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某月某日の占。


読みが外れてしまったが、後で検証し、勉強になったと思う。


誤占の例も重要なので、晒しておく。





      ☠☠☠☠☠



或る日、夕食が済んだところで停電が起きた。


私の地域では、その前にも何度も停電が起きている。


しかも、年々復旧が遅くなっている為、嫌な予感がした。


案の定、直ぐに復旧せず。


そこで、卦を立てることに。




占的:今日の深夜零時迄に復旧するか


結果:巽為風の上爻変、水風井に之く




手元に『易経』が無く、練習がてら、それ無しでどこまで分かるか

試してみる事にした。



風は形を持たずにあちこちに広がるので、電気とも関係がありそうに思える。


重卦だから、「後から後から吹き従う」。



他地域も停電しているなら、復旧までの時間は地域によって差が有る筈だから、

私の地域の番になるまで待つ必要がありそうだ。


それはいいとして、上爻というのが気になった。


後から吹き従うのだから、上爻だと一番最後ということになり、

かなりの時間がかかるのではないか。


それ迄も時間がかかったが、今回はもっとかかるかも知れないと思い、

その日中の復旧は難しいと判断した。



念の為、何時に復旧するかについても断易で確認した。



占的:果たして何時に復旧出来るのか


(※某月某日 辰巳空亡

 

➡ 火山旅(離宮一世卦) 

      

        ﹅  巳 兄     

        ✖  未 孫      ⁀  申 才

     応  ﹅  酉 才

(亥 官)   ﹅  申 才

       ﹅﹅  午 兄 (卦身)

     世  ✖  辰 孫      ⁀  卯 父


 

正直、難しかった。


応期判断は本当に難しいと常々思っている😩


当てられる様になる為にも、先ずは失敗から学ぶしかない!!



この場合、そもそも用神が何か迷った


三爻の伏神、亥・官鬼は提抜され、しかも月合日臨で凄く強い。

六獣は玄武だし、これが停電を指すとみられるが・・・


卦自体が六合卦なので、事態がなかなか動かなさそうに見えた。


世爻は子孫で動くも回頭剋、辰は空亡だけど卯に化すから有用空亡。

良いのか悪いのか微妙🧐


原神となりそうな上爻(空亡だが冲実して暗動)はあくまでも暗動だから

どうなのか・・・?


第一候補は辰刻か、などと考え、結局よく分からず仕舞い・・・




その後、更に「翌日の午前中のうちに復旧するか」についても周易で見てみた。


得卦は旅・九三


何と、断易での本卦と同じ。


停電が復旧して明かりが点くことと、火が山に次々と燃え移っていく旅の卦は、

イメージとしては合っている。


之卦が晋であることからも、

流石に翌日の午前中には復旧しているだろうと考えた。









結局、その日の22時半頃に復旧。



・・・思ったよりも早かった。


ノートを見返すと、断易の表す時刻と重なるであろうことが

分かった。

しかも、その前の占断(周易)も、やはり間違えていた😋



初めの(周易の)占では、「巽為風」の上爻であることに注目し、

従うのが一番遅い、つまり復旧するまでに相当な時間がかかるだろうと

考えた。

(この時は爻辞を見ていない。)


でも『易経』を開いて確認すると、

上九は「順う事の極み」を表す辞になっていた。


順う態度が度を過ぎて、逆に這い蹲う恰好になり、資材や斧も失ってしまって

凶だとされている。


凶というのはあれだが、「順う事の極み」となると、真っ先に思い浮ぶのは、

停電は、その日の深夜0時までには間違いなく復旧する」という事。



私は巽の上九を水地比の上六の様に考え、一番最後に従って来るから駄目だという

判断をしてしまった。


之卦の水風井・上六は、井戸に覆いが無く、誰でも水を汲める状態を

表すので、皆が電気を使えている状況を表すのだろうと思う。




次に、断易の占断を見返してみる。



         ﹅ 巳 兄     

         ✖ 未 孫     ⁀ 申 才

      応  ﹅ 酉 才

 (亥 官)   ﹅ 申 才

        ﹅﹅ 午 兄(卦身)

