2018-06-30
本日の猫ズ~3年目の克己心~
…連日の猛暑からの梅雨明けの関東でございます。 このふざけた暑さでも、市民プールは7月半ばにならないと開かないのです。
なのですぐに使わなくなるかと思われたビニールプールが今年も活躍。学校帰りの汗みずく小僧が浸かっている。
そんな小僧と猫ズの折り合いが滅法悪い、と常に語り続けて来たワタクシですが、ここに来て小僧に克己心が芽生えた模様。
いきなりあっしと一緒に猫部屋にやって来て、猫トイレ掃除をしたりと猫の世話を少しずつし始めたのだった。
もちろん3年もの冷戦状態だったわけなので、当初、小僧が猫部屋にやって来ただけで物陰に隠れて出てこなかった2匹でしたが、小僧の方から威嚇しないのを徹底させたところ徐々に信頼を得、ちゃおちゅーるを小僧があげた途端にあっさり2匹は小僧に慣れたのだった…それもどうよ
まあ、慣れるのと懐くのは違うので、存在には慣れても別にすり寄っていくわけでもなかったのだが。
小僧が気絶していると安心なのか(笑)、ぬいぐるみのふりして紛れ込むおはるちゃん。
…朝、起きて来てパジャマズボンとパンツを脱ぎ棄てて、再び寝始める小僧を見守るおはるちゃん。
その頃おだん様は、とっ散らかりまくりの机の下のくまモン椅子の上でくつろがれていた。
その後、小僧が覚醒し無事に学校へ行った後、おはるちゃんが行動開始。
おだん様を呼びに行きます。
呼ばれてようやく出ていらっしゃるおだん様。
わざわざ安全確認の上、呼び出してくれたおはるちゃんに対しパンチを喰らわせようとするおだん様。…あんまりだと思うな。
―――――――そして2匹仲良く、ぬいぐるみに偽態するのであった。
この部屋にはもちろんハムスターのハム男氏もおられるが、猫ズの2匹は特にもう興味を示さないので平気で伸びて寝ている。
●おまけ画像●
――――――――――――かなり健闘した方だと思う。
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2018-06-29
サンシャイン水族館仕様、なコーデで池袋のその地へ行きました。
――――――――ああ、骨董アンティークフェア関連の記事が思ったより長丁場過ぎて、今頃1ヶ月前のお出かけ記事ですわ。
小僧の運動会の振り替え休日で暇だった私らは、急遽思い立ってサンシャイン水族館に行くつもりになった。
そして、急ピッチで小僧コレクションの手ぬぐいを掻っ攫ってでっち上げた帯によるコーデがこちら。
サンシャイン水族館に行くのは2年?いや、3年ぶりか??
その時は夏休み期間だったもんだから、もうエスカレーターからして長蛇の列。チケット売り場も更に長蛇と云う有様でしたが、今回は平日の午後ってことで比較的空いてはおりました。休日は前回と多分同じようなもんだろう。
でもやっぱり中国人観光客が本当にどこ行っても多くなりましたなあ。
前回来た時はリニューアルであちこち工事中だったのが、全部終わって綺麗になっておりました。
―――――――前回来たときは、はじっこの方で扱いが小さかったコツメカワウソなのに…
今ブームなもんだから、ご立派な展示になっておりました。でも寝てるんだけど(笑)
プロジェクションマッピングになってて薄暗くて足踏み外しそうな階段もあった。
――――――――すんごいニヤニヤ顔のアシカににじり寄られる小僧。
バイカルアザラシの中にすっごく好奇心が強くて人懐こいのが1頭おりまして、人がいるとずーっとそばから離れない。…アザラシ好き小僧もここから離れない。
そしてワタクシの愛するトビハゼちゃん。
アシカのショーもやっておりますが、時間短めでクオリティも高くはない。←今年に入って散々あちこちの水族館に行ってショーを見ているので善し悪しがわかるようになった。ショーのクオリティの高さとしては鴨川でしょうか、やっぱり。
ただ、手を伸ばせば届く至近距離でも観覧させてくれるのは珍しいかも。
しょっちゅう水族館に行くのだから、この手ぬぐいでちゃんと帯、作ろう…
前帯はコツメカワウソ大集結の柄なので、コツメカワウソ展示の前で撮るが、この方々はいつだって絶賛爆睡中でございます…
足元は黒水玉&カレンブロッソ。
小腹が空いたので、併設カフェに行ったらば、こんなミニカステラ発見。380円だったかな。
味は美味しいんですが、このカワウソ顔焼印入りは1個しか入ってないですよーっ(笑)
お子様数名の家族連れですと、この1個だけのカワウソカステラを巡って終生後を引く、骨肉の争いが繰り広げられそうです。
画像撮ってないけどこのカフェのグリルチキンがやけに美味かったです。ただ塩コショウで焼いただけのものが。
―――――――――そして、小僧はアザラシぬいぐるみを買って帰った。現在我が家にはアザラシのぬいぐるみが大小合わせて10匹おります…
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2018-06-28
『裁ほう上手』、『布上手』に替えたら買い物上手?
