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1: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:05:31 ID:cFY
パッシェンデールの戦い読んでアーハキソ








2: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:06:33 ID:cFY
パッシェンデールは東フランドルにある
→砲撃しまくり、ぬかるみまくる
→底なし沼完成
→兵隊が沈みまくる

4: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:10:52 ID:cFY
戦場となった地域の大部分は元は沼沢地であり、雨が無くともぬかるんでいた。
イギリス軍による極めて大規模な準備砲撃はこの脆弱な地表を引き裂いてしまい、8月以降の大雨と相俟って当時発明されたばかりの戦車ですら通行不能な底無し沼を至る所に作り出し、無数の兵士を溺死させることになった。
これに対しドイツ軍は良好に整備された塹壕と、連合国軍の準備砲撃にもよく耐える相互に連携したトーチカ群に拠って防衛戦を遂行できた。
最終的にパッシェンデールはカナダ軍により占拠されたが、連合国軍の損害は約45万人に及んだ一方、ドイツ側の損害は26万人であった。

やめてくれよ

15: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:23:45 ID:oUw
>>4
防衛側のドイツも結構死んどるんやな

17: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:24:50 ID:cFY
>>15
26万ってヤバイよな。第一次世界大戦の指導者は文字通りの桁違いの死者数にめまいおこしたやろなぁ

58: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:53:26 ID:Iny
>>4
それまでは普仏戦争や普墺戦争など開戦から終了まで短期で終わる戦争ばかりやったからね
動員した兵士を鉄道で一気に前線に送り込んで一気に最大規模の決戦、って形やったから

その普仏戦争と一次大戦の間に、陸戦のドクトリンをガラッと変える機関銃が登場してしまっていたのがね…

日露戦争の旅順戦で部分的に垣間見せてはいたんだが、それが局地的な形ではなく数百キロにも続く「戦線」って形で(塹壕戦術により)大規模に再現されるとは思われてなかった

66: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:57:35 ID:cFY
>>58
この前読んだが、一部の歴史家は日露戦争を第零次世界大戦と言ってるやしいね

75: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:02:37 ID:Iny
>>66
戦術史の観点で言ったらそうやと思うで

この一次大戦の塹壕戦に対する戦術論の一つがヴォロシロフ攻勢であり、ルーデンドルフの浸透戦術であり、その他色々(無線通信技術の進歩とか)あって生まれたのがドイツ型電撃戦とソ連型電撃戦やねん

5: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:12:13 ID:cFY
no title

こんな観光地愛知か静岡にあるよな

8: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:15:35 ID:01B
>>5
背中押しておいやめろよwって遊びしてそう

11: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:19:30 ID:cFY
>>8
落ちたら死ぬぞ!!!

9: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:17:25 ID:KC1
塹壕と砲弾の雨を突破する手段が無かったんやろ

12: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:21:03 ID:skm
漫画でありそうな作戦やな
すごいなぁ……

18: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:26:15 ID:K8j
パッシェンデールって確か指導官が無能やった奴やろ
日本の203みたいなもんやろ

21: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:27:27 ID:KC1
>>18
第一次世界大戦で指揮官が無能じゃない作戦あんま無くね
タンネンベルクとブルシーロフ攻勢くらいしか思いつかん

22: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:27:53 ID:cFY
昨日読んだんやが、ヴィルヘルム二世はバカンス中たまたま読んだノルウェーの新聞で開戦を知ったらしい。危機感無さすぎィ!

33: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:37:14 ID:emC
>>22
そらだってオーストリアが周辺各国を油断させるために最後通牒送るのを引き延ばして自然消滅ムード作ってたもん

37: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:41:35 ID:emC
オーストリアがセルビアに最後通牒送ったのは当時丁度サンクトペテルブルクを訪問していたフランス首相が海上の人になって情報伝達困難になったタイミング

39: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:43:19 ID:cFY
>Austria finalizes the ultimatum (19 July)
>On 19 July, the Crown Council in Vienna decided upon the wording of the ultimatum to be presented to Serbia on 23 July.
[76][77] The extent of German influence was evident when Jagow ordered Berchtold to delay the ultimatum by an hour to make sure that the French President and Premier were at sea after their summit in St. Petersburg.
[76] The first draft of the ultimatum had been shown to the German Embassy in Vienna on 12 July and the final text was provided in advance to the German Embassy on 22 July.[76]

>Due to Austria's delay in writing the ultimatum, the element of surprise that Germany had counted upon in the war against Serbia was lost.[78]
>>37
ひどすぎィ