      世  ✖ 辰 孫     ⁀ 卯 父



何と言っても、一番強い爻は三爻の亥・官鬼(月合で日臨)で、

世爻の化神(卯)と五爻(未)で三合を形成。


持っている断易の本に有る、応期の項目をよく読むと、

「用神が伏している場合、それが提抜される時や値する時等が応期となる」

ある。

応期を当てる占いをすることが少ない為、そこは見落としていたのだった。



停電そのものを表すのは官鬼で、伏するも提抜。

それに値する時間を応期とすると、亥時(21時~23時)

それなら、確かに、実際の復旧時刻の22時半と合う。


唯、独学な上に応期判断に不慣れなもので、本当にこの考え方で良いのか

少し心配ではある・・・


「復旧が何時か」という質問だから、単純に一番強い爻がその時間を表すのか、

それとも、三合の一部である亥に値する時(亥時)に正式な三合が形成される為に

応期となったのか。



それから、世爻の原神である上爻(巳・兄弟)は空亡ながら

日辰と冲になる為冲実されて、暗動の様な形になり、官鬼を冲する


用神が空亡且つ日辰から冲されるのは「冲空即起」と呼ばれ、

その日のうちに結果が出る事が多いらしい。


これもうっかり見落としていた💧


世爻と五爻が動くのがよく分からない。😅

やっぱり、卦が複雑だと分かり難くて困る。



そもそもこういう停電みたいな事件でもないと、普段の占いでは応期が

問題とならない場合が大半なので、応期については個別に要練習だと思った。




因みに、この時の停電は19時40分に発生。

復旧はその約3時間後の事だった。


遂に、我が地区では停電時間の最長記録を更新。


東電のHPでは、私の地域の停電発生時刻は20時半となっていたが、

実際はその一時間前だったので、随分な話だ。


やっぱりHPなんてあまり当てにならない。


これからも起こる可能性は十分に有るので、普段から、準備を怠りなくしよう。



それまでになるべく応期判断の練習を積んでおいて、

いざ停電した時には復旧時刻を当ててやる❣❣❣


但し、それを当てられたとしても、十二支を当てただけでは2時間の幅があるので、

「何時何分」かを割り出すのは相当難しいだろう。


それが独学の限界か😖




それと、最後に付け加えておくと、

「翌日の午前中には復旧しているか」という占的に対しての結果

(火山旅・九三)の解釈は合っていたということで、少しは安心した。


それでもやはり、『易経』の爻辞の理解は重要。


巽・上九を比・上六の様に考えてはいけない。


『易経』を一度書写したくらいでは到底384爻を覚えられないので、

爻辞を読み込んでおくのは必須。


『易経』自体が単純故に難解なので、ものにするには地道な努力が要るだろう。


断易にしても、独学はなかなか大変だと思い直したが、

だからこそやり甲斐も有るというもの。


沢山の失敗を繰り返すなかで修得するのが一番❗✨


テーマ : 研究    ジャンル : 学問・文化・芸術
 2024_02_28



去年より実践している立春占


冬至占の方が主流の様だけれど、私は立春こそが新年の始まりだと思っている。



去年の結果は震の升に之くだった。



確かに去年は震の卦の通り、バタバタと過ぎてしまった一年だった。

去年だけでなく、コロナが流行ってから世の中が騒がしいせいも有って、
時が経つのが早い。





そして今年は、

渙の観に之く




年筮の時は必ず本筮法を使っている。

寧ろそれ以外では大体略筮(三変筮)ばかり。

そのせいで、一瞬本筮法での陰陽の出し方があやふやになり、
本卦を雷火豊と間違えたが、それは錯卦の方だった😁



去年が四爻変だったのに対し、今年は二爻のみの一爻変。


あんまり変爻が多いのも不安定で良くない場合が多いらしいから、
今年は安定した運勢でまずまずだと思いたい。笑



「渙」とは「散らす」。



これまでの状態によって吉凶が分かれる卦。

(まあ、そもそも卦自体には吉凶は無い筈。)


特に今迄鬱憤やストレスを抱えてきた人にとっては
それを発散する意味になるから大吉と言って良い。


まさに、汗をかいて体の熱を発散して新陳代謝を上げる感じだろう。


私は去年、そしてそれまでも、ずっとモヤモヤとした気持ちを持ち続けてきた。

だから、卦を出した時に「これは!!」と思った。



今回は変爻が二爻のみだったので、この爻を重視し、爻辞を確認すると、

「渙散の時に当たって、落ちつく場所を得られる」

とのこと。


鬱憤を発散出来、落ち着きを取り戻すことが出来るということなので、
私にとってはとても嬉しい運勢だった。


とはいえ、本筮法を使っているので、あくまでも卦辞と象を中心に見るのを忘れない
様にしなければ!!




