2024年3月

2024年3月31日 (日)

匠の技に呆然 ~ミュージアム飛騨~

●歴史に呆然
飛騨の匠たちは飛鳥時代から都へ行き、建築や家具を作ってきたのだそうです。
平城京で使われていた家具のレプリカを見て、びっくりしました。
電動工具のない時代に、今見てもハイレベルなものを作っていたのです。
私は、現代の道具を使ってもあんな家具をつくることができません。
飛騨の国は、匠が都で働くことで他の税を免じられたそうです。
そりゃそうだろうなあ、と納得しました。

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(イス100脚展示コーナーです)

●現代の作品に呆然
今回の小旅行は、カミさんのこんなリクエストがきっかけでした。
「伝統工芸を見に行きたい」

前回は七宝焼を見に行きました。
私は、こう書きました。
「七宝焼の世界にも、新たな風を吹き込む作家の登場が必要ではないでしょうか」

ところが、現代の高山木工はモダンなものだらけだったのです。
イスが100脚展示されていました。
全部座って良いとのこと。
思わず座ってみたくなるデザインのイスがたくさんありました。
座っても、どれも快適でした。

幸か不幸か、我が家にはもう新たなイスを置く余地がありません。
(このイスたち、買えるのです)
座るだけで次のコーナーに進みました。

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(パンフレットの写真です)

●ショップでまた呆然
ショップには無料で入れます。
ここがまた、驚きの場所だったのです。
「伝統工芸」という雰囲気がありません。
雑誌『週末工房』に出てくるような作品ばかりです。
DIYに無縁な客が来ても皆さん「ステキ!」と言うでしょう。
木工をする客なら更に「スゴイ!」と言うでしょう。
そして私のレベルだと「こんなの自分では作れない…!」

伝統工芸と言いながら、受け継いでいるのは技術と魂だけなのかもしれません。
「100年前と同じようなものを作って、徐々に衰退する」
そういう伝統工芸ではなかったのでした。

●ガマンガマン
ショップの入り口で「ここ、危険だ!」と叫びました。
私、美しいものを見ると買いたくなってしまうのです。
ショップには、美しいものがたくさん並んでいました。

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幸か不幸か「買っても使わない」「置き場所がない」というものばかりでした。
なんとか物欲を抑えました。
場所を取らない箸置きを買うだけにしました。
(もう10個以上持っているのですが)
いろんな樹種があったのですが、クルミ材製を買うだけにしました。
これからエゴマ油(毎朝使っています)でオイルフィニッシュするつもりです。
楽しみだなあ(^^♪。

「ミュージアム飛騨」はこちら

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(買ったら、こういう袋に入れてくれるのでした)

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石臼が欲しくてたまらない ~南遠州4人旅(3)~

島田市で「抹茶挽き体験」をしてきました。
甜茶を臼でひいて抹茶にする、というものです。
最初から最後までインストラクターがついてくれます。
あれこれと解説もしてくれます。
できた抹茶は持ち帰れます。
一杯半分くらいでしょうか。
所要時間20分ほどで、費用は200円です。
(詳しくはこちら

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これが、私には「どストライク」だったのです。
石臼がとにかく気持ちいいのです。
ほぼ無音です。
軽くはないので、体全体を使って回す必要があります。
これをゆっくり回すというのが、イイんんです。
「心が整う」という感じがします。
それで最後に抹茶が飲めるのですから、最高じゃありませんか。

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私、自宅では(心と時間に余裕のある時に)コーヒーを豆から粉にひいています。
手回しのミルで数分間、ゴリゴリと回すのです。
仕事が休みの日の朝にこれをやると「心がリセットされる」と感じます。
そういうわけで、甜茶を石臼で挽く体験に激しく心を動かされたのです。

「この石臼、欲しいです」
「10万円出してください」
「えっ、…」

調べてみると、もっと安価な石臼もあるようです。
しかしながら、口コミによると性能は微妙なようです。
うーん。
あれ以来、毎日悩んでいます…。

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2024年3月30日 (土)

「のぼり」って本当に役に立ってるんかい

「縄文人さん、まずのぼりを撤去してください」
今朝出勤したら、そう指示されました。
昨夜は台風並みの風雨だったのです。

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外に出てみると、あれまあ。
のぼりが破れていたり、その支柱が折れていたり。
のぼりを全部抜いて片づけました。
けっこうな時間を要しました。
これ、明日になったらまた誰かが立てて回るのです。
しかも、破れたのぼりや折れた支柱は交換します。
明日もまた、けっこうな時間がかかるのです。

トヨタの工場なんて、モノを探す時間さえ秒単位で削っているというのに。
のぼりを立てたり片づけたりする時間って、価値を生んでいるのでしょうか。

●客を呼びこめているのか
少し調べてみました。
のぼりの業者さんは、皆さんのぼりの効能を説きます。
しかし「エビデンス」を挙げている業者さんは見つかりませんでした。
その中で私が注目したのは、次のような記事でした。

「当店は総計5,000人におよぶアンケートを実施しました。
 2種類のデザイン、10パターンを見せたうえで、
 『どちらのデザインが目立ちますか?』
 『どちらのお店に入りますか?』と2つの質問をしました」

「客は、目立つのぼりの店に入るわけではない」
という結果だったそうです。

街で見かけるのぼりって、本当に客を呼びこめているのでしょうか。
私の場合、むしろ逆です。
のぼりを立てている店に入ることは、めったにありません。
センスのいい店って、のぼりを立ててませんよね。
のぼりって
「ウチの店はセンスのいい店ではありません」
と宣伝しているようなものです。
(のぼり屋さん、ごめんなさい。
 怒らず最後まで読んでください)

●事故を誘発していないか
のぼりって、普通は車道と店の間に立てますよね。
でも、その場所って、歩行者や自転車が通るんです。
駐車場から出てくる車も通るんです。
そんな場所に、あんなものを林立させたら、視界のジャマです。
交通事故を誘発する可能性があります。

私、自転車で歩道を走っていて(昔です)車にはねられたことがあります。
車は、車道から駐車場に入ろうとしていました。
ところが植え込みが視界を妨げて、車から自転車が見えなかったのです。
もちろん、徐行せずに曲がってきた車が悪いのです。
でも、植え込みがなければ起きない事故でした。

