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上記の通り、今でも名実ともにメッセ大国と言うべきドイツではありますが、コロナ後は、①対顧コミュニケーションのオンラインシフト、②出展者の産業の衰退、③環境対策、などで苦悩し始めています。 出展者達は、高いコストをかけて製品をリアルに展示する意味が本当にあるのか/オンラインベースで顧客にアプローチした方が安上がりなのではないか、と自問し続けており、メッセへの出展にますます慎重になっている。 世界最大のハノーファーメッセの目玉であったコンピュータ見本市Cebitが、出展者不足のため、既にコロナ前の2018年を前に完全終了となったのはドイツ人にとって大きなショックだった。 こういった見直しの動きは、…
20230417 ハノーファー・メッセ開幕に関するドイツメディアの報道ぶり
www.hannovermesse.de 本日4/17から4/21まで、ドイツでハノーファー・メッセ(サプライチェーン全体を網羅する世界最大規模の産業展示会)が開催されています。 intl-linkage.co.jp ドイツメディアの現時点での報道ぶりは以下の通りです。 今年のハノーファー・メッセはコロナ後初のフル開催。 機械、電気、デジタル、エネルギーを中心とする約4,000社が参加。コロナ前2019年は6,500社、2020年は中止。2021年はデジタル開催で1,800社、2022年はリアル開催で2,500社の参加だった。 世界の産業界が直面する最優先課題は、気候変動、エネルギー、サプライ…