之卦の「観」に関しては、まだあまり検討していないが、
「見る」「観察する」ということを考えると、落ちついて正しい見方をすることが
とても重要になるから、本卦と合っているのではないか。


二爻は微妙な爻ながら、外部の物に気を取られずに内側を充実させるという意味。


初めはうっかりしていたが、この卦は大艮(だから、主にそっちで見るべきかも
知れない。


艮は「止まる」で、渙散の時に於いてあちこちに気がいったり右往左往せず
泰然自若とする、覚悟が決まる、といったような感じだろうか。

渙・九二の爻辞と重なる。


実際に、今迄散々あらゆる事でくよくよ考えていたものだから、もう好い加減に
ここら辺で迷いを断ち切りたいところ。


去年の間の私の思いが通じたかの様な結果と言える。


やはり、得卦とは自分が引き寄せるものなんだろう・・・。

これぞ共時性というもの。




してこの年筮の結果を活かす為に、本・之卦両方を基に月運を出すと、
次の様になった。



(本卦・風水渙䷺から)

2月  中孚
3月  観
4月  巽
5月  訟
6月  蒙
7月  習坎


(之卦・風地観䷓から)

8月  益
9月  渙
10月 漸
11月 否
12月 剝
1月  比



正直これだけではピンと来ない。


更に細かく、それぞれの卦の爻で一月を6等分して見たらどうなるのかなどと
考えたが、それは無意味だろう。


それよりも、忘れていたが、全体運が分かったところで、次は個別の運勢を
略筮で出す必要が有る。

それは後でやることにしよう。





私は、運勢は所詮運勢と思っているので、結果に一喜一憂せず、
あくまでも参考として受け止めるつもりで占筮した。


一瞬、(私にとって)年筮をやる意味は有るのだろうかと思ったけど、
やっぱり大まかな一年の流れを知っておくと、先の事について予め備える事が
出来るだけでなく、事実と照らし合わせられるから、今後の占いにも役に立つ
だろう。



大事なのは、これを基に細かい目標を作る事!!!

更にそれを達成できたかどうかも記録しておく必要が有る。



運勢が良くても悪くても本人次第だとはいえ、毎回そう良い運勢にはならないので、
この折角の良い結果を最大限に活かしたい。

そうすれば、来年も良い運気を引き寄せられるに違いない。




そういえば、去年の振り返りをきちんとやっていない・・・😳

本当は前年の年筮結果を基に達成出来た事と反省点を記録し、
それが済んでから翌年の年筮に移るのが正しいやり方の筈。


占った後の行動の方が重要なのだが、ついつい占いっ放しになることが多々ある。

これからは気を付けよう

テーマ : 運命学    ジャンル : 学問・文化・芸術
 2024_02_13



漸く周易の実占例来ました!!🤗


普段は周易、その次に断易を使う事が多いのに、記事にするとなると、
意外と良い例が少なく、どれをブログで公開しようか迷ってしまいます😓


勿論、私はプロの占い師ではないので、あくまでも個人の学習記録として
記事を書いている訳ですが、それでも、「占い」というものが生活の中で
どの様に役に立つのかが伝わる記事でなければならないと思うあまり、
占例を気安く挙げにくくなってしまいます・・笑


それでは本末転倒ですね。


勿論、あまり見栄を張ってもしょうがないので、先ずは、数多く記録を残していく
しかありませんよね!