歩道近辺に、視界を妨げるモノを置くべきではないのです。
植え込み、立て看板、そして、のぼり。
仮に私が市長になったら、真っ先に規制します。
(あり得ない話なので安心してください)

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●のぼりをやめるメリット
A手間がかからない
 片づけたり、出したり、交換したり(のぼりは消耗品です)する時間がゼロになります。
B費用もかからない
 のぼりだけでなく、支柱も消耗品です。
Cダサい店だと思われない
 「のぼりを立てる店はダサい」と思うのは私だけではないはずです。
 ほとんどの場合、街の美観を損ねていますしね。
D事故を誘発することがない
 私が「ダサい」と言う理由の一つでもあります。
 「うちの店は事故のことなんて全く考えてません」
 と宣伝しているようなものです。

のぼり屋さんも、いつまでも同じような商売してないで、真剣に考えた方が良いと思うのです。
日本って一度問題になると、手のひら返しでダメとされるじゃありませんか。
現状ののぼりって、いつそうなってもおかしくないと思うのです。
今のうちに改善策を考えた方が良いと思うのです。
のぼり業界の方々、のぼりを出す店の方々、いかがでしょう。

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2024年3月29日 (金)

ジャガイモゴロゴロ栽培3回目

長ネギとジャガイモを輪作しています。
まず「落とし込み栽培」のネギを抜きます。
(順次収穫してきましたが、まだ残っていたのです)

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なかなかイイでしょ。
今年はネギ用の肥料を少し使いました。
(アンモニア態窒素が入っているやつね)
落とし込み栽培だと、収穫は引き抜くだけです。
掘らないので、畝はそのまま使えます。

上面だけならして、ジャガイモを置きます。
本によっては「堆肥や元肥を入れて耕す」と書いてありますが、耕しません。
今の状態の土を崩したくなかったのです。
有機肥料を数か所に浅く埋めるだけにしておきます。

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マルチを張ったら、終了です。
速い速い。
一年中マルチが張ってあるので、除草も不要です。
(あぜには雑草を生やしてあります)
「落とし込み」×「ゴロゴロ」は最高にラクチンです。

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2024年3月28日 (木)

言われなくても咲きます

雨が続いて、当地ではソメイヨシノが開花できません。
そんな中でも、咲く花はたくさんあるのでした。

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先代の住人が植えたであろう花たち。

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自然に生えてきた草たち。

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私が植えたシロモジとシデコブシ。

ホメられなくても、催促されなくても、手をかけてもらわなくても、美しく咲いています。
夏が暑くても、冬が暖かくても、精一杯咲いています。
人間もこうありたいものだ、と毎年思います。

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2024年3月27日 (水)

最後の仕事 ~田舎の組長というお仕事(8)~

年度末の広報類を配りました。
来年度の組長さんには組長用品を引き継ぎました。

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いろんなことが分かりました。
新参者は組長をやるべきだと痛感しました。
ウチはコロナの年に引っ越して来ただけに。
地域の一員、に少し近づけたように感じました。

今年は、コロナ以来初めて対面の総会がありました。
もちろん出席しました。
何一つモメない総会なのですが、勉強になりました。
あと何年かすると、地域の役員が回ってくるかもしれません。
もう退職したのだから、引き受けなきゃ、と思いました。

今度組長が回ってくる時、私は何歳になっているのでしょうか。
その時、ウチの組は何戸になっているのでしょうか。
他の組と合併しているかもしれません。
そもそも私は生きているのでしょうか。
いろんなことを考えさせられました。
組の皆さん、区長さん、ありがとうございました。

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2024年3月26日 (火)

時代遅れの外壁の強い味方 ~物置増設・番外編(3)~

●ヨドプリント用の金切りばさみ
今回の物置は壁高が6尺プラスアルファです。
6尺のヨドプリントの上に、継ぎ足しが必要です。
ヨドプリントを何度も横長に切ることになります。
(7尺を注文するべきでした…)
リブや波のある板材は、横方向には切りづらいです。
専用のハサミか、丸ノコを使うのが無難でしょう。
私は工房を建てる際に、このハサミを新調しました。

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お世話になりました。
助かりました。
もう出番はないかもしれませんが。

●ヨドプリントを留めるネジ
ヨドプリントは、トタンとは別物です。
耐久性が高いです。
その分、厚いです。
しかも、場所によっては3枚重ねてネジを打つことになります。
最初は「こんなものをどうやってネジ留めするんだよ」と思いました。

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工房を建てた際に金物屋さんが勧めてくれたのが、このネジです。
見た目は、どうってことありません。
ところがこれ、下穴ナシでヨドプリントに打てるんです。
下穴を開けなくても、ヨドプリントにスルスルと入っていきます。
木材にコーススレッドを打つ時以上に簡単なのです。
このネジがあると、ヨドプリントを張るのが劇的にラクチンになります。

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残念なことが、一つだけあります。
このネジ、工房と物置に使っても、まだたくさん余っているのです。
アスファルトシングル用の短い釘も。
防湿シートも(ロールなので場所を取ります)。
どうしましょうねえ…。

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2024年3月25日 (月)

ヤマハの名車にしびれる ~南遠州4人旅(2)~

●ヤマハコミュニケーションプラザ
懐かしの名車、写真でしか見たことがない名車、今買える将来の名車がずらりと並んでいます。
1台ずつ写真を撮り、解説を読み、角度を変えて見ほれ、感慨にふけります。
1人だったら、ここに何時間滞在していたことか!