――――――――皆さん、お手持ちの『裁ほう上手』はお幾らでお買い求めになりましたか?
えーっとあっしが最初に店頭で見かけた時、45gの標準サイズのものが598円だったんです。
で、『…使えるかどうかもわからないのに598円を試すのはな~』と思ってスルーし続けた。
その後17gのミニサイズが出て、それは368円だったのです。
『…うーん、368円だったらば…サイズも小さいし、使えなかったとしてもショックが少ないか…』とここでようやく購入に踏み切り、現在ヘビロテなわけですわ(笑)
そしてミニサイズは作り帯2本作ると使いきってしまうため、現在裁ほう上手のミニサイズ2本目、それがもう残り少ない状態。
新たに買わねばなりません。
ヘビロテすることがわかった以上、ミニサイズでは足りない。
店頭で400円だったらそりゃお買い得ですが、そんなの見たことがない。
ネットで買うと送料がかかるわけで、結局店頭で買う方が安上がりになったり。
まあ、今回はポイントの消化が目的なのでトータルで割高になろうともこっちは一文も払わなくて済む。
が、送料安くて、本体価格も安めに越したことはないので『裁ほう上手』で検索して一覧に出してみると、このような新商品が!!
スティック糊の形状の裁ほう上手です。 ズボンのすそ直し2本分の容量、ってことはミニサイズの17gチューブと同じくらい使えるってことです。
しかしこれは画期的。
出して、へらで伸ばしてと云う作業が要らない。そして細かい部分にも接着剤がはみ出さずに塗れる。
それにこれだったら塗る分量が多すぎて、生地から浸み出してしまった、と云うことがなくなりそうです。
形状は、まんまスティック糊。 通常の裁ほう上手はアイロンかけが必要ですが(かけなくてもくっ付きはしますが、強度面で不安あり)、こちらは『早くきっちり接着したい場合はアイロンかけ』ですが、基本アイロンは要らないことになっております。
これも画期的。
お値段としてはミニチューブ同様400円前後なので、今初めて買うのならばこれを買ってみた方がいいのでは?と思います。
…まだ使ってないので、実際の使用感はわかりませんが。
―――――――内容量多めの裁ほう上手を買おうとして、コンパクトな新商品を買っている(笑)
ええ、もちろんこれは細かい作業とかに向いているのでそれはそれ、これはこれ。
ちゃんと普通の裁ほう上手も買おうとして、類似品で出て来た画像に目が留まる。
55g、と裁ほう上手より多め。メーカーは同じ。いかにもボンド、な形状です。
注目すべきは接着剤の成分。
……濃度が1%違うだけで、中身、同じです(笑) ちなみに裁ほう上手の方が濃度が1%低い。
つまり中身は同じで、チューブの形状が違うだけ。
違うのはお値段。
ここら辺での45gの裁ほう上手が600円前後なのに対し、こちらはネットで650円だったのです。55gで。
10gの容量の違いで差額が50円くらいならば、そりゃ、こっちにするよね(笑)
裁ほう上手は今やコンビニ、ドラッグストアでも売られるヒット商品ですが、こちらの『布上手』はおそらく手芸店にしか置いてない。
そしてその店頭での価格がいくらなんだかわからないので何とも言えませんが、同じ店頭で裁ほう上手の45gチューブの値段と比較して、安かったり差額がほぼないなら買いではないかと。
裁ほう上手をちょこっとだけ、しかも滅多に使わないって方だったらスティック糊タイプの方がいいのではないかと思いますが、手縫いを放棄してすっかり貼り付け帯に依存するようになった我が同士(笑)にはこちらの布上手もお勧めですよ、と云うお話。
ちなみにスティック糊タイプは接着成分が違います。そして乾いても透明になりません。半透明とのことなのではみ出しに気を付けなくてはなりません。ご注意を。
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2018-06-27
菖蒲コーデ・2018