まだまだ勉強中なので、一度の占断で正しい判断をすることが難しく、良い実占例は
紹介出来ないかも知れません。



何よりも、記事を書く事が自分の為になり、序でにどなたかの参考にもなれば
嬉しいです😄




占的:今年度中にガステーブルを購入すべきか否か 

(令和5年2月18日実施)


母から頼まれて占いました。

ほぼ10年使っていたガステーブルのコンロの調子が悪くなり、

特に左のコンロの点火が上手くいかなくなりました。


そこで、今年度中に買い替えるべきか、もう少し待つべきかという問いです。


いずれにせよ、コンロの寿命が近づいているのは確かなので、近々交換するつもり

でした。


あとは、時期が問題なのです。



以下の様に分占しました。


㋐今年度中に購入する  明夷 ䷣・六二  (泰に之く)


㋑このまま使う ⇒ 革 ䷰・九四  (既済に之く)



明夷は韜晦の卦で、進んで事を為すべきではないという意味から、

買い替えは待つべきなのかと真っ先に思いました。


の下に離があるので、火が覆われて表に出て来れない事を表し、

火が上手く点かない事自体を示している様に見えます。



爻辞➡「明夷(やぶ)る、左股を夷る。もって拯(すく)うに馬壮んなれば、

           吉なり。」



初めはうっかり見過ごしてしまいましたが、実はこの辞はぴったりと

状況を言い当てていました。



左股を夷る」というのがまさにそれで、左のコンロが傷んでいる事

指していました。

既に書いた通り、調子が悪くなっていたのは左のコンロです。


「馬」というのが何を指すのか分かり難いですが、完全に故障したのではなく、

どうにか使えるそうです。  



では、このまま今のコンロを使うとどうなるのか。


得卦は「革」。


雑卦伝では「故(ふる)きを去る」で、古いものを棄て去ることです。


慎重さが大事だと説く卦でもあります。


九五が上にあるので、近いうちに買い替えることになります。


爻辞は「悔亡ぶ。孚ありて命を改めれば、吉なり」。


位が不正なので悔が有るが、陽剛なので、懸命に革めればそれが無くなる。



傷んでいるので、このまま使うのは感心しないが、頑張って掃除をするなどして

使えばどうにかなる、ということです。



参考として、之卦・既済六四を見ると、

繻(ぬ)るるとき衣袽(いじょ)あり。終日戒む」とあり、要警戒の卦爻です。


やはり、なるべく早く買い替える必要があることは確かな様です。



単純に、水に濡れないように注意しろ、とも読めます。


(実際に、鍋を火にかけている時に吹きこぼれたことが何度もあったので、

それで余計に寿命が早まったのかも知れません。といっても、或る程度は

仕方が無いと思うのですが。)



予算の問題もあり、なるべく買い替えは先延ばしにしたいというのが母の考え

だったので、こまめにコンロの掃除をしながら、このまま使う事にしました。



掃除をしたところ、一旦回復しましたが、3月の下旬頃から再び点火が

出来なくなり、結局、四月初旬に交換しました。


お蔭で、不自由無く料理が出来る様になって良かったです。




今回は、どちらの卦を取ってもあまり変わらなかったでしょう。

占断時に、「左股」の意味に気付けなかったのが口惜しかったですね。


次は直ぐに読み取れるようにしたいです。




それにしても、購入するという選択肢では、「まだ使える」と出て、
このまま使う事に対しては「どのみち直ぐに交換する羽目になる」と出たのは、
矛盾している様な・・・・・・?



コンロの寿命が来ていることは分かっているけれど、交換を後に伸ばしたいという
質問者の気持ちが影響したのでしょうか。



一度掃除をして回復した時は、まだ使えると思い安心したのですが、
2カ月も経たないうちに交換とは、呆気無かったです。



「壮んな馬」を以てしても寿命には勝てない、寧ろ、2カ月近くも
持ち堪えただけでも良しとすべきなのか・・・😓




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テーマ : 運命学    ジャンル : 学問・文化・芸術
 2023_06_23



私は断易(五行易)の独学を始めて2年程になります。

基礎的な項目はとうに覚えたので、日常の様々な事柄について卦を立て、
練習を積んでいます。


基本は周易派ですが、断易は特定の場面でとても役に立つ占術だと感じます。



しかし、断易の用神と応期は曲者だとも思います。

特に今回の占ではそう思いました。

とはいえ、結果をよく見れば簡単とも言えるので、

そこが断易の面白さでもあるのでしょう。



占的:荷物は何時頃届くのか (令和5年3月10日実施)