●買えるバイクにしびれる
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全国で待望されているXSR900GP!
(私はこんなのに乗ってはいけませんが)

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オフ車乗りだった私にググっとくるテネレ。
(私が買っても宝の持ち腐れですが)

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中古市場で今も人気のSR400とセロー(2008年)。
(私でも買える理想の組み合わせかも)

●デザインにしびれる
ヤマハのバイクの魅力の一つは、デザインでした。

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現在のオフ車よりも断然美しいDT1(1968年)。

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私のGB350Sより美しいTX650(1973年)。

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私、美しいTY250で競技会に出てました(これは1973年型)。

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TD1(1962年)は今の若者にとっても魅力的だと思うのです。

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競技車両までもが常に優美でした(1978年型YZR750)。

バイクだけではありません。
トヨタ2000GT、OX99、F1エンジン、等々。
将来国宝にしたいような、珠玉のマシンが揃っています。
現在のデザイナーは毎月ここに来て勉強して欲しい、と思います。

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2024年3月24日 (日)

航空自衛隊浜松広報室 〜南遠州4人旅(1)〜

●飛行機に興奮
F86とF104は、各地で見ることができます。
当地で特筆すべきは、両機が並んだ状態で見られることではないかと思います。
「こんなに全長が違うのか!」
素人の私は、その点に驚きました。

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(屋内展示なので冬でも雨でも快適です)

F4ファントムも展示されています。
これは比較的珍しいと思います。
私はファントムを見られることが一番嬉しかったです。

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(ファントムの後ろ姿です)

目の前で見ると、戦闘機の大きさに圧倒されます。
1~2人しか乗れないのに。
速く飛び、燃料やらミサイルやらを満載するには、あの大きさが必要なのでしょう。
大きなエンジンの中には大きな空洞があることも私には驚きでした。

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(この操縦士の位置!まるでアウトウニオンGPカー、いや、トラックのようです)

●見どころがいっぱい
数々の飛行機の他にも、見どころはたくさんあります。
子ども連れなら、立派なシアターと臨場感のあるシミュレーターは必見でしょう。
ナイキミサイルや零戦があるのにも驚きました。
ショップも、なかなかの品揃えです。

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(戦闘機だけじゃありませんよ)

●広報って大事だなあ
4人の爺さん(同級生)は「自衛隊にカネがかかるのは当然」と納得しました。
「こうして広報するのは大事だよね」とも言い合いました。
すると、1人がこういう話を始めました。

「愛知県で最初の鉄道は東海道線ではなく武豊線。
 東海道線建設の資材を衣浦港から運ぶために作られた」
「なぜ名古屋港から資材を運ばなかったのか。
 当時の名古屋港は浚渫しないと大きな船が入れなかったから」
「明治時代には、浚渫工事に対して『税金のムダ遣い』という批判が強かった。
 そこで当時の所長は一計を案じる。
 博覧会舟『ろせった丸』を名古屋に入港させた」
「舟での博覧会により、浚渫への理解が深まった。
 その結果、浚渫工事が完了して、今日の名古屋港がある」

この話、こちらをお読み下さい。
「納税者の理解を得る努力」してますか、〇〇さん。

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2024年3月23日 (土)

浜松 袋井 掛川なう

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ファントム

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ケニーではなくエディのYZR

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ケニーのYZR

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石臼で抹茶を挽く

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2024年3月22日 (金)

原発とトヨタ ~夢五夜(5)~

第五夜
こんな悪夢を見た。

今度は福井県一帯に大地震が来た。
福島以上の惨事となった。
福井には原子力発電所が数多くあるからだ。

福島、能登に続き、今回も冬だった。
放射性物質は、日本海からの季節風に乗って、愛知県へと流れ込んだ。
トヨタの工場は立ち入り禁止区域になった。

日本経済の大黒柱であるトヨタが、車を作れなくなった。
関連工場もダメになったので、他県での復興は困難だった。
日本は再び「失われた30年」に突入することになった。
原発を推進してきた関係者や関係機関は、責任を取ろうとしなかった。
またも「想定外」という言い訳が繰り返された。

突然時計がチーンと鳴った。
はっと思った。
気がつくと30年経っていた。
セシウム137がようやく半分になったのだった。

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2024年3月21日 (木)

マキタ掃除機は家電じゃないのね ~昔の掃除機の部品を交換~

10年以上前に買った掃除機です。

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(長いパイプを外して使っています)

ここが、くたびれてきました。

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(使い捨てダストバッグを外したところです)

これだと、吸い込んだゴミが逆流して外にこぼれてきます。

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左が旧部品、右が新調した部品です。
部品交換はドライバーがあれば素人でも難しくありません。

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交換すると、吸い込んだゴミがこのようにキレイにダストバッグに収まります。

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(Made in Chinaです)

●私が力説したいポイント
10年以上前に買った家電って、修理したことありますか。
「もう部品がありません」
「修理するより買い替えた方が安いです」
そんな話が普通になってしまいました。
これが今の「ジャパンクオリティ」です。

今回、まずマキタの名古屋営業所に電話しました。
すぐにつながりました。
「こういうわけで、この部品が欲しいのです」
「わかりました」
じきにメールが届きました。
「4093Dの分解図とパーツリストを送信いたします。
 マキタ各営業所、販売店にて購入できます。
 ご注文の際はパーツリスト記載の部品番号にてご注文下さい」
速い速い。

とあるホームセンターに行って、部品を注文しました。
翌日には、もう電話がありました。
「在庫があって取り寄せられるそうです」
「お願いします」
その翌日。
「入荷しました」
いやー、速い速い。
部品代は170円(!)でした。

現在の家電では、ありえない話です。
「電話がすぐつながる」
「昔の製品の部品がある」
「部品がすぐ届く」
「安く修理できる」

「木工房シンプル」さんが書いていた話を思い出しました。
「3時間後にはパーツを手に入れた」という話です。
なるほど、プロがマキタを選ぶわけです。
マキタの掃除機は家電ではなく「プロの電動工具」なのでしょう。

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(補足)
170円の部品を換えたら、掃除機は問題なく使えるようになりました。
使い捨てダストバッグは、なんと今でもホームセンターで買えます。
最新の掃除機と共通なのです(!)。

ニッカド充電池は、さすがにもうマキタにはありません。
しかし、アマゾンで互換バッテリーが手に入ります。
(私、2回買いました)
こういう点も「さすがマキタ」と思います。

内閣府の調査によると、掃除機の平均使用年数は約7.5年だそうです。
部品の最低保有年数が6年とかですから、まあそんなものでしょう。
でも、マキタの掃除機を使う家庭では、これがもっと長いのではないでしょうか。
その点を考えると「マキタ掃除機って安いなあ」と思うのでした。

(余談)
アクア用品では「エーハイム」がこれに近い存在ですよね。
30年前のフィルターが今でも問題なく使えて、消耗品も容易に手に入ります。
私、若者に相談されたらこう答えます。
「悪いこと言わないから、エーハイムにしときなよ」と。

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2024年3月20日 (水)