―――――――今年は菖蒲の開花も早かったと云うのに、思いっきり出遅れとります、菖蒲コーデ…
いっそのこと今年は休みにしようかと思いましたが、まあほぼ花は終わってるだろうけど遅れて咲く花もちらほらあるのが菖蒲。
そもそも背景に写り込む菖蒲なんて小さい紫の点みたいなもんなので(笑)、もう花が咲いてなくてもいいや、とりあえず菖蒲の葉っぱがあれば…と思い今年は見送ろうかと思ったコーデを再構築。
それがこちらでございます。
川越の今は亡き『栄屋』さんにて1000円だった、絽の菖蒲ぎっしり柄着物。…ええ、ご覧の通り地味です(笑)
でもお袖が長いのですよ。袖が短かったら年配向きな感じですが、袖が長いことでどうにか…ちゅーか、これ買ってから数年。買った当初は『うーん、地味』』と思いこそしたが、今となっては別に普通、な気がして来ている加齢効果(笑)
帯はヤフオクで1500円だった単帯。この手のツヤのある単帯、しかもこのような色って、ほぼほぼリサイクルでは化繊のことが多いのですが、これはしっかりと正絹で衣擦れの音がしますわ。
そしてこの朱赤の地がどうにも昭和を感じさせるものの、案外菖蒲の花が咲く頃ってのは『うーん、着物は絽でもいいけど帯まで絽にするのはどうだろう…』と思うような半端な初夏が多くて。
結局気が付けば菖蒲コーデではこの帯を良く使っております(笑)
絽じゃない菖蒲柄の帯がもう1本くらい欲しいところです。
半衿も菖蒲柄。…ついついひめ吉さんちの菖蒲柄ばっかり使ってしまうのですが、こちらの方が入手は古い。
しかしすぐに使わなくなってしまったのはこんな理由。
それゆえアンティークに合わせるには物足りなかったのだった。
なので今回久々に引っ張り出し小細工。金色の布用ペンで色を足した。
そしたらそれだけでもう雰囲気がまるっきり変わったのだった。
調子に乗って葉っぱとか青海波部分にも色を塗ってしまいたくなったが、それをやると今度はコーデする着物の色柄を選び始めてしまうのでぐっと我慢。
――――――あっしの今のアンティークのコーデの課題は『どこまで加算方式を我慢できるか』がポイントですわ(笑)
帯留めもヤフオクで2000円台だったかな? 何かの骨なんだか角なんだかわからないが、決して象牙ではない素材で出来てる菖蒲。
アンティークな雰囲気ですが、これ常に新しいもの作ってるんだと思います。同じ作者と思われる帯留めだとか根付けがまだヤフオクでずっと出品され続けておりますよ。
マゼンダピンクの帯揚げは今は亡き『バザールdeバザール蕨店』で100円の伸び切った絞りもの。
帯締めはどこぞで200円くらいだったと思われる。
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2018-06-26
スピンオフ蛮行!…雨が輪ジミになった銘仙にスチームクリーナーの刑。
――――――――なんちゅータイトルだ。骨董アンティークフェアからのスピンオフな蛮行です(笑)
骨董アンティークフェアに着ていった銘仙、その後の行程でU-カリンさん(犯人扱い)の涙雨により土砂降りに見舞われ、一瞬とはいえ雨の中に出たものだから当然雨に濡れましてね。
まあ、正絹なので車内クーラーにてすぐに乾いてしまったんですが、色滲みはしなかったものの経年の汚れやら糊であろうか、濡れたとこは輪ジミになっちゃったんですわ。
とにかく肉眼だと『うーん、いっぱい何かのシミっぽいのがあるねえ』って感じです。
でもこれ、汚れが付着したわけではなくて雨が付着したせいでそこだけ色調の変化が出ただけなので、『…だったら全体的に濡らせば馴染むであろう…』と云うのは経験として知っている。
なので霧吹きでバーっと全体的に濡らしてしまえば輪ジミはほぼ目立たなくなるはずなのだが、霧吹きをまんべんなくムラなく、着物全部って結構手間なんですね。
しかも霧吹きの霧が細かいものであればいいですが、いきなりボタッと大きい水滴が垂れるようなものだとまずいし。