注文した漫画がこの日に届く予定だったのですが、何時頃になるのかを占いました。

占いの後にやる事があり、手が塞がっている時に宅急便が来ると面倒なので、

配達時間を知っておきたかったのです。



先ず、用神の設定で迷いました。

通常、書籍類は父母ですが、漫画は何になるのか。

本にも書いてありませんし、場面毎に変わるのが用神なので、

占者がよく考えて決めるしかないのです。


趣味に関するものなので子孫か、とも思いましたが、私が所有して管理する物

として考えて妻財にしました。






卯月丁卯日(戌亥)  用神:妻財


乾為天(乾宮本宮卦) ➡︎ 天沢履(艮宮五世卦) 


/    世 戌 父

/      申 兄

/      午 官

◯    応 辰 父  →    丑 父

/      寅 才

/      子 孫



既に荷物が持ち出されていたので、この日に到着することは間違いない為、

「物来就我」の形になるかどうかを見ました。


妻財爻の寅が動いて世爻に作用すれば物来就我となりますが、

妻財爻は動きませんでした。


代わりに、三爻(辰父)が独発し、世爻を冲しています。


ということは、三爻が漫画を表しているのでしょうか。

卦自体も六冲卦で、まさに漫画が私に向って飛んでくるかの様ですね。



三爻が漫画を表しているとすると、これもやはり「物来就我」の様に、

動いて世爻に作用を及ぼしている為、筋が通ります。

なので、これを見た時、やはり用神を間違えたのだろうかと思いました。


もしそうなら、漫画だろうと書籍の部類に入り、ここでは父母が正しい用神である

事になります。


しかも、三爻は応爻でもあるので、益々怪しいです。



それでも、この時の私は、あくまでも用神として設定した妻財を中心に考えたいと

思ってしまいました。


実は、この時腹痛が有って少し辛かったので、判断力が鈍っていたのかも

知れませんし、妻財が付いた二爻(寅)は、静爻とはいえ月日の卯と比和で強いので、

捨てきれなかったというのもありました。


そこで、寅と冲の申の時間になれば動くと考え、配達は申の刻(15~17時)だと

踏みました。




・・・ところが、実際は11時50分頃(午刻)に配達されたのです。



占った時間は11時01分で、それから約50分しか経っていません。


外してしまい、少々がっかりした私ですが、間違い探しの為に、

ノートを見返してみました。



先ず、六冲卦で、三爻(応爻・辰父)が独発して物来就我の様な形となったので、

ここでの用神はこの父母であると見るべきでした。

三爻が退神となって弱まるのは、既に荷物が私の近くに来ているからかも知れません。


問題は時間ですが、この卦のなかで一番強い爻は、

月日の卯から生じられている四爻の午です。


静爻なので目立たず、無視してしまいましたが、同じ静爻でも、

妻財爻は卯と比和しているだけなので、午爻の方が重要だった訳です。


更に、午に付いた官鬼には時間という意味があるので、

配達時刻を指していると分かります。


だから、午刻に当たる時間に荷物が届いたという訳ですね。


こうして結果を見返してみると、「成る程〜」と思いました。


蓋を開ければどうという事は無いですが、ついついうっかりしてしまうと

判断が全く違ったものになるので、怖いですね。


勿論、なるべく体調を万全にしてから占うべきですが・・・😅



但し、「時間」の意味があるからといって、必ずしも官鬼の十二支が時間を表すとは

限らない筈なので、卦全体をよく見て答えを出すべきでしょうね。


大抵は、用神にとって冲や生などの十二支が時刻を表す場合が多いようなので、

今回は、偶然にも、官鬼爻の午が、そのまま午の刻であることを表していただけの事

だと思います。


次回も同じ判断で良い訳では無いので、注意が必要ですね・・・・・・。



そう考えると、用神の設定よりも応期の判断の方が難しく感じます・・・・・・😣




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テーマ : 運命学    ジャンル : 学問・文化・芸術
 2023_05_11