ポピュリスト政党の台頭 ~夢五夜(4)~

第四夜
こんな夢を見た。

「未来党」という政党ができた。
既得権益の排除や若者の未来重視を説いた。
党首は、芸能人のA氏だ。
語りの上手さで、特に若者をひきつけた。
今まで投票に行かなかった人々が、未来党に投票するようになった。
既存政党に不満のあった国民からも支持された。

当然、既得権益側から攻撃を受けた。
しかしそれは格好の「敵」とみなされた。
攻撃されるほど、むしろ未来党の支持は上がった。
様々な規制に辟易していた産業界もA氏を支持した。
既存政党に嫌気がさしていた官僚たちもA氏を支持した。
未来党は選挙のたびに勢力を広げ、ついに第一党になった。

A氏は、総理大臣になった。
ポピュリスト政党の常として「敵」は弾圧された。
反対意見も圧殺された。
今までの政治に嫌気がさしていた国民は、それに拍手喝采した。
A氏は30年間総理大臣を務めた。
未来党以外の政党は許されなくなった。
A氏の子どもが、次の総理になった。

自分はまっとうな政治家が現れるのを、一人でいつまでも待っていた。
けれどもそんな政治家は、とうとう現れなかった。

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卒業式の5年生

19日は、小学校の卒業式でした。
当地では、準備や片づけは5年生がやります。
入学式準備もやります。
運動会準備も、6年生と共にやります。
委員会活動もそうですね。
5年生というのは、学校の仕事を任され始める学年なのです。

私は5年生の担任を7回務めました。
いろいろな仕事を任される児童たちに、こんな話をしていました。

「先生たちは、どんな子に仕事を任せると思いますか」
「できると思う子に任せます」
「優秀な子に任せるという意味ではありません。
 この子はこの仕事ならできる、と判断して任せます。
 だから、戦争を終わらせて来い、なんて無理な仕事は頼みません」
「仕事を任されるって、信用されているということなんです」

こういう話を先にしておくと、子どもたちのモチベーションが高まります。
「めんどくさい」
「使われている」なんて思わせてはいけません。
こういうのって、日本の教育の特徴なんでしょうね。

私が最後に担任した子たちは、4月から5年生になります。
みんな、いろんな仕事をして、成長するのだぞ。

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2024年3月19日 (火)

そこ、無料にする所なんですか ~ホームセンターのカット代~

「〇〇カードを提示したお客様は、10カットまでカット代無料」
ウチの店では、先日からこうなりました。

げんなりです。
店員A
「カットをするオレたちの仕事には価値がない、ということかよ」
店員B
「店は〇〇カードの会員を増やしたいんだよ。
 そのためにカット代が使われているというのは、逆に価値があるからだろ」
店員A
「理屈ではわかるんだよ。
 でも、感情として受け入れられないんだよ。
 無料かと思うと、モチベーションが下がるんだよ」
店員B
「明日からカットをいいかげんにやるのかい?」
店員A
「そんなことはないけど。
 たぶん。
 頭をかすめるかもしれない。
 お客さんの中にはカットの精度について文句を言う人もいる。
 そんな時に『タダでやらせて文句言うのか』と思っちゃうかも」
店員B
「カット代が無料になるからって、俺たちの給料が下がるわけじゃないだろ?」
店員A
「そりゃまあ、そうなんだけどね。
 心配なのは、これでカット依頼が増えるんじゃないかということなんだ。
 10カットって、場合によっては30分くらいかかるじゃないか。
 そんなお客さんが何人も来たら、他の仕事が回らなくなる。
 オレは以前から、1カット100円くらいにして欲しいと思っていたのに!」
店員B
「お前、以前は他のホムセンで無料カットしてもらってただろう」
店員A
「そうなんだよ。
 あの頃はまだ教員だったので、無邪気に喜んでいたんだよ。
 浅はかだった」
(この会話はフィクションです)

以前から「配送料無料」の問題点が報道されています。
「アマゾンのせいで忙しくなりました」
そんな声を、私は配送員さんから直接聞いたことがあります。
彼らの脳裏にも「これだけ忙しくてお客さんは配送料払ってないのかよ」
という思いがよぎっていたのではないでしょうか。

報道では連日「価格転嫁」という話が出ています。
きちんと仕事をして、それなりの金額をいただく、という時代になりつつあります。
時代に逆行してませんか、社長。
あーあ。

(余談)
私は以前から他人の仕事に「安くしてよ」と言わないことにしています。
「値切らないから、いい仕事してね」
そういう態度で臨んでいます。
他人の仕事を値切るなんて、失礼じゃありませんか。
それは回り回って、我が身にも返ってくるでしょう。

ウチの軽トラ、今月が車検です。
(ダイハツ専売の店に出します)
値切らないから、しっかりお願いしますね。

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犯罪用AI ~夢五夜(3)~

第三夜
こんな悪夢を見た。

某国で「ブラックAI」が開発された。
犯罪行為の手口を生成してくれるのだという。

日本では、まずサギに使われた。
次々と新手のサギが現れた。
後期高齢者が、多数被害にあった。
警察の知恵など、追いつかなかった。

NISAも狙われた。
証券会社の口座から、次々と資産が盗まれた。
NISA初心者はパスワード管理が甘かったのだった。
退職金を投資していた高齢者が、多数被害にあった。
盗んだ資産のロンダリング方法は、ブラックAIが生成してくれた。
盗まれた資産は、もう追跡できなかった。

私の口座も、いつの間にか空になっていた。

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2024年3月18日 (月)

念のため軒天を張る ~1.5畳物置を増設(18)~

妻壁を仕上げる前に、軒天を張ることにしました。
目的は「蜂の巣防止」です。

小さな建物なので、軒下に小さく入り組んだ空間ができてしまいます。
「これ、危ないかも」と感じました。
蜂が好む空間のような気がします。
この空間をふさぐことにします。

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(矢印部分をふさぐことが最重要でした)

羽目板を使います。
私にとっては、施工性が良いのです。
見た目も私の好みです。

普通、軒天に羽目板なんて使いません。
目的が「延焼防止」ならば、ケイカル板を使うべきでしょう。
ヨドプリントでも良いかもしれません。
しかし、そのどちらでも施工(切ったり留めたり)に苦労しそうな気がします。

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思い付きで張った軒天なので、あちこち不本意な部分があります。
それでも、やって良かったと思っています(^^♪。

(補足)
以前、ブルーシートの中に蜂の巣を作られたことがありました。
工房にも複数作られました。
軒下は、まあ解ります。

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(網戸のすぐ外です)

