「ひとりマンダム」と「ギャランドウ」
あの、先日の黒米なのですが、、、。朝、一部が出ましたw。
黒いので分かりました。出ちゃった(汗)。
粒が混じってたのです。消化し切れなかった。
こういうの、家内は「そんなこと、なったことない」なんて言います。
家内は消化器系が強いようでw。
アタシの場合はヒジキでも時々出ることがあります。
トウモロコシも粒ごと出ることがあります。
エノキもあるしシメジすらある。
そっくりそのまま消化しないで出ちゃうんじゃなくて、一部が消化し切れずに出ることがあるのです。
まあ、お見せするわけにもゆかないですがw。
家内が言うにはそんな覚えはないと言います。
家内の場合はみんな消化しちゃうらしい。
見せてもらうわけにもゆかないですが信じがたいw。
アタシは花粉症とか、アレルギーの気があります。
海老の殻を剥いても手が痒くなることがある。
アレルギーも免疫力ではあります。
ですから、こういう食物でも体調によって消化しきれない時があるのかも知れません。
黒米の場合はきっと食べ慣れてないものだったからでしょう。
なにしろ生まれて初めて食べたんだからw。
って、こんなオッサンで「生まれて初めて」なんて言い草はこそばゆい響きw。
でもホントなんだからしょうがない。
いくつになっても「生まれて初めて」をやってゆきたいものです。
生まれて初めてのことにまだ出遭えていますか?
いずれ必ず、「生まれて初めて死ぬ」ことになるわけです(笑)。
黒米を異物としてカラダが受け止めたのかも知れません。
慣れです。
こういうの慣れと不慣れ、こんなのが免疫力になるのだとアタシは思う。
黒米のひとつの効用かも知れないとアタシは思いました
以下、黒米のメリットとデメリットについてアタシなりの気付き、振り返りのこと、誰得のまとめですw。
黒米のメリット、
面白いw。
餅米のようにモチモチと美味しい。(種類にもよるそうです。アタシの買ったのは朝紫という品種。)
「生まれて初めて」がまたひとつ味わえる。
ポリフェノールなどミネラル豊富、栄養価が高い。
慣れない食物なので免疫力を励ます。
黒米のデメリット、
鍋炊飯などでご飯が焦げても判別にしくい。
慣れるまで消化しきれない場合がある。
ご飯の供と見た目が区別しにくい。椎茸の佃煮、もずく、ワカメなどw。
なんでも黒くなってしまう。
で、つらつらと考えて気が付いた。
ウチの買ったおコメは玄米です。
この黒米を精米したとします。すると当然ながら「糠」が出る。
それを使って糠漬けにしたりすると、なんとっ!
「黒い糠漬け」ができるのではないかっ!
ペイントイットブラック、黒く塗れ。
まさにそんな感じになってきた(笑)。レッツ、ロックンロールw。
そーいやイカスのミリゾットなんてのもあります。
相性はきっと抜群ではないかwww。
アタシは納得した。つい顎をさすったものです。
「ひとりマンダム」www
「マンダム」という男性用化粧品のブランドが昭和のその昔に発売されました。
コマーシャルの話題もあってヒットし、低迷してた会社は盛り返す。
会社名も「マンダム化粧品」になりました。
今でも会社は事業を継続しており、「マンダム」として上場しています(P.4917)。
昭和の後期でした。資生堂が男性用化粧品に参入して会社はシェアを奪われます。
そこで起死回生とばかりにアフターシェープローションとかコロンとかトニックとか、男性のグルーミングのためのモロモロ、それらをマンダムシリーズとして売り出したのです。
チャールズブロンソンがこのコマーシャルに起用され話題になります。
「男の世界」という歌とともにコマーシャルがお茶の間に流れました。
カッコのいい曲と男らしいイメージ、その最後にブロンソンがキメる。
「うーん。マンダム。」
と、ブロンソンが顎の辺りをさすって言ったものです。
アゴの不精髭がキレイになってさっぱりしたぜ、アフターシェーブローションは気持ちががいい、きっとそんな感じの仕草だったのでしょう。
ブロンソンは当時ハリウッドの大スター。
確かハリウッド俳優を日本のコマーシャルが起用するようになった、はしりのようなものだったと思います。
封切り映画館でもコマーシャルは大画面に流され、アタシも見た記憶がある。
ブロンソンのレードマークの口髭はいかにも男性用化粧品に相応しいものがあったと思います。
「口髭」なんて知らない人にはさっぱりでしょうが、ちゃんと揃えたりメンテナンスしないとみっともないものです。男らしさとは裏腹のようですが意外と細かいケアをしてるのです。
このコマーシャルは子供らをたいそう面白がらせました(笑)。
子供なんて髭なんてまだ生えてもいません。
髭を生やしている男性が実はチョコチョコと切り揃えてる、そんなことだってみんなよく分かりませんでした。
ましてや「髭剃り後の爽快感」なんて分かるはずもありません。
化粧品? 男に? そんな程度の認識です。
だから訳も分からず、子供たちはその意味不明の仕草をただ面白がったのです。