タロットは最近益々流行っている様ですね。

検索すると、実に多くのサイトや本が見つかります。

ところが、実占例が載っているサイトは少ない印象が有ります。

学習書を買えば必ず記載されているでしょうが、ネットでは、
特に個人の学習記録として紹介される占例があまり無いのは、
どういう訳でしょうか。


プロの方のホームページやブログでは、詳しく書かれているものもあるのですが、
その数はそれほど多くないのです。



又、一般の方でも、一日の運勢を占い、その結果を投稿する人はいますが、
これはあまりに簡素なので、私の指す占例とは違います。


私自身、何度か一日の運勢を占ったことはありますが、あまり意味が無いと感じ、
やらなくなりました。



中には、役に立つので是非やるべきだと仰る方もいて、それも一理あるのですが、
一概には言えません。


人によって感性や考え方が違うので、それぞれの判断で良いと思います。




それはさておき、一つの具体的な質問に対しての占断の例が、
或る程度詳しく紹介されているサイトが少ないのです。


これは、タロットに限らず、他の占術でも同じことです。

寧ろ、周易や断易、九星気学といった東洋占術の実占例は更に少ないのでは
ないでしょうか。


特に周易は、中国古典の易経と結びついた占術であり、東洋思想の根幹である為、
日本でも昔から研究がなされてきました。


それにも拘わらず、その学習記録や占例をブログなどに投稿する人は多くありません。
(調べても、該当するものは少ないです)



それは何故か。


素朴な疑問です。


とはいえ、私もブログを始めてから一年以上になりますが、前のブログでも、
自分の占例として挙げることが出来たのは、たったの二つです。


理由は、きちんと書こうとすると、どうしても説明が長くなり、
書くのに時間がかかるからです。


少しずつ書いても、占った日からどんどん時間が経っていき、すると、
書く気が無くなってしまうのです。

食べ物の旬が過ぎると食べる気が無くなるのと同様です。


他の方もそうだとしたら、占断の実例があまり見つからないのは仕方の無いことかも
知れません。
 

労多くして見返りが少ない訳ですから。


しかし、ここでわざわざそんなことを書くからには、私がこれから占例紹介の記事を
どんどん公開すべきでしょう。


投稿する人があまりいないのなら、私が投稿してやろうではありませんか。
😁
 

それも、なるべくありふれた占例(恋愛、仕事、運勢に関するもの)ではなく、
生活に密着していて、尚且つ面白味の有る実占記録を載せたいものです。



そこで、今回の記事は、タロットのケルト十字展開法の練習記録ですが、
集団ストーカーについての占です。


恋愛・結婚、仕事に関する普通の占例よりも、余程面白いと思いますが、如何でしょうか。
😎



内容の紹介の前に、ケルト十字展開法について少し書いておきます。


この展開法は定番ですが、タロットを勉強している年数が長い割には、
私はあまり実践してきませんでした。


十枚のカードを一度に読むので、逆に分かり辛く感じてしまい、一問一答の様に、
一枚ずつカードを引くやり方(ワンオラクル)が良いと思っていたからです。


展開法は幾つも有りますが、読む項目(カード)が多いと、
「そんなに必要なのか」と疑問に思っていました。



しかし、色々な本で学ぶうちに、カード同士の繋がりが重要だからこそ、
枚数の多い展開法の方が様々な事柄を読み取れるのだと分かり、
練習を重ねて慣れてしまえば、展開法はやはり役に立つのだと
思い直しました。
 
 
流石、定番の展開法は、伊達に普及した訳ではないのですね。



ケルト十字で検索すると、実に色々なサイトが見つかり、タロット学習者には
必須の展開法であると言えるでしょうが、多くの占者が使用するだけに、
カード毎の設定項目や展開順序が諸説有り、これが、私が解釈に迷う大きな理由
なっていました。


私は今のところ、占術家の井上教子さんが、ご自身の著書『タロット解釈実践事典』で
支持していると仰っているやり方に従っています。



早速、その方法での実占例を紹介します。
 
 
※一応、ストーカーの占例としては、アメブロ時代の
占例〈ストーカーについて〉」が最初で、今回の内容とも関連性が有るので、
当記事はその続篇としました。


宜しければ第一弾も併せて御覧下さい。
         👇
 

 

 
 

占的:体調が回復して外出するようになれば、連中は再びストーキングを
してくるか
 

(ケルト十字展開法/令和4年9月6日実施)



湿疹に苦しみ、外出出来ずに療養していた時の事。


学生時代から、不定期で、軽い集団ストーキングに遭っていたので、体調が回復して
再び出掛ける様になると、又被害に遭うのか、そして、今後どの様に対処すれば
良いのかをタロットに訊ねてみました。