驚いたことに、窓の内側にまで作られました。
この窓、換気のために一年中少し開けてあるのです。
蜂だって、雨風をしのげる場所がいいんですね、きっと。

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2024年3月17日 (日)

核ロケットを持つ ~夢五夜(2)~

第二夜
こんな夢を見た。

ある日、総理はこう語った。
「北朝鮮は核ロケットで我が国を威嚇している。
 ロシアも核を積んだ潜水艦を極東に配備している。
 核武装している中国は軍事費を急増させている。
 これらの脅威に対抗して、日本も核ロケットを持つべきだ。
 自衛のためなので、憲法違反ではない。
 しかもトランプ大統領は『日本は自分で守れ』と言っている。
 今は、日本が普通の国になる絶好の機会でもある」

官房長官は、こう語った。
「日本には多数の原子力発電所があり、多量のプルトニウムがある。
 そのため、核兵器を作ることに困難はない。
 JAXAの努力により、核ロケットを作ることにも困難はない」

「原発も宇宙開発もこの日のためだったんだな」
とこの時初めて気がついた。

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2024年3月16日 (土)

ネックウォーマーはこれだ おたふくB-27 ~リターンライダーになる(14)~

この冬は、ネックウォーマーを4つ試しました。
一番具合が良かったのが本品です。

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(防風なのにふわふわなのです)

A 風を通さない
ここが自転車との違いです。
発汗性よりも防風性が重要です。
防風フィルムが必要です。

B 巻くタイプであること
防風フィルムが入っていると、伸縮性が制限されます。
「かぶる」タイプだと、頭の大きい私にはキツいです。
まず上着を着て、首元まで留めます。
ネックウォーマーは、その次でなくてはなりません。
ヘルメットは、更にその後でなくてはなりません。
脱ぐときも、必ずこの逆の順序でなくてはなりません。
「巻く」タイプだと、着脱の順序の制約が半減します。

C ボタン留め
大きなボタンが3つ付いているのは、一見バイクとなじまないように見えます。
しかし、伸縮性のある生地をベルクロ留めにすると、ひどいことになります。
生地がベルクロにからまって、ボロボロになってしまいます。
ボタン留めだと、ボタンホール部分に収縮性があるので、フィルムの固さが和らぎます。
アゴまで引き上げたり、逆に引き下げたりということが自由自在にできます。

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(裏地は普通のボアです)

「おたふく手袋」では、驚くほど多種多様なネックウォーマーを作っています。
ユーザーからのいろいろな声に応えているうちに、こうなったのでしょう。
こういうのって、一歩間違えると、とんでもないことになってしまいます。
しかし「おたふく」さんは、そのあたりの加減が上手いなあと思います。

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私は自転車用にツバのついた薄手のバラクラバが欲しいのですが、見つかりません。
おたふくさん、作ってくれませんか。

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2024年3月15日 (金)

あの議員が逃げ恥ダンス ~夢五夜(1)~

第一夜
こんな悪夢を見た。
衆議院解散・選挙となった。
あの議員もあの議員も、立候補した。
苦戦したが、ほとんどは当選した。

選挙の翌日、隠し撮りされた動画が公開された。
「みそぎは済んだ」
「逃げるは恥だったが、役に立った」
あの議員は、そう叫んでいた。
そして喜色満面で「逃げ恥ダンス」を踊っていた。
替え歌も歌っていた。
「世論を超えて行け ニュースを超えて行け」

「この国のマスコミと国民は忘れっぽい」
ということを、この時思い出した。

(蛇足)
元ネタは夏目漱石「夢十夜」です。
文豪の作品をこんな駄文のネタにしてごめんなさい<(_ _)>。

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2024年3月14日 (木)

時代遅れの外壁を張りたい ~1.5畳物置を増設(17)~

工房に引き続き、外壁は「ヨドプリント」です。
木目ではなく、真っ白です。
この商品を置いてあるホームセンターを見たことがありません。
金物屋さんに注文に行ったら
「また?!」と驚かれました(^^;)。

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今どき、新築の小屋にヨドプリントを張る人なんて珍しいでしょうね。
ただ、古い物置だと、類似の外壁をちょくちょく見かけます。
私、あれが好きなんです。
白って、しっくい壁と同じ色です。
田舎の風景になじんでいます。
(ガルバの銀色だと、なじまないと思います)
シンプルで、クラシックです。

バイクで言うと、SR400でしょうか。
「時代遅れ」と言われるかもしれません。
しかししかし。
一周回って、今やSR400は人気車種です。
カワサキなんて、あろうことか「W」や「メグロ」を復活させました。
クラシックというのは、古典です。
いつまでも残る様式です。

ウチの物置は「ネオクラシック」だと勝手に思っています(^^;)。

(蛇足)
本稿のタイトルの元ネタは「時代遅れ」(歌:河島英五、作詞:阿久悠)です。
この歌、バブルの時代に出たというのが素晴らしいんです。
時流に流されない生き方を歌っています。
かと言って、時代に逆らって悪目立ちする生き方でもないのです。

「目立たぬように はしゃがぬように」
「似合わぬことは 無理をせず」
「純粋だけど 野暮じゃなく」
「飾った世界に 流されず」
「時代おくれの 男になりたい」

しびれるなあ。

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2024年3月13日 (水)

3年前に担任した子たちは今…!

この子たち、3年生になって早々、コロナ休校でした。
来週卒業なので、お祝いメッセージを印刷して持って行きました。
(卒業式会場に掲示されます)

6時間目の時間帯なのに、職員室には6年生の担任がいました。
授業中のはずです。
「なぜここにいるの?」
「学年閉鎖なんです」(!)

インフルエンザだとのこと。
なんてこった。
最後まで、こういう小学校生活になっちゃうのか!