―――――――んが、うちにはこれがある。
出ました、スチームクリーナー!!(笑)
…スチームクリーナーとしては使えないし、スチームアイロンの代わりに使える時もあれば、何の意味もない時もあるこの代物。
しかし『一気に細かい霧(スチームだけど)が出る』と云う点は評価しているのざます。
そう、細かい霧が一気に出るのであっという間にムラなくまんべんなく、着物を湿らせることができるのです。
―――――――そして、スチームに晒されている着物…
スチームでまんべんなく濡らされて湿っております。これが乾くまで待つ。
はい、綺麗に輪ジミは消滅しました。
しかしスチームクリーナー、霧吹きとしては優秀(笑)
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2018-06-24
埼玉各地(笑)でのお買いもの&頂きもの大全。
――――――――さて、ようやくてんてんさん東下り記事も終わったので、2日間の埼玉各地ウロウロにおけるお買いものと、皆さまからの頂きもののご紹介~
ではまず、骨董アンティークフェアでのお買いもの。
悪そうな(笑)配色の、梅柄羽織。 『アンティーク・ジョン』さんで3000円。
そして今回のこの羽織は、かつてこちらで買った梅柄着物全てとばっちり合います。
早速来春の梅コーデが頭の中で完成しております(笑)
その1000円山の中にあった、カーネーション柄の付け下げ。
…ええ、折しもふでぺんさんからカーネーション柄の帯を頂いた矢先だったのです。
…ははは、これでコーデが完成しましたな。
付け下げですが、ポップでキュートな雰囲気なのでコーデしやすそうです。
お次は『メガトンマーケット上尾』にてのお買いもの。
臙脂と云うかボルドー色に立涌風味の桐の柄の着物。540円。
シンプルな柄付けですが、上前の柄には刺繍が施されていてさりげなく手が込んでおります。
たまさんに『これはU-カリンさんテイスト』と言われたが、U-カリンさん、この場にいなかったのであっしが買っちゃったもんね!!(笑)
そして、聖天宮近くの『激安着物店』にて、こちら。
ポリ着物に正絹の大居敷き当てが付いてるせいでつり合いが悪くなって袋になってたんですわ。
んが、大居敷き当ては外してしまえば問題なし。…しかしこの汚れっぷり。
かなりの目立つ汚れなので漂白剤使用も視野に入れて、いざ洗う。
とりあえずシャワーで濡らしてみたが、水流してるだけなのにみるみるうちにどこに汚れがあるのかもわからなくなり、頑固そうなシミだと思ったものがほぼ一瞬で消え去るという事態に。
……うふふ、先立ってのひめ吉さんちのアウトレットまつりで、長年狙っていた『竹に雀』の緑バージョンを遂にゲットしていたんですわ。しかも生地が塩瀬なので夏物に合わせても別に平気。
竹に雀の帯留めもあるし~帯だけだな、ないのは(笑)
お買いものは以上。 お次は皆さまからの頂きものでございます~
それだけでなくどっから仕入れるのか、このような素っ頓狂なウサギ袋まで持参し、皆の目前で阿闍梨餅を詰めて渡していた(笑)
それぞれに特化した小物類をお渡ししておられますが、あっしのとこは猫もの。…不細工極まれり、なポーチが一際輝いております。
それから帯留めに加工せよ、なレジンものとか、小僧用のミニ交通標識とか。
あ、このミニ交通標識セットは小僧がすっごく愛用しておりますですよ!!…ミニカー単体だったら恐るべき量所持してますが、このような小道具はありそうでないので重宝しているらしい。
てんてんさん経由で亜雅紗さんから頂いたもの。こちらもまた猫ものに特化しておりますな(笑)
あ、コンコンブルの猫天使は小僧に持ち去られました。只今『リンゴ狩りでリンゴ喰ってる』と云うシュールな設定に晒されております(爆)
――――――唐突に、絵筆(笑)しかも100均じゃない、プロ仕様。なぜか平筆ばっかり。
『使わなければ処分してください』とのコメント付きでしたが、なぜ筆。筆なのーっ亜雅紗さん!!
