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池辺富士・浅間社(→神奈川県横浜市都筑区池辺町)は、江戸時代後期の1796(寛政8年)8月に建立された富士塚で、「池辺富士」と呼ばれています。山頂には浅間社(→石祠)が祀られていて、江戸時代中期以降に隆盛した冨士講の歴史を今に伝えています。富士塚は、毎年富士山に登ることが困難な信者に、富士塚を登れば同じ利益があると富士講が喧伝したのが始まりで、関東では1779(安永8)年に但馬国(→兵庫県北部)出身の高田藤四郎(たかだと...
たちばな台子ノ神社(ねのじんじゃ→神奈川県横浜市青葉区たちばな台2丁目)は、創建年代は不詳ですが、江戸時代には成合村(→現在の成合町)の鎮守として記されており、明治時代後期の1908(明治41)年3月に国の一村一社政策を受けて近隣の浅間社を合祀して社殿を改築しました。さらに昭和時代後期の1976(昭和51)年5月に出雲大社(→島根県出雲市大社町杵築東)より祭神を勧請して社殿を新築し、成合町の産土神として地元の崇敬を集めていま...