この調子だと、卒業式に出られない子が出るかもしれないね。
まあ、大丈夫だよ。
後になれば「そんなこともあったね」という話になるさ。
コロナ休校もそうだっただろ。

君たちの中学校生活が幸多いものでありますように。

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2024年3月12日 (火)

三つにしてくださいよ ~大切なことだからこそ~

●「しつけの三原則」
森信三という哲学者が家庭教育について説いたものです。
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朝、必ず親にあいさつする子にすること
親に呼ばれたら必ず、「ハイ」とはっきり返事の出来る子にすること
履き物を脱いだら必ずそろえる子にすること
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この三つだけやれば、他のことは自然と良くなる、というのです。
ここでは内容については論じません。
「三つに絞る」ということを取り上げます。

相手が子どもでも後輩でも部下でも、あれこれ言いたくなるじゃありませんか。
でも、たくさん言うと、何も言わないのと同じになってしまいがちです。
言い続けたことだけ、言われ続けたことだけが定着するものです。
また、人間の記憶力は七つが限界とか、短時間なら三つまでとか言われます。
親も「三つだけやれば良い」と言われたら、やってみようと思うでしょう。
徹底的に突き詰めて三つに絞った森氏はスゴい!と思います。

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●小学校の校歌は3番まで
小学校の校歌って、たいてい3番までです。
これは、もとをたどると教育基本法に突き当たります。
「知育」「徳育」「体育」が教育の目標とされています。
それを校歌に入れようとすると、3番まで作ることになるのです。
私の出身小学校の校歌から抜粋すると、こうです。

「知恵を磨いて教養の高い人になりましょう」
「徳を修めて信用のあつい人になりましょう」
「体を鍛えて責任の強い人になりましょう」

今でも覚えています。
7番まであったら、こうはいかないでしょう。
元はと言えば、教育基本法を作った人が目標を三つに絞ったおかげです。

●社訓も三つがいいなあ
さて。
私の今の職場では「社訓」の類をパート職員も毎朝唱和することになりました。
これがねえ。
長いんです。
なぜって、内容が精選されていないからです。
そのせいで、全然感銘しません。
そう感じるのは私だけではありません。
今日も隣にいた高齢店員と「時間のムダだよね」と言い合っておりました。
三つに絞れば良かったのになあ、と思います。

ですから、他社の短い社是や短い社訓を見ると感心します。
「作った人の教養がにじみ出るなあ」と感じます。
あなたの職場は、いかがですか。

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2024年3月11日 (月)

今度は期待して良いかも ~ソーラーセンサーライト~

よくあるソーラーライトです。
人感センサーモードで使います。

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私にとっては4つめくらいのソーラーライトです。
今まで買ったものは、全てハズレでした。
考えてみると、使用条件が厳しいですものね。

太陽光パネルがあって
充電池を内蔵していて
人感センサーもあって
もちろんライトもあって
それらが雨ざらしになるから一つ壊れると点かなくなる

本当は、こんなものを1000円や2000円で買おうというのが間違いなのでしょう。
でも、私はついつい安物で冒険してしまうのです(^^;)。
「仏の顔も三度まで」と言いますが、私は「仏の縄文人先生」と言われてましたからね(ウソウソ)。

残材を寄せ集めて、こんなスタンドを作りました。
ソーラーライトに屋根は不要でしょうが、アスファルトシングルの切れ端があるので(^^;)。
人感センサーのためには、もっと高いスタンドにした方がいいかもしれません。

使ってみると、驚きの明るさです。
これでAC電源も乾電池もないとは、恐れ入ります。
しばらく様子を見て大丈夫なら、追加購入しようと思っていますが、さて。

(余談)
我が家には、センサーライトがたくさんあります。
屋外に7個、屋内に10個かな。
トシを取ると、暗がりで転んだり何かにぶつかったりしがちです。
田舎の夜は暗いですしね。
「転ばぬ先のセンサーライト」です!

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2024年3月10日 (日)

最も危険な雨どいにネット ~1.5畳物置を増設(16)~

一見、普通の雨どいですが。

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場所がヤバいんです。
上に柿の大木が枝を広げています。
さらに、その後ろに放置されてきた竹林があるんです。
その両方から葉が落ちてくるわけです。

とい自体もヤバいんです。
幅が75ミリしかありません。
(普通の105ミリにしておくべきだったかも)
葉がたまったら、詰まったり、あふれたりするでしょう。

当然、ネットを付けます。
これは我が家の標準仕様です。
母屋も、テラス屋根も、工房も、あずまやも、全部雨どいネットを付けてきました。
今回は、もっと念を入れます。

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円筒形の雨どいネットを入れるだけだと、端に穴が開きます。
そこから小さな葉が入る恐れがあります。
今回は、そこをふさぐことにしました。
少々手間がかかりました。
(台所用の円筒ネットでふさげば簡単だったかも)

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集水器の小さなすきまも、ネットでふさぎました。

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今回使ったのは、このネットです。
1000円で買える、コメリの円筒型ネットです。
これをカマボコ型に切って押し込みました。
ただ、端部と集水器の処理のことを考えると、平面ネットの方が良いかもしれません。

母屋の雨どいネット
テラス屋根の雨どいネット
工房の雨どいネット

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2024年3月 9日 (土)

競争と間引きは必要なのでしょうか 〜放任小松菜を収穫~

ウチの畑で育てた小松菜です。

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一度も間引きしていません。
畑から、大きくなって混みあっていたものだけ抜きました。
私、間引きが嫌いなんです。
元教員としては、小松菜が人間のように思えてならないのです。

小松菜は、一般的に畑に種をまいて育てます。
種は1センチとかの狭い間隔をあけてまきます。
その後、3回ほど間引きをします。
収穫時には、30センチ間隔ほどになります。

間引きしながら育てる理由、ご存じですか。
「競争させた方がよく育つ」
「生長が早いものだけ残すと良いものがとれる」
そう言われるようです。
これ、今の教育と似てませんか。

こんな話があります。
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「教育は、菊好きの人間が菊を作るようにしてはならない。
 百姓が野菜や大根を作るようにすべきなのだ。」

(菊好きは、枝やつぼみを間引きながら見ばえのよいものを作る。
 しかし、野菜は不揃いでもみなおいしく食べられるように育てる。
 教育もそのようにするべきなのだ)
(一例としてこちらをお読みください)
---------------------------------------------------
江戸時代に生きた細井平洲(上杉鷹山の師)の言葉だそうです。
昔の野菜作りは、今ほど間引きしていなかったのでしょう。
今の葉菜作りは、むしろ菊のような育て方をしていますよね。

今の葉菜作りは、店で売る野菜を作るための方法なのでしょう。
既定の大きさの野菜を収穫するには向いています。
でも、家庭菜園ならば大きさが揃っている必要はありません。
同じ時に同じ大きさになっている必要もありません。
むしろ、育つ早さに差があって、収穫できる時期に差がある方が良いではありませんか。

