先の記事(→
ローゼルを味わうために…まずは種取り!)で、がんばって種を取ったローゼルですが、種を取ってしまえば、あとはとても楽ちんです。あっけなく感じるほど…w
種取り後のローゼルの実です、きれいですね。
今回は種取り後で2kgちょっとのローゼルがあったので、0.8kgはお茶、1.2kgはジャム、残りを塩漬けにしてみました。
まずは、お茶。 ローゼルといったら、ハイビスカスティーですよね。(ローゼルはハイビスカスと同じアオイ科フヨウ属なので学名はHibiscus sabdariffaとなります。)
これは、天日で干すだけです!w
ローゼルは生でもお茶にできるのですが、保存のため乾燥…。
左が干し始めで、右が約一週間干したもの。約800gだったものが約70gになりました。
さっそくローゼルティー=ハイビスカスティーを入れてみました。
きれいな赤いお茶です。1杯あたりローゼル3個(粉末だと小さじ2杯が適量らしい…)使ってます。
生のときは3分ほど、乾燥したものだと8分くらい蒸らすのが標準なのかな。ちょっと長めのほうがよく出ます。
香りは、華やかな甘い香り、などと形容されていますが、よくわかりませんでした…w
味は、すっきりした酸味、でしょうか。健康のために飲んでいて酸味が苦手な人もいるみたいですが、私は濃いめに淹れた方が美味しく感じました。はちみつや砂糖を入れてもおいしいようですが、そのままで美味しかったです。
飲んだ後のローゼルを使って、ジャムを作ることもできるそう。
こちらは、塩漬け。
これはローゼルの10%くらいの塩をまぶしてビニール袋等に入れて振って3日程度置くと出来上がり…w
今回は2日ほど袋のままでしたが、その後、瓶に。最初から瓶に塩と交互に入れてもいいみたいです。長く保存するには塩多めで。
味は、不思議な気がするのですが、パリッと感のある梅干しみたいな感じです。通称「はなうめ」というそうですが、色がきれいで、食感もよく、おいしいです。
右がローゼルの料理を検索していて、ぜひ作ってみたかった刻んだ塩漬けを混ぜ込んだおにぎりw(形が悪いので、混ぜたご飯を茶碗に盛ったらよかったんじゃ、と家族に言われましたが…。ご飯が早く食べたい家族がせかすので、余計ヘタにできました。)
これ、当然のように、おいしいですw
私はこれまで一度しか梅干しを作ったことがなく、面倒なのでもう作る気がないのですが、これなら時間もかからず簡単。
最後はジャムです。
こちらはわいわいさんのレシピ(→
ローゼルジャム作り②)を参考にして作らせていただきました。
我が家では一升炊きの炊飯器がないので、3合炊きに合わせて、ですが…w
フードプロセッサーがないのでミキサーで細かくしたローゼル600g、砂糖(今回はきび砂糖にしてみました)300gを炊飯器に入れてスイッチオン、で、炊き上がり(左)がジャムの完成という簡単さ!
1.2kgを2回に分けて作り、一度目は750ml、二度目は600mlのジャムができました。一度目のほうがローゼルの刻みが粗かったです。できあがりの600ml瓶✕1、150ml瓶×5です(右)。
ということで、ローゼルジャムとヨーグルトですw
水等を入れていない濃厚なジャムなので黒っぽく見えてますが、濃い赤紫で、ヨーグルトと混ぜると右の写真のようになります。
ローゼルジャムの味は、やさしい酸味とコクがあり、酸味好きの我が家では好評w
酸味と言ってもスダチとは違い、まろやかというか、コクがあるとしかうまく表現できませんが上品な味わいです。これまで食べたジャムのなかでは、ナツハゼやアロニアに似ているかなと。
ローゼルを生でかじると酸っぱいし、赤い色はアントシアニンみたいだし、たぶん成分が似ているんだと思います。果肉もぬくぬくして美味しいですw
今回のジャムは萼と苞の部分と砂糖だけで作りましたが、検索すると種を別に煮た汁を加えて煮ると、いい感じのトロミが付いて美味しいという記事がありました。次回はそれも試してみたいと思いました。…それだと量も増えそうだし!w
以上、今回は基本的?な三つの方法でローゼルを味わってみました。
いろいろ楽しませていただいて、わいわいさんに感謝です。
来年は、自前のローゼルで味わえるといいなと思いますw
種取りも少量ずつなら苦にならないし、後の加工は楽なので、もっと試してみたいです。
(ローゼルは葉も、てんぷらやお浸しにするとおいしいらしいですし、ミャンマーでは炒めものやスープにも使うそうです。
種もコーヒーを作る?とか、ローゼルオイルを作る?とか、利用法がいろいろあるようです。)
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