この筆の来歴が気になって仕方がない(笑)
冷え対策委員長事、たまさんの義妹さんからの頂きもの。夏の冷え対策でございます。
この集まりから数日後、あり得ないくらい寒くなったので早速履いておりました。
冬は寒いから寒さ対策を怠らないけど、夏は思った以上に冷房で冷えているのに冷え対策はしないものだから、いいタイミングで頂けてありがたかったです。
さのっちさんからの頂きもの。立川のビレッジヴァンガード限定の『たちカワウソ』のステッカーだそうですわ。
こちらも小僧のコレクションにされました。
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2018-06-23
埼玉の、更に僻地へご案内。~聖天宮&激安着物店編~
―――――――嫌な汗をかきつつ横溝屋敷を後にし、お次に向かうは埼玉の奥地、と云うか僻地にある、広大な本格的中華寺院『聖天宮』なり。
横溝屋敷から聖天宮に向かうにはいくつかルートがあるが、せっかくなので川越の観光地区を通り抜けるルートでご案内。とりあえず車中から川越を見るのだ(笑)
川越からだと15分くらいで、ここには着く。
もう何年も冬の夕刻の暮れなずむ『紫禁城の黄昏』的な聖天宮しか見てないので、このような青い空の下で見たのっていつ以来だろう。
空が青いと黄色い瓦がそれはそれは目に眩しいですな。
そして空には龍のような雲。…歓迎されてるかもよ、てんてんさん。
…前回中に入った時より拝観料が値上がりしておりました…前は400円だった覚えあり。
太っ腹なんだかよくわからんが、この寺も創建当時は無料で拝観できたのだからそれ考えたら微妙ですが。
あ、でも近年の観光客の増加、及びコスプレ撮影会御用達により、拝観料は上がったものの、訪れる方に居心地いいようにサービスはよくなってると思います。
ちなみに楼閣から周囲を見渡すとこんな光景ですよ。…如何に唐突にこの寺院があるかお分かりいただけるだろうか。
真面目なてんてんさんがちゃんと参拝している間、あっしは勝手にセルフ撮影に勤しむ(笑)
――――――中華寺院にも違和感がない、この茗荷コーデがある意味凄い。
そして戻ってきたてんてんさんと記念撮影。
残念ながらこの地では横溝写真は出てこない(笑)
休憩所に置いてあったチラシ。赤丸部分で囲ってみたが、『他の観光施設にも近い』の文言が秀逸。
…川越は確かにまあ近いと云えば近いが、他のとこはかなり遠いっすよ(笑)
そして聖天宮を後にし、最後に向かうはここからほど近い着物屋さん。
結婚前のあっしが週1で通い詰めた『実家近くの激安着物店』なり。
当時、その店で買い漁ったものをまだしっかり着ておりますよ。
今となっては骨董市もあるし、ちゃくちゃくちゃくもあるしでこちらの店よりも安く買える地に住んでおりますが、当時は1枚500円で買える店ってのがとても貴重だったんです。
……んが、通い詰めていたのは10年以上前だし、最後に行ったのは5年くらい前。
果たして今でも店が存続しているのか!?