昔の教え子たちを思い出しながら、なるべく間引きをせずに野菜作りを楽しんでいきたいと思っています。

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2024年3月 8日 (金)

日本でもぜひ「ゴジラ」第一作を! ~中日新聞夕刊に拍手(2)~

「『ゴジラ』第一作の上映会が米国で相次いでいる」
おお。
記事によると、こうです。

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(3月7日夕刊E版6面)
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アメリカでは昨年12月に「ゴジラ」の最新作が公開され、邦画実写作品最高の興行成績を記録した
「作中のゴジラは被爆者や水爆を象徴すると同時に、原爆を投下した米国も表している」(デュポール大教授)
(アメリカの)市民は核問題を学んで議論する必要があり「ゴジラはそのきっかけになる」(米科学誌CEO)
----------------------------------------------------
…ということで「核」に的を絞った記事になっています。
この記事自体は、共同通信によるものです。
今ちょっと調べたら、早い新聞は3日前に掲載しているようです。
ただ、それらはローカルな新聞社です。
しかも、ネット上では会員しか読むことができません。
中日新聞のような大手(全国3or4位)が紙媒体で報道したので、多くの人が読んだでしょう。

私は一昨年に「今こそ初代『ゴジラ』を!」という記事を書きました。
核だけでなく、ウクライナを侵攻するロシアも念頭に置いて書きました。
(今ならガザ地区を侵攻するイスラエルも加えるべきでしょうか)
今の時代、ゴジラはいろいろなものの象徴として見ることができます。
世界各地の暴力、圧政、差別、ハラスメント、等々。
ゴジラのような存在が、世界中にあるのです。

さあ、NHKさん、これで日本でもTV上映する機運が高まってきましたぜ。
個人的希望としては「映像の世紀」と映画放送の両方お願いしたいですね。

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2024年3月 7日 (木)

中日新聞夕刊に拍手(1) ~「夕歩道」~

「何が『規正』だ。」
「もしかして『政治資金寄生法』と勘違いしていたのか。」

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こんなに強烈なの、久々に読みました。
「痛快」と表現したくなります。

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●「素粒子」を思い出します
「夕歩道」は、中日新聞夕刊の1面の右下にあるコラム?です。
わずか18行です。
朝日新聞で言うと「素粒子」です。
昔の「素粒子」はまさに痛快でした。
私にとっては、朝日新聞で一番楽しみな欄でした。
(昔の話です)
今日の「夕歩道」は昔の「素粒子」を思い出させるものでした。

●伝説の新聞人を思い出します
新聞人なら、桐生悠々を知っているはずです。
彼は「関東防空大演習を嗤(わら)ふ」という記事を書いたことで知られます。

「かゝる架空的なる演習を行つても、實際(じっさい)には、さほど役立たないだらう」
「討ち漏らされた敵機の爆彈投下こそは、木造家屋の多い東京市をして、一擧(いっきょ)に、焼土たらしめるだらうからである」
「關東地方大震災當時(とうじ)と同樣の慘狀を呈するだらうとも、想像される」
「かうした空擊は幾たびも繰り返へされる可能性がある」
「敵機を關東の空に、帝都の空に迎へ擊つといふことは、我軍の敗北そのものである」
「それが夜襲であるならば、消燈しこれに備ふるが如きは、却つて、人をして狼狽せしむるのみである」
「航空戰は、ヨーロツパ戰争に於て、ツエペリンのロンドン空擊が示した如く、空擊したものゝ勝であり空擊されたものゝ負である」

これが書かれたのは、本土空襲の10年以上前である1933年です。
予言、と言いたくなるほどの内容です。
よほどの学識がないと、ここまでの正確な予言はできないでしょう。
そうは言っても、時は5.15事件以後の日本です。
軍部に対して「嗤ふ」という表現をするなんて、よほどの覚悟が必要でしょう。
しかもこの記事はコラムではなく、社説だったのです。

桐生氏は、これを書いた2か月後に信濃毎日新聞を追われることになります。
しかし、この一件により、桐生氏の名は今に至るまで語り継がれています。
今の新聞人と新聞社には、ここまでの覚悟はあるのでしょうか。

●東京新聞に期待する
現在「桐生悠々 関東防空大演習を嗤う」で検索するとですね。
二番目に出てきたのは、この記事でした。
記事を書いたのは毎日新聞ではなく、東京新聞です。
しかも、当時の社説を全文掲載することまでやっています。
しつこいですが、昔の毎日新聞の社説を東京新聞が掲載しているのですよ。
東京新聞は、中日新聞の傘下の新聞です。

そんなわけで、今日の「夕歩道」は私には感慨深いものでした。
中日新聞(東京新聞)さん、次はぜひ社説でもぶちかましてくださいよ。
毎日二つも社説が載っていますが、いつもありきたりな内容じゃありませんか。
全然感銘しません。
期待してますよ。

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2024年3月 6日 (水)

日本で作る理由って ~喜んでいいのか?~

今日入荷したこの商品、日本製です。

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なんだと思いますか。
高額商品?
高精度商品?
違うんです。
平凡な、プラスチックプランターです。

こういうのって、中国とかベトナムとかで作るというイメージがありませんか。
「日本で作ると高額になる」という時代が続いていましたよね。
それが、今日入ってきた数種類のプランター全部が日本製だったんです。

先日什器を納入に来た業者さんは、こう言っていました。
「昔は中国で作ると安かったけど、賃金が上がって無理になったんです。
 今はベトナムで作ってます」
じゃあ、このプランターを日本で作っている理由って?
「日本は賃金が安いから」でしょうか。

昔は、そうでした。
「日本製は安い。海外製は高級品」
また、あの時代に戻るのでしょうか。
ホームセンターに日本製の商品が増えるのって、喜ぶべきなのでしょうか。
悲しむべきなのでしょうか。


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2024年3月 5日 (火)

普通でした ~パネルソーが来た(2)~

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「自動位置決め」は付いていません。
今までの機械と、機能的には同じでした。
実際使う立場として何が違うかと言うとですね。

Aメジャーが見やすい
 前の機械は目盛りの一部がすり切れていたのです。
 これは助かります。
 これが普通なんですが。

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(247cmまで切れます)