前回、アメブロに挙げた断易での占断では、大したことはないから
あまり心配する必要はないと出ていましたが、状況は変わるものです。


それに、タロットの練習をするのに丁度良い機会でしたので、
占うことにしたのです。
 
 

※尚、私は逆位置を採用せず、代わりに、カードの元素同士の相性を
参考にして判断しています。
 
 
 

 
【結果】 
 
〈中央の十字〉     
 
❶現在:太陽
 
❷キーカード(方向性):法王
 
〈①の左〉
 
❸過去:棒の4
 
〈①の右〉
 
❹近未来:棒の騎士
 
〈①の下〉

❺潜在的な事柄:剣の小姓
 
〈①の上〉
 
❻顕現し得る可能性:聖杯の騎士
 
〈右に、下から上へ〉
 
❼本人の立場:金貨のエース
 
❽ストーカー達の気持ち:聖杯の9
 
❾本人の能力:女帝
 
➓最終予想:剣の4
 
 
 
(※結果の写真を載せたかったのですが、カードには著作権があり面倒なので、 
言葉だけにしておきました)
 
 
 
現在のカード2枚が大アルカナになっているので、今の状況が私にとって重要である
分かります。
 
 
火と地が3枚ずつ、風と水が2枚ずつでカードの元素はそれほど偏りが無いですね。
先ず、ストーカー達は主に男で、私に対する好意からストーキング
(のような行動)している様です。


(聖杯の騎士と棒の騎士が出た時、即座にそう思いました。
実際に、心当たりのある人物が複数いたからで、主に中学時代の同級生等です。)



ストーキングといっても計画性はなく突発的で、実害は無いです。
「軽いつきまとい」といった方が良いですね。



ところが、彼らの気持ちを表すカードが「聖杯の9」で、私はこのカードの男の顔を
見た時に、少し腹が立ちました。



「聖杯の9」は、9つの聖杯に囲まれて満足げに座っている男の絵が描かれています
(ライダー/ウェイト版タロット)。



ここでは一人よがりな満足感を指すと見られ、ぴったりのカードです。

私が嫌な思いをしているのをよそに、ストーキングまがいの事をして楽しんでいる
という訳です。


要するに幼稚なのです。



そして、重要な『❺潜在的な事柄』のカードは「剣の小姓」です。



大抵の本では「スパイ行為」などとも書かれるカード。
ここではまさに「ストーカー」や「陰での噂」を示すだろうと思いました。



しかし、キーカードに「法王」、私の立場に「金貨のエース」、
私の能力に「女帝」が出たことから、「寛容さ」を求められていると分かりました。

すると、剣の小姓はストーカーたちの卑劣さというよりも、私の過剰な警戒
指すのではないかと取れます。



そうすると、❶現在の「太陽」も、私が一人ギラついている、
つまり先走っていると告げている様に見えるのです。




「ストーキング」という表現をしましたが、実はそれほど警戒すべきことではなく、
私は法王や女帝の如く、ゆったりと構えて高みの見物していればよいということに
なります。



彼らはストーカーの様な行動をしてきましたが、元は私への好意から始まっていて、
悪辣さは有りません。



只、どうやって近づいたら良いのか分からず、右往左往しているだけです。

もし変なことをしてきたら、私がはっきりと注意すれば、簡単に解決するでしょう。
法王は人を教育して導く存在であり、女帝は女性としての魅力だけでなく、
母親を指しています。

どちらも保護者的存在ですね。
 


突発的な事は長続きしないので、最終予想の「剣の4」が示す通り、
私の体調が回復して表に出られる頃には、
ストーキング(つきまとい)的行為は収まると見られます。



但し、その後再発するかは不明です。
  

よって、当分は、静観するのが良いでしょう。
 
 
 
 

 
 

ここまで、カード同士の繋がりや、今迄のストーカー達の行動 、そしてアメブロに上げた、
前回の占断を総合して判断しました。



結果を要約すると、前回と同様、「大して深刻な問題ではないから心配無用」と
なります。


これまでの経緯から、そんなに気にしなくても大丈夫なのではないかとも
思いはしましたが、占った事で、事実をはっきりと確認することが出来、
安心しました。

対処法も分かったので、本当に良かったです‼️
 
 
 