46: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:46:27 ID:emC
またセルビアに手渡す時は、フランスのポアンカレ大統領一行がロシアを離れたときが好都合として、その通りになった。
ただ実際にはヤゴウがポアンカレ一行のロシア滞在スケジュールをよく把握していて、オーストリア側に出発時刻の誤りを指摘、1時間遅らせた。それ以外は計画通り進んだ。

7月23日オーストリア駐ベオグラード大使ギーゼルは朝からこの最後通牒手交の歴史的瞬間に備えていた。唯一の変更は時間が最終的に夜6時となったことだけだった。
外務省で大蔵大臣と面会し渡したところ、「時間が短すぎて、責任者と連絡がつけられるかどうか。」と言われた。ギーゼルはこれを聞いてやや顔を紅潮させ、「鉄道・電報電話の時代にこのサイズの国で連絡をつけあうのは難しくないでしょう。」と答えた。これも歴史に残る言葉だ。

36: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:39:40 ID:KC1
>>33
第一次のオーストリアの内部事情書いてる本て全然無いよな
大半ドイツとロシアばっかりや

42: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:44:22 ID:Iny
>>36
兵数をバクチ打つ時の種銭と考えた場合、オーストリアは実は序盤でロシア相手に大量に種銭溶かしてるねん
(たしかヴォロシロフ攻勢の時にゴッソリいかれたんだったような)

48: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:47:00 ID:KC1
>>42
言うほど序盤でも無いけどあれで死んだとは聞いたことあるわ
その後はドイツの言いなりになってたとか何とか

53: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:50:05 ID:emC
>>48
ドイツの言いなりというかオーストリア軍の中で中隊レベルの指揮官までドイツ人(notオーストリア人)が任免されるようになった
でそのドイツ将校は指揮下の小隊長を小隊内部の互選で選ばせたのでオーストリア軍全体が民族的区分に分かれるようになった
オーストリア帝国を弱体化させるための故意の策という説もある

54: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:51:15 ID:KC1
>>53
そんなレベルまで入り込んでたんか草
そんなオーストリアに叩かれ続けるイタリアよ…

25: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:30:34 ID:cFY
英国のチャーチルは後に書いている。
「私は時々この1914年の7月の頃の印象を思い起こす。大破滅の淵に臨んでいるのも知らずに、世界は非常に輝かしかった。英国とドイツというヨーロッパの2大勢力は慎重に真面目な外交を行っており、この2大勢力に結束せしめられたヨーロッパは、急速に発展してきた自然科学の恩恵を享受しうる輝かしい組織になってきている。その古き世界の姿は実に美しかった。(チャーチルが1937年に書いた”世界大戦”より)」

38: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:43:11 ID:i19
WW1時のアメリカ軍が世界の二流軍という風潮
感慨深い

44: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:45:18 ID:Iny
>>38
そもそもまともな陸軍持ってなかったからね、州兵はボチポチおったけど

43: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:44:56 ID:xan
西部戦線異常なしは名作



47: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:46:29 ID:oKB
兵器が進化しすぎたんや

49: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:47:43 ID:K0T
でも悲惨なのは悲惨やけどまだそこまで残酷な感じせんのはこの後の大戦がそれ以上にやばいからかな

62: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:55:42 ID:Iny
>>49
総力戦と言っても、手を伸ばせる範囲は限られていたからな

二次大戦は総力戦が行きつくとこまで行きついて「戦争をする体力自体を奪う」経済破壊も行えるようになったからな(空襲とかな)

56: ■忍【LV13,あそびにん,0D】 20/01/14(火)15:52:50 ID:NAm
レニングラードの戦いとか映画見て想像しただけでも震えるわね

64: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:57:15 ID:FYZ
イギリス軍の塹壕戦は地獄だったらしい

67: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:57:50 ID:emC
>>64
まるで他の塹壕が地獄じゃなかったような

65: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:57:26 ID:KC1
インパールなんて二度の大戦経験した欧州からしたらショボいんやろな

74: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:02:25 ID:i19
>>65
英軍側目線やったらヌルゲー
日本側目線やったら無理ゲーやろな

70: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)15:58:23 ID:xan
実際イギリスが今でも追悼ポピー付けるのは第一次大戦の戦死者偲んでやしなぁ…

71: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:00:01 ID:emC
イープル付近のイギリス軍陣地は元々ドイツ軍が高地を占拠した後に布陣したから低い湿地帯に塹壕掘ることになって湧き水雨水がわんさか
残った数少ないベルギー領だから放棄もできない

72: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:00:39 ID:cFY
>>71
逆馬謖やんけ!