「ねえねえ、アゴになんかついてるよ。」
「え? どこ?」
「うーん、マンダム! ギャハハハ(笑)。」
なーんてwww、人を引っ掛けるようなことをよくやったものです。
マンダムの仕草を人にやらせる、そんなことが流行った。
覚えのある人もいるかも知れません。
えっ? お、お歳がっ!ww
アタシはこのマンダムの仕草、どんな時にするか改めて考えました。
太宰治のよくある写真、あれにしたって「ひとりマンダム」なのです。
和服を着てアゴに手を当て作家がこちらを睨みつけている。
「ねえ、アゴに手を当てたりしない? どんな時かな?」
「そんなのしたことないよ!www」
家内はつれない。
そういや家内は髪も触らない。流行った時もワンレンを掻き上げるなんてこともありませんでした。
顔を手で触るということをしない人です。
まあ、正しい作法ではありますw。
顔や髪を触るのは下品、そんな価値観が昔からあったのです。
顔はいわば看板、人が見るもの見られるものです。
ベタベタ触るのはみっともない。
触るっていうのは、、、
言ってみればPCのモニタを触っちゃうようなものですw。
「このホルダに入れたら消えないで二つになっちゃうの。」
「うん。ん? ああっ! いちいち画面を触るなよっ!」
「だからね。これ、これだって。」
「わ、分かるからぁっ! 画面を指で触らないの!」
もはやこんな話、スマホなんかのタッチパネルで古い話でしょうか(汗)。
こんなこと言ってたら「スワイプ」なんかしてられないw。
顔を触ってばかりいるとバイ菌が入ってアバタ面になる、そんな話もありました。坂本九。
だから「ひとりマンダム」、家内はどんな時にやる動作かピンとこないと言うのです。
でも表現としてはあるでしょ?
「その時、男はアゴに手を当て何か考える仕草をした。」
なーんて。
文章の表現として「アゴにふと手を当てた」なんて雰囲気が伝わるではないか。
そこです。そこをどうするのか。
「考えた。」とか、「得心した」とか。
「わが意を得たり」と。ちょっと得意気。ふふん。とかw。
そんなことがもっとハッキリすれば表現が省略できるわけです。
まだなんか微妙に思えるのです。
例
「黒米が焦げても分からんね。ふーむ。慣れないと困るな。」
彼はアゴに手をやる仕草をした。気付きではないか。
例2
「黒米のオコゲか。」
と、彼はひとりマンダム。
こんな感じにwww(笑)。
ね? すごく文字数が節約できるではないか!
そーいや、ロダンの「考える人」、あれだってマンダム的な仕草です。
思索する、ロダン。
カッコをつけて思索してるとアピールするポーズ、太宰。
なんでしょう。
分かるような分からないような。ちょっと歯痒いでもない。
そしたら家内がハッとして言った。
「だいたい、マンダムって何の意味よ!」
「い、意味って商品名だろ。」
「だから!ギャランドウと同じなのよ!www」
え、えぇぇぇぇ!www(笑)
「ギャランドウ」は西城秀樹の歌です。
「ダンシングオールナイト」で一世を風靡した「もんたよしのり」が作った。彼のヒット曲だったとはアタシはついぞ知らなかった。
「ギャランドウ」は突然浮かんだもので特に意味はなかったそうです。
その後、ユーミンがこの意味のない言葉に意味をつけたとか。
男性によくあるヘソの下辺りに生えてる毛、あれを「ギャランドウ」だと彼女が言い始めたそうなのです。
ユーミンはエロ話とか好きな人でよく喋る。隠れ「みかじまなゆき」w。
ラジオ番組なんかで男性の裸の写真なんかを検分して、
「ああ、この人はギャランドウしてるわね。」なんてやったとかw。
それでいつしか男性のヘソの下の毛を「ギャランドウ」と言うのが定着したとか。
西城秀樹もヘソの下に毛が生えてました。
元祖ギャランドウということになったわけです。
これ、定着したのか? ついぞアタシは知らなかった。
アタシにはマンダムの方がもっと共感できるんだけどwww。
ちなみに「ギャランドウ」のメロディですが、ビリージョエルの「ストレンジャー」と似てる気がします。家内も同意した。
ビリージョエルはイントロの口笛が印象的だけど、そこじゃなくて真ん中のメロディのところ。この前にギャランドウです。
まさかユダヤ人が日本の曲をパクったとか?
「音楽の偶然」かな、と、ひとりマンダムw。
アタシも実はギャランドウしてるけど。www(汗)
おうぞどだいじに
※ 申し訳ない。
「もんたよしのり」はもう亡くなってました(泣)。
ヒデキよりは長生きした。
つうか亡くなったのはついこの前の話。
2023年秋、没。
ダンシング・オールナイトの後に「ギャランドウ」を作ったそうです。
いや、まあ順番とか、こうなったらどうでもいいのか(笑)。
「ギャランドウ」って、アタシはもっとすごい古い気がしているのですが。
アタシは若い!www
するとユダヤ人の話もわかんなくなってくる。
その辺りの音楽の偶然についてはもっとコアな人にお任せします(笑)。
おそまつ