B刃の状態が良い
 キレイに切れます。
 店では定期的に刃を交換していますから、たまたまそういうタイミングだったということでしょうが。

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(新しい集塵機です。これも前の機械と大差ありません)

この機械、系列の他店で1~2年使ったものがウチへ来たんだそうです。
そっちの店は何を使っているのかって?
それは訊かないで(^^;)。

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2024年3月 4日 (月)

酒は少量でも有害ですって ~小型マス~

「最近の研究によれば、酒は少量でも有害だそうです。
 適量なんて、ないんです」
胃痛で病院に行った際に、先生にそう言われました。

私は長年、毎日晩酌をしてきました。
ほとんどの場合、ウイスキーや焼酎等の蒸留酒です。
お湯や炭酸水で割って飲みます。
量は「マグカップ一杯」です。
無粋ですが、小さなグラスで飲むのがまだるっこしいんです。
(日本酒もこれで飲んでます)

昔は「酒は百薬の長」なんて言われました。
サントリーのWebサイトには、今でも「推奨される飲酒量」が載っています。
曰く
「ウイスキー ダブル1杯(60ml)」
「焼酎(25度) グラス1/2杯(100ml)」
これはサントリーが勝手に決めたのではなく、厚生労働省が示した数値だそうです。

1月に始まった私の胃痛は、3月に入ってようやく良くなってきました。
そうなると、しばらくやめていた晩酌を再開したくなってきます。
(なにしろ、家にはウイスキーの2.7L入りボトルが用意してあります)

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それに先立って、酒の量を測るマスを買ってきました。
まず、今までウイスキーを注いでいた量を測ってみると。
120mlありました。
これ、「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」(厚労省による)ぴったりの量です。
ううむ。

今日のところは、まず80mlにします。
これをいつものマグカップに入れます。

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うーん、ちょっと少ないなあ。
いつも通りにお湯を満たします。

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飲んでみると、まあ許せる範囲です。
これなら毎日続けられます。
(休肝日を設けるべきなのですが)
明日は厚労省のおっしゃる60mlでやってみます。
あーあ(^^;)。

(補足)
ウイスキーの量を測るには、本来専用の器具があります。
「ジガーカップ」「メジャーカップ」と呼ばれます。
バーテンさんが使うやつですね。
でも、老眼の私には透明な器具の方が使いやすいのです。
それで、今回は100円ショップのお世話になりました。
目盛りは80mlまでしかありませんが、満タンにすると100mlくらいです。
これなら、焼酎にも使えます。

今後は、もう一回り小さいマスに替えて、酒量を減らしていくつもりです。
…と、一応言ってみます(^^;)。

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2024年3月 3日 (日)

ひと足早い春 ~浜松フラワーパーク~

いろんな花を楽しんできました。
温室で。

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外でも。
早咲きの桜やミツマタなどが。
(梅はもう終わりでした)

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さすが静岡、豊田よりも春が早く来ているなと感じました。
1か月後には夢のような景色になっているのかもしれません。
毎年春になると「日本に住んでいて良かった」と思います。

(蛇足)
この写真は「浜名湖ガーデンパーク」ではありません。
まぎらわしいですよね。
どっちもキレイですが。

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2024年3月 2日 (土)

桝塚味噌再訪 ~手前味噌への道(0)~

今年こそ、味噌づくりをしよう、と決意しました。
かなり前から興味はありましたが、敷居が高かったのです。
「枝下用水日記」の記事に触発されて、一歩踏み出すことにしました。

桝塚味噌さんのお手軽なセットが良いかなと思いました。
ただ、味噌ができるまで時間がかかります。
まず、でき上がった味噌を買いに行くことにしました。

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直売店では、木桶から出した味噌を量り売りしています。
豆味噌と米味噌が何種類もありました。
その中から2種類買いました。
普通にパックに入ったものも一つ買いました。
この店の味噌は、熱を加えたりせず、常温で1年半かけて熟成しているそうです。
3種類の味噌を楽しみつつ、自家製味噌の完成を待つことにします。

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直売店の内装もステキです。
訊いてみたら「味噌桶の木を使っています」とのこと。
床は、味噌の重石を切ったものだそうです。
しびれます。

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(味噌桶の底板だった木だそうです)

「ときをためる暮らし」に一歩近づけたような気がします。

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2024年3月 1日 (金)

ケガをしないことも技術 ~オルファ・カイコーンPRO~

私の仕事の何割かは、商品の品出しです。
カッターナイフ(刃が大きい方)が必携品です。
段ボール箱に貼ってあるテープを切ったり、
段ボール箱に巻いてあるPPバンドを切ったり、
パレットに巻いてあるラップフィルムを切ったり。
お客さんの車の荷室を保護するために、段ボールを適当な大きさに切ることもあります。

しばしば、カッターの刃を大きく出して使います。
大きいカッターの刃って、一歩間違えば大ケガのもとになります。

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「カイコーン」は開梱(かいこん)作業に特化したカッターナイフです。
PPバンドやフィルムや段ボールのカットも守備範囲です。
私には、ぴったりのように思えます。
買ってみました。

よく考えられています。
刃も良いのですが、反対側に付いている「テープスリッター」がいい仕事をしてくれます。
この両サイドを使い分けると、快適に開梱作業が進みます。
でも正直言って、普通のカッターナイフでも事足ります。
むしろ、その方が速いかもしれません。

しかしです。
メーカーもそんなことは分かっているようです。
オルファは、こう謳っています。
「SAFETY FIRST」
「作業員の安全確保は当たり前の時代」
「開梱作業はケガをしやすい現場」
確かに「カイコーン」を使っていると、感じるのです。
「これを使っていると、ケガしないだろうなあ」と。

ヘルメットと似たようなものかもしれません。
かぶったり脱いだりするのに、少し時間がかかります。
使わない方が仕事が速くできるでしょう。
それでも、ケガをしないように使うのです。

「ケガをしないことも技術」
あるプロ野球選手は、そう言いました。
プロは、ケガをしたら職場に迷惑をかけます。
しかも、ケガをしたら稼げません。
だから、ケガをしないように万全の準備をするべきなのです。

(補足)
アマゾンの口コミにあるように、ポケットやバッグにひっかりやすいのが欠点です。
植木バサミのような、革製のケースに入れると良いかもしれません。

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