76: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:02:43 ID:emC

86: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:12:52 ID:KC1
>>76
このサイトええなブクマしたわ

89: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:14:56 ID:emC
>>86
ええで
タダで読めるサイトとしては今でも一番詳しかったと思うわ
もちろん筆者の独自見解があるのは重々承知の上でな
もう閉鎖したからwebarchiveやけど

77: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:03:01 ID:KC1
攻勢に出ずに包囲だけしとったらドイツ干上がるんやない?とか言う人おらんかったんかな

79: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:07:27 ID:Iny
>>77
そういう「長期の戦争になる」と思っとった人がおらんかった

だから包囲して干上がらせるなんて発想の入り口にすら、立ってた人おらんかったんちゃうかな

88: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:14:27 ID:IeC
>>79
長期化を予想してたのってイギリスのキッチナー陸軍大臣とか少数派やし

82: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:09:20 ID:emC
海上封鎖の効果ってのは外部からだと確認しにいく
でも西部戦線での攻撃は被害が多すぎるって意見の人もいて、そういう人たちはドイツの弱い同盟国を狙うべきだと主張して
代表的なのは初期にはチャーチル(当時海相)、後期にはロイドジョージ(当時首相)

85: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:11:45 ID:KC1
>>82
実際費用もバカにならんからさっさと終わらせたいのはあったんやろうと思うんやけどな

87: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:13:58 ID:6Np
戦争を終わらせるための戦争(笑)

90: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:15:24 ID:6Np
映像の世紀をすこれ

97: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:18:32 ID:KC1
>>90
みんな映像の世紀好きやな
ワイも一通り見たけど

91: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:16:26 ID:MxA
帝国議会において代表される諸王国および諸邦ならびに神聖なるハンガリーのイシュトヴァーン王冠の諸邦ってWW1で活躍したとこ聞かへんよね
ドイツの傘下って感じやったが

96: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:18:22 ID:emC
>>91
中期~後期にかけてドイツの貿易全体の50%、食料の30%を供給したぞ


105: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:25:41 ID:wqV
このとき英独露の皇帝って親戚だったんやろ?

107: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:26:43 ID:IeC
>>105
従兄弟同士

109: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:27:45 ID:emC
三人とも祖母がヴィクトリア女王

110: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:28:14 ID:wqV
>>109
これはヨーロッパの母

111: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:30:29 ID:5jS
なんでドイツは負けたんや
ドイツの科学は世界一じゃなかったんか

113: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:31:58 ID:KC1
>>111
これは背後からの一撃やろなあ

119: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:48:39 ID:fo5
>>111
科学世界一は英米あたりやろ

120: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:49:15 ID:dgN
>>119
当時の米国はクソ
ポテンシャルは当時から高かったけど

121: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:50:11 ID:fo5
>>120
WW1あたりだとまだそこまでもないのか

127: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:53:09 ID:i19
>>121
米軍の戦車も戦闘機もフランス製や

131: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:54:25 ID:fo5
>>127
まあ参戦の時期も遅かったし戦訓取り入れにも時間かかったしな

122: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:50:16 ID:0hd
サラエボ事件って結局セルビアの青年どうなったんや

128: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:53:28 ID:sDz
>>122
20歳未満やったから死刑にはならず懲役20年の判決を受けたで
結局1918年に獄中で病死したけど

130: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:53:55 ID:emC
>>122
暗殺犯はボスニアに住むセルビア系住民
未成年だったため死刑回避されるも戦争中に以前から患っていた結核で死亡

125: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:50:54 ID:1QT
こういうアホみたいにただただ消耗するだけの戦い嫌い
機関銃十字砲火に特攻したのも先見の明がなさすぎる
日露に派遣してたのは何だったのか

129: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:53:41 ID:fo5
>>125
日露とは規模が比べ物にならんからなあ

126: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:52:27 ID:Ute
塹壕足ほんとこわい

134: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:55:51 ID:1br
『泥、泥、泥。僕は毎日泥の塹壕の中にいます。塹壕は思っていたのとは全く違うところです。最悪の敵は雨です。何日も、何週間も、濡れた粘土の上に蹲り、敵の砲弾の中で暮らすのはどんなものか想像もつかないでしょう。厚いブーツを履いていますが、冷たい泥で足は氷の塊のようです。何本かの指は動かなくなりました・・・』

あるイギリス兵士の手記

144: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:59:09 ID:1QT
第1次で得したの傍から見てたアメリカと火事場泥棒した日本だけやろあれ
いくらなんでも被害デカすぎるわ

146: 名無しさん@おーぷん 20/01/14(火)16:59:54 ID:0hd
あまりにも被害が大きかったからもう二度と戦争が起きないようにドイツに重い賠償金を課したんだよなぁ



なお

引用元: ・第一次世界大戦ってどんだけ悲惨だったんだろ