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1、作品の概要 『アフターサン』は2022年に公開されたイギリス・アメリカの映画。 日本では2023年5月に公開された。 上映時間は101分。 監督・脚本は、シャーロット・ウェルズ。 ポール・メスカル、フランキー・コリオらが出演している。 父親と11歳の娘が過ごすひと夏のバカンスの記憶を描いた。 2、あらすじ 11歳の少女・ソフィ(フランキー・コリオ)は、離れて暮らす31歳の父親・カラム(ポール・メスカル)とトルコのリゾート地にバカンスに来ていた。 毎日プールで泳ぎ、ディナーを楽しみ、お互いにビデオカメラを向け合ってふざけ合う仲の良い親子。 しかし、その陰にカラムの不穏な行動がちらついていた。…
原題:aftersun 父親と過ごした夏休みを、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点で描いたヒューマン・ドラマ。 監督はこれが長編デビューとなるシャーロット・ウェルズ。 父親役ポール・メスカルがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされていました。 この親子についての背景の説明はほぼ無く、行間を読ませるタイプの作品。 時折挟まれる成長したソフィの姿、父親の不穏な過去を思わせる映像。 美しい夏の避暑地の風景とは裏腹に何かが起こりそうな気配に満ちていて見ていて不安になってくる。 最後まで何かドラマチックなことが起きるわけではないんだけど、彼らの行く末を想像してなんだか切ない。 見てる時より見終わった後からジワジワと心に効いてくる作品だったな。 そして父親役ポール・メスカルの繊細でエモーショナルな演技が素晴らしかった。 あと音楽の使い方秀逸でブラーの"tender"..
【ネタバレ解説】映画『aftersun/アフターサン』ラストに込められた意味とは?考察レビュー
映画『aftersun/アフターサン』は、父と娘の数日間の記録が映す真実を描いた傑作!この記事では、映画『aftersun/アフターサン』の概要・あらすじを紹介するとともに、ネタバレ解説を行っています。観たら必ず気になるラストに込められたメッセージの意味を考察しています。