俺は今、「ひとり」ではない。
お義母さんもいるし、2人の義弟たちもいる。
かみさんを想い、時折しんみりするけれど、家の中は概ね賑やかだ。
そうだ。
俺は「ひとり」ではない。
でも。
やっぱり「ひとり」なんだ。
俺は「一人ぼっち」ではないけれど、「独りぼっち」なんだ。
今ここにいるはずの人がいない。
俺の隣にいるはずの人がいない。
かみさんがいない。
だから俺は淋しいんだ。
心が寒いんだ。
潰れてしまいそうなんだ。
・・・
ここは俺の居場所じゃない。
この世界には、俺の居場所なんて無い。
俺の居場所があるのは「過去」だけだ。
かみさんと一緒に暮らした20年の記憶の中にだけ、俺の居場所があるんだ。
だが、その記憶も徐々に薄れていくんだろう。
そして、いずれは消滅してしまうんだろう。
記憶が消滅したとき、俺は自らが存在する意味を失う。
その瞬間、俺の余生も終わるはずだ。
その瞬間、俺はようやく逝けるだろう。
そして俺は、「光」を見るだろう。
←いつもありがとうございます。ポチっとクリックお願いします。
にほんブログ村
お義母さんもいるし、
かみさんを想い、
そうだ。
俺は「
でも。
やっぱり「ひとり」なんだ。
俺は「
俺の隣にいるはずの人がいない。
だから俺は淋しいんだ。
心が寒いんだ。
・・・
ここは俺の居場所じゃない。
俺の居場所があるのは「
かみさんと一緒に暮らした20年の記憶の中にだけ、
だが、
記憶が消滅したとき、俺は自らが存在する意味を失う。
その瞬間、俺の余生も終わるはずだ。
その瞬間、俺はようやく逝けるだろう。
そして俺は、「光」を見るだろう。
←いつもありがとうございます。ポチっとクリックお願いします。
にほんブログ村