まず動画を一通り見てみると分かるのですが新津さんの人柄が素晴らしい。汚れを見つけるとニコニコして清掃に向かう姿は素敵で、清掃する上での心構えを披露してくれています。この様な方が我が国の玄関口を清掃してくれる集団のリーダーであることが嬉しかったです。特にラストの業者がギブアップした汚れを依頼され試行錯誤しながら解決するラストシーンも素晴らしかったです。
そんな新津さんが書いた掃除の本
中を覗いてみると分かるのですがマンガが幾つか導入部分に入っていて読むためのハードルを下げてくれています。
内容紹介
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で
2015年度最高視聴率を獲得!
2013年、2014年と
羽田空港が「世界一清潔な空港」に
選出された功労者の一人で
500人の清掃員を束ねる
リーダーである、著者の初となる
「おうち掃除・究極の目ウロコ本」!
掃除ってやっかい、
掃除はめんどうくさい、
掃除なんてしたくない!
そんな
"掃除ギライ"な人にこそ、
読んでいただきたい
プロの簡単ワザやコツが満載の
まさに、
家庭お掃除・決定版。
「タオル一枚でピカピカ仕上げ」
「"湿り拭き"で家じゅうスッキリ」
「モノを捨てなくたって部屋はキレイになる! 」
……など
今すぐ使える、そして、一生使える
極意を「漫画入り」で楽しくご紹介。
掃除にまつわる「お役立ちコラム」もたっぷり収録。
「掃除は楽しい」-
そんな著者のメッセージがやさしくあふれる
本書を手に入れていただければ、
心も部屋も
美しく、すがすがしく変わっていくのが
すぐに実感できるはずです。
内容(「BOOK」データベースより)
家庭向けの掃除術を紹介。部屋も心もきれいになる63のワザ。
そして本を読むとプロはこういう掃除をしているんだということが学べます。この本の不思議なのは全てを真似しようとせずとも掃除がしたくなるところです。特に「湿り拭き」というタオルの使い方は一見の価値アリで貴重なことを知りました。漫画は以下の様な感じです。
湿り拭きのやり方は敢えてボカさせていただきました。
マンガによる導入の後は文章と図で掃除の仕方をレクチャーしてくれます。
カスタマーレビュー
投稿者 Amazon カスタマー 投稿日 2016/3/30
やらなきゃいけないことは分かっているのだけど、とにかく面倒くさい。
時々思い立っておそうじハウツー本を探してはみるものの、
「○○を使って簡単キレイ!」とか「○○するだけで楽ちん!」とか、
そもそも○○をしなければいけない、というプレッシャーに負けてそっと背を向けてしまうほどの面倒くさがりである。
そんな私がこの本を手に取ってみようと思ったのは、タイトルに惹かれたからだ。
『掃除は「ついで」にやりなさい』
ほほう。ついで。
何を使いなさいとか捨てなさいという手法ではなく、ズボラ―の気構えを下げてくれるこのタイトル。
「ついで」で家じゅうがキレイになるのであれば、まさに願ったりかなったりである。
だが、私のようなタイプはその「ついで」のやり方がわからない。
やるとなれば熱心に、家じゅうをひっくり返す勢いで大掃除を始めるのだが、
そんな気力が毎日長続きするはずもなく、結局また汚れ始めて、
心が掃除から遠ざかる…の繰り返しである。
中を読んでみると、本文は意外にも漫画からスタートする。
詳しい内容については割愛するが、章ごとに「家の中でキレイにしたいところ」をピックアップしてあり、
簡単で効率的な「ついで」のやり方を教えてくれる。そう。私はこれが知りたかったのである。
漫画で描いてあるためするすると読めるし、もうちょっと詳しく知りたいと思うところは写真付きで解説してある。
さらにほほうと思ったのが、掃除用具の手入れの仕方についても丁寧に書いてあるところだ。
私の場合、普段、掃除用具の手入れなどほとんどしない。
ほとんどしないから、使いづらい。使いづらいから、やりたくない。この繰り返しである。
また自己流で手入れをしているつもりでも、もしかするとその方法は逆に掃除用具を痛めているかもしれない。
だがこの本を読むと、「こうしておくといいよ」という指針を立ててくれるので、安心して従うことができる。
そしてなんといっても、「たまにはしっかりお掃除」という項目がいい。
たまに。たまにでいいのだ。錦の御旗を得たような気持ちである。
だがこれまでの私は、「たまに」玄関や台所などをぴかぴかにしようと思い立っても、
まずどこから手を付ければいいのかわからなかった。
ひとまず目についたところから始めて、結局家じゅうの大掃除になって力尽きる。
そんなときに、押さえるべきポイントをしっかり提示してくれるこの本は、とても分かりやすく参考にしやすい。
普通に読むとハードルが高そうな内容も、漫画→解説→「たまに」しっかりお掃除というように、
段階を踏んで書いてあるので、いつの間にかちょちょっとやってみる気になっている。
「ついで」を重ねていかにラクをするか、という視点から、気づけば家じゅうをぴかぴかに保てるという一冊だ。
毎日きちんときれいに掃除をしているというマメなタイプの人はもちろんだが、何を使うかとか何を捨てるか以前に、
まず気構えとして掃除に向き合いたくない、そんな人が初めて読むハウツー本としてもぴったりなのではないかと思った。
なお、本当に漫画が多いので、「文字を読むのが面倒くさい」タイプのズボラ―にもオススメである。
「ここだけ」やればキレイに見えるポイントは掃除キライな人の掃除スイッチを入れるためのキッカケになりそうですし「たまにはしっかり」の記載は更に一段上級な掃除ができそうです。
私は掃除が好きなのでプロならではの技は大変参考になりました!早速活用させて頂きます。
ただ、元来ズボラで掃除キライな人には「何のついで」に掃除できるのかの発想に至るのには少し弱い感じがしました。
何かにつけて掃除しない理由を探してるので。
用具もあまり馴染みのない物がありますし準備や片付けが相変わらず掃除の敷居を高いままにしているのでは?と。
ズボラな人には「ながら」掃除のアドバイスがあればもっと良かったと感じます。
いずれにしても「ついで」掃除以上の記載が満載なので掃除入門バイブルとして一冊あるととても役立つと思います。
実家を巣立ち初めて一人暮らしを始める子供さんやご結婚される新婦さん(新郎さん)へそっとプレゼントするのもいいかもしれません。
自分は掃除が好きな方なので、今まで知らなかった事実や、さらに効率的に掃除をする方法を知ることができて大変満足です。
たとえば、水拭きと乾拭きの中間である「湿り拭き」や、畳の掃除で色あせを防ぐのに茶葉が有効である、などがとても印象的です。
今後「◯◯を掃除しようかなぁ」と思った時は、教科書のように参考にさせていただこうと思います。
部屋、キッチン、トイレ、風呂などの中の更に細かい所の掃除の仕方まで細かく教えてくれています。この本を読むと今までの自分の清掃が如何に適当なものだったのかも感じました。「掃除しろ、掃除しろ」とうるさい本ではなく「ついでに、ついでに」という本なので読んでいて圧力も感じず楽に読み進められます。なにより掃除をしたくなる所が素敵な本でした。