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2020 / 07
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時々、一緒に、ピアノの弾き合い会をする友人のYさんとMさん。
かれこれ、30年ぐらいの付き合いで、ここ2、3年はピアノ仲間でもあります。
4月末ごろにも、ピアノ会をする予定だったのですが、緊急事態宣言で中止にすることに。
最近も、Yさんから「そろそろどうかな。8月ぐらいなら?」と連絡があったのですが、ここにきての東京の状況を見ていると、なかなか予定もたてにくく…。

ということで、Mさん発案で、とりあえずオンラインお茶会をすることにしました(ピアノ全く関係なし)。
おばさん3人、基本、皆パソコン音痴。
Yさんからスカイプで、という話もあったのですが、私がうまく対応できなくて、結局、私がズームで他の二人を招待する形に(仕事で使っていたので、かろうじてわかるし、時間制限のリミットも外されているので)。
その後も、どうすれば3人同時に画面に映るのか、スマホではどうするのか、あれ、いなくなっちゃった、など、すったもんだ。でもそんなやりとりも楽しい。何か失敗するたびに、大笑い。

マスクなしで、顔を見ながらのたわいないおしゃべり。ホッとします。
家庭の話、仕事の話、共通の知人の話。読んでいる本や聴いている音楽、そしてやっぱりピアノの話。
たくさん笑って、気がついたら、あっという間に2時間ぐらいたっていました。

とても楽しかったのですが、それでもやっぱり最後は「一緒にピアノ弾きたいね〜」となり。
この状況では、前もって予定は立てにくいですが、コロナが落ち着いているタイミングを見計らって、うまくピアノ会ができるといいなあ。

なんにしても、このオンラインのおしゃべりはとってもいい気晴らしになりました^^
そして、ピアノについても、やっぱりいい刺激になりますね。
「この後、ピアノを練習するつもり」とYさんも言っていたので、ピアノ仲間とおしゃべりすると、より一層ピアノが弾きたくなるのは共通みたいです。


先週の木曜日は、ピアノのレッスンでした。
忙しいわけではないのですが、何となくやる気が出ない、だるい…という状態で、パソコンから少し遠ざかり気味。
メールの返事なども滞り気味で、よくないですね。
ピアノを弾いても、本を読んでも、集中力がなく(いつもといえばいつもだけれど)、更年期か…(単なるいつもの怠け病か)

それでも、えいやと、レッスンに行ってしまえば、やっぱり楽しい、頭もスッキリします。
すぐ記録しなかったので、細かいことは忘れてしまいましたが、一応記録を。

ハノン
12番13番を通しで。13番は途中迷ったところもありましたが、とりあえず両方とも合格。
次回は14番。2巡目なので、前よりはさくさくと進みます。
音階(嬰ハ短調)は、指が覚えきれていなくて、不合格。親指が当たりません。親指を素早くくぐらせる(移動させる)ことを意識すること。確かに、少し意識するだけで、弾きやすくなります。
次回は嬰ハ短調とイ長調。
アルペジオの方は合格。音が3つの塊ではなく、4つの塊で取れるようになっている。
次回は、イ長調。

バッハ インベンション 13番
全体の流れと雰囲気はいい。クレッシェンドを始める位置など(唐突になってしまうので)、工夫が必要。
あとは「やっぱり、弾きにくいところはありますよね」と(部分練習が足りませんでした)。
「でも、次回は合格するつもりでいます」…と(本当かな)。
次は、15番か6番あたりをやりましょうか、と言われました。どちらも、多分、子供の頃弾いていないので、ちょっと楽しみのような、怖いような…。

シューベルト 即興曲90−3
一通り弾いたあと「全体にメロディが流れて、前回よりよくなっていますよ」と(よかった…)。
ただ、やっぱり左手が聴けていないところがあり、いくつか指摘をされました。
言われると「確かに、その音は全然意識して聴いていなかった」とはっとするんですよね。
そこを意識して(きちんと聴いて)弾くと、やっぱり違う感じがします。

その後、最後のページの表現を。「最後は、どうしても雑になってしまいますね」と言われてしましました(うう…)。
先生「ここは明るいのでもっと音を抑えて」「ここは暗くなるのでもっと音を出してもいいです」
私「明るいところは弱く、暗いところは大きくなるんですね」
先生「そうですね。普通と逆ですね。大きくなるというより、緊張感が高まっていくという感じでしょうか」「例えば、この低音部なんか、音が下りていくにつれて、緊張感も高まるような…」
そういえば、以前のメイン先生にも、(全体の)中盤の短調で盛り上がるところは、フォルテというよりは、緊張感が高まる感じで、抑制がきいた感じで、と言われました。
それが最後の1ページの中で明るくなったり暗くなったり(弱くなったり強くなったり)、もう、気持ちがうまく追いついていません(だから弾けないのか…泣)。

そんな感じでレッスンはあっという間に終了。
左手問題、これでも、以前よりは聴けるようになったと思うのですが、油断すると右手だけ聴いているような感じになってしまいます。
インベンションのように短い曲だと(左手を聴こうという)意識も最後まで持つようになってきたのですが、曲が長くなると、途中で、どうしても右手のメロディだけを耳でおって(歌って)しまいます。
「この曲で、左手ももっと表現できるようにしましょう」と先生に言われました。

左手をよく聴く、歌う。左手で表現するためには、音をコントローするす指も必要です。
やっぱり、ハノン、バッハの練習は、まだまだ私には必須だということですね^^;



約1年半ぶりにピアノの調律をしていただきました。

少し間が空いてしまいましたが、私はあまり耳がよくなく、音の狂いに敏感な方ではないため、少し音に雑味が混ざるような、クリアじゃない音になってきたなあ、と感じる程度で、またこのご時世、お願いしていいものか、との思いもあってズルズルと放置…^^;
そんな中、調律師さんの方から「そろそろいかがですか」との連絡が入ったため、「それでは」とお願いすることに。

当日、調律師さんは到着早々手洗い、お互いマスク着用の中、作業していただきました。
前回は、あまりにも久しぶりの調律だったためかなり時間がかかりましたが、今回は1時間半ほど。
家が狭いため、調律の様子は伝わってくるのですが、とても興味深いです。
職人って感じで憧れます。

調律後のピアノは、心持ち音もクリアでよく響くように。
弾いていて気持ちいい!
仕事から帰ってきた夫も「音がなんだかクリアになったね」と。
私には曖昧な変化も、夫ははっきり感じるようで、その後も「(ピアノの)音がいいねえ」としきりに言っていました(ピアノの音がいいのであって、私の演奏がいいのではない)。

私のピアノは、ヤマハのアプライトですが、調律師さんには「豊かに響く、いいピアノですね」と言われ、父にも「このピアノの音はいいねえ」と褒められたもの。
まあ、ピアノの音がよくても演奏者がねえ…(録音よりも、ピアノのそのものの音はずっといいんですよ〜多分^^;)。

大切なピアノ。調律してもらうにあたって、久しぶりにピアノのまわりを片付けたり埃をとったりしましたが、もっと普段から、丁寧に、大切に扱わないといけないなあ、と改めて感じました。
ピアノが家にあること、ピアノが家で弾けることに感謝しつつ、これからもピアノを楽しみたいです^^


ジル

Author:ジル
子供の頃習っていたピアノを、2015年の夏に再開しました。
のんびりマイペースに楽しんでいます。
50代、夫と2人暮らしです。

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