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老後資金2000万円問題、高齢夫婦の場合、公的年金だけでは毎月の赤字額が5万円、30年で約2000万円の金融資産の取り崩しが必要となるという金融庁の報告内容だったが今それを信用してる人はいないだろう。老後の家計で大切なのは一軒家かマンションか、車を持ってるか、駐車場の問題、そして持ち家であれば定年前に住宅ローンを完済してるか、老後の医療費の負担、税、社会保険料の額、交際費が変わらないか(友人、知人親戚、元職場関連)リフォームや耐久消費財の購入予定(冷蔵庫、洗濯機、エアコン等)そして貯蓄はどのぐらいあるか等総合的な判断が必要だし、それぞれの家庭で違うことは確かである。実際日本の年金制度は現役時代の収入を100%保証する制度ではない、今の高齢者がなんとか生活できるのは、十分な年金収入があるわけではなく老後資金...老後資金2000万円問題を振り返る
老後にかかるお金はいくらか?定年後の人にとっては重要な問題である、夫が65歳以上、妻60歳以上の夫婦二人の無職世帯では毎月の支出が平均27万円、一方公的年金収入が平均で月約22万円月5万円の赤字である。これが一般的な年金生活者の例だろうが支出に関しては自宅が一軒家の場合とマンションの場合で違ってくる、マンションの場合は月々の管理費、修繕積立金、車があれば駐車料がかかる、また資産(預貯金、有価証券)状況もかなり影響してくる。高齢者の貯蓄調査では貯蓄2000万円以上が18%の反面、貯蓄300万円以下も18%という結果が出ている、いわゆるシニア間の格差が指摘されている、又国民年金のみの受給の人も30%もいる、そう考えると総合的な判断が必要なことは確かである、ただ年金生活の心得としては働いていた時と同じ生活レベル...年金生活で大切なことは