坐骨神経痛を患っていた『みつばちハッチとカエルに似ているオヤジ』は果たしてまだ生きているのか!?
――――――――なんと、まだ店がありました!!しかも着物がわかりやすい様に店頭にぶら下げられております。
そして、先に店に足を踏み入れたてんてんさんが開口一番『…生きてますよ!!』と小声で囁く。
ハッチ似のカエルオヤジ(ひどいあだ名だと思うが、この表現でてんてんさんに速攻でオヤジの顔がわかった)、まだ生きてたんです!!(爆)
ああ、ハッチ似オヤジよ、君を泣く。
そしてしばらく来ない間に古着物相場が値崩れでも起こしたか、かなり安くしないと売れないのか、かつては500円より安い着物はなかったのに、今は200円コーナーが。
あ、でも帯は基本500円のままは変わりません。
そして、積み上げられている着物、帯が見にくいのは昔からでしたが、それが更にパワーアップしてしまい掘るのが大変。
久々だし、オヤジが生存していた記念に何か買いたかったのだが、なかなか買ってもいいと思う品がなく途方に暮れましたわ。
結局200円コーナーにぶら下がっていたシミ汚れたっぷりのポリ着物を汚れ落ちなかったら諦めよう、とダメ元で購入。
で、ここでタイムアウト。反転してさいたま市に戻らねばなりません…
川越はスルーしてもいいや、と思っていたのだが、実はてんてんさんが川越にも行ってみたかったことが判明。
京都の前には小京都な金沢に長く住んでいたことがあるそうで『京風はもう見飽きた』とのことでした(笑)
ああ、でもちょっと立ち寄る時間すら残っておらず、できる限り菓子屋横町の発泡スチロールアートや、時の鐘が車中から見られるルートでさいたま市へと戻ります。
…川越は川越で変なスポットもあるので、次にてんてんさんが東下りを敢行なさった暁にはたっぷり川越に時間を使いたいと思います。
そして浦和駅に戻って参りました。ここでてんてんさんは東京駅へ向かい、あっしは帰宅。お別れでございます。
京都と埼玉と離れてはいますが、またすぐに会えるような気がするのでお別れもあっさりなワタクシです(笑)
さようなら、てんてんさん。また会う日まで。
―――――――また小僧は『突発的お留守番』の刑に処せられていたが、『お主が学校から帰ってくる頃には母も帰ってくる』と言っておいたため『…やっぱり間に合わなかったね…』と落ち着いて一人で勝手におやつをかっ喰らって待っていた。
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2018-06-22
埼玉奥地へてんてんさんをご案内。~横溝屋敷編~
―――――――さて、てんてんさん上京から1週間以上経過しましたが、ようやく上京2日目の記事に突入です。
…しかし京都からいらした人に『上京』って言葉もなんだかそぐわないわあ(笑) 東下りでいいんじゃないのか。
せっかくこちらまで来ているのだから東京方面の観光地でも回ればいいのに、よりによって埼玉に宿を取り、埼玉が起点となるてんてんさん。
となるとやっぱり埼玉の変なスポットにお連れしたいところ。
――――――埼玉なら川越だろう、と言われるところだが『…京都から来た人に、今更『小江戸』見せてどうするよ
』とU-カリンさんと意見が一致し、結局川越は『変なスポット巡りの道すがらに見て頂く』ことにしたのだった。
』とU-カリンさんと意見が一致し、結局川越は『変なスポット巡りの道すがらに見て頂く』ことにしたのだった。
一応、方面的には川越方面なのでね、今回の変なスポット巡りは。
んで、埼玉の変なスポットはさいたま市近辺からだと片道1時間はかかるのです。車で。
今回は移動時間だけがやけにかかる旅でございます。
新都心駅から浦和駅まで自力でてんてんさんには移動して頂き、浦和駅でてんてんさんを拾っていざ、埼玉ヘンなスポット巡りの開始です。