こういう時こそ、占いが役に立つのです。
 


それにしても、彼等の行動を思い返すと、感情としては、やはり面白くないですね。
 
 
 
いくら彼等に悪気がなく、無害だとしても、
人の周りをこそこそと動き回ったり、
盗撮や待ち伏せをするのは、厳しく言えば犯罪です。
 


いじめの問題でも、「本人がいじめだと思ったらいじめだ」とよく言われますが、
それと同じです。


実際にはストーキングという程のことでなくても、私はそう感じたのですから、
ストーキングなのです。
 
 
 
最近は、スマホ等のデジタル機器の普及により、
誰もが簡単に盗撮をしたり、勝手に他人の個人情報を、SNSや通信アプリで
共有出来る様になりました。



私の様な被害に遭っている人は、案外多いのかも知れません。



例えば、地元の人間であれば、家の近くを散歩している私を、こっそりとスマホで
撮影し、仲間内で共有することは、簡単です。



好意からそうする者もいれば、ちょっとした悪戯や暇つぶしで
そういう事をする輩もいます。

常に明確な悪意があるとは限りません。


寧ろ、それが厄介なのです。




これを書いている時に、数年前のエピソードを思い出したので、
序でに例として挙げておきます。


アプリ「LINE」のグループラインでやり取りをしていた時のこと。


会話の中で、メンバーのうちの一人(Aとします)が、ふざけて別のメンバー、
Bが電車で座っている写真を送って来ました。


Aが、たまたま電車内でBを見かけた時に撮った写真だそうです。


B本人はあまり反応せず、他の皆も驚きつつ笑っている様子で
(LINEでの会話なので本当はどう思ったのかは分かりませんが)、
私は特に発言しませんでした。



こうしたことは、今ではよくあることかも知れません。



問題は、本人がどう思うかです。


相手との関係性によっても、感じ方が違うでしょう。



少なくとも、この時、私は咄嗟に、「え、盗撮?」と思い、少し気持ち悪かったです。


会話が盛り上がっている最中にふざけて送られて来たものですし、 
元からグループラインで送るつもりだったのかどうかも分かりません。


もし、その時に送らなければ、盗撮画像をAがそのまま持っていたことになり、
Bも盗撮されたことを知らないままだったでしょう。



それが、何よりも気味が悪いと思いました。



この様に、ストーキングでなくとも、それと紛らわしい行動は幾らでも出来る時代
です。


何処から何処迄が犯罪なのか、考えだしたらきりがなくなりますが、
勿論、良識のある人は、きちんと弁えて使っている筈です。



それでも、現在は、スマホを始めとした便利な道具が手に入り、
それに使い慣れると、段々と「節度」が失われ、道理に外れた行いをしても、
罪悪感を感じなくなる人間が増えていくのではないでしょうか。


現代の闇ですね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・今後、ストーカーもどきの男達との事で、何か変わったことがあれば、
再占すると思います。
 
 
現在は、特に気になることは起きておらず、まさに、剣の4の状態です。
 
果たして、「つきまとい」はこれで終わりなのか・・・・・・・・・?
 
 

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テーマ : 研究    ジャンル : 学問・文化・芸術
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プロフィール

士季🌋尭嶺(しき たかみね)

Author:士季🌋尭嶺(しき たかみね)
小6でタロットに出会って以来、占いを独学し始めました。

一時は興味が薄れましたが、その後、自分自身や対人関係の問題で深く悩んだ事で、占いに真剣に取り組むことになりました。


その結果、現実を客観視出来るようになり、心が救われました。


これからも占いの実践、研究、検証を続け、それぞれの占術の法則を会得出来る様に頑張りたいと思います。


又、私は多趣味な人間なので、合間に少しずつ、占い以外の趣味についても投稿するつもりです。


趣味:

・音楽を聴いたり演奏する事

(好きなジャンルはスムース・ジャズ、フュージョン、ワールド・ミュージック(中でもジプシー系(バルカン半島の融合音楽など)、アラビック・ポップ、ミズラヒ音楽、ロック、一部のハウス系)

・絵を描く事

・読書(主に時代小説、推理小説、警察小説)

・語学学習

・小物作り

・・・・・・他

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