変なスポット、その1。
――――――――横溝屋敷。
いや、正確には『難波田城公園』っつー立派な名前があり、古民家を移築して集めてある、比較的新しく綺麗で手入れも行き届いている公園なのです。
ここの古民家は勝手に上がってもいいのです。
しかもその古民家のいくつかが、限りなく横溝テイストを漂わせ、ここでそれっぽい画像を撮ろうと思うと、いとも簡単に誰でも横溝写真が撮れることから『横溝屋敷』と勝手に呼んでいる(笑)
時は平日の昼間。
…昼休みついでにサボって、駐車場で車停めて寝ている営業とかで結構駐車場が混んだりするのだが、今日は少ないかな~と思って駐車場を見ると、『予約』的に場所をふさいである箇所が見える。
この公園、たまにドラマとかの撮影とかで使われることがあるので、これから何かの撮影でも入るのかねえ…と思いつつ、一番歩かなくて済む駐車場の方に移動。
すると『講師用』と書かれた立て札が置かれている駐車スペースあり。
……はて、平日昼間に講師が来るようなイベント、やってたっけ?
この手の文化施設は土日は『昔遊び体験』とか道具作りとかでイベントをやっているものですが、平日の昼間。
おかしなこともあるものよ…と思いつつ、横溝屋敷に足を踏み入れると、人がいる。
ええ、平日の昼間です。ここに人がいるってことがおかしいのです。
しかもタダの見学客ではない、明らかに『ボランティア案内人』的風情の人が何人も、所在なげにボーっと何かを待っている風味。
ああ、これから多分、何かがあるんだろう。何かが来るのだな。ってことは長々と滞在していては危険だ。
と云うことで五右衛門風呂に突入なてんてんさん(笑)
ちなみにこの五右衛門風呂、夏場だと『五右衛門風呂入り体験』をやっていて、水着着用で入れます(笑)
――――――この施設の偉いところは、一応現役でちゃんと使えるものが設置してあるところ。
何かを盗み聞きするてんてんさん。…本当にこの場所は、シリアスな顔で撮るとたちまち横溝。
ワタクシ的にお気に入り、『悪事が成功してほくそ笑むてんてんさん』(笑)
あっしが持参した小道具の和傘でございますれば。
あっしも撮って頂くが、すっげえ衿の抜け具合に驚く。…ここまで抜けているとは思わなかった…おかげさまで涼しいのは涼しいんですがねえ。
敷地内の古民家をまんべんなく回って行きたいところであるが、とにかく謎のシニアボランティアがあちこちにいるのでございます。
着物ってだけで目立つのに、更にこんな和傘まで持ってきているのです。
でも日傘よりもよっぽど涼しいですよ、和傘(笑)
横溝屋敷のメイン、五右衛門風呂のある家だけは撮れましたが他の家をじっくり見られるような感じではない。
『うーん、では確かこの裏手に蓮がもう咲いてるはずだから、そっち回ってみますか』と日も出て晴れているので和傘さしつつ細い道を歩いていると、事件が起こった。
―――――――目の前にいきなり黄色い帽子の集団が現れたのだった。
見たところ地元の小学3年生か4年生の校外学習でございます。
もちろん大人のハイキング集団とかだったらば、このような我々のことはさりげなくスルーしてくださることでしょう。
しかもこのような古民家群に着物の女二人。しかも和傘までさしている。
―――――――完全にボランティア案内スタッフだと思われている風味(爆)
引率の先生なんか完全にそうだと思っているらしく、先生にまで挨拶され、どっと嫌な汗をかくワタクシ達…
このような校外学習は必ず後で感想絵日記的なもんを書くのです。…絶対に数名は『着物の人もいました』とか書くに違えねえ。
『浴衣だ~』と言った坊主。『…浴衣じゃないから、着物だから!!』とぼそぼそと語気を荒めて呟くワタクシ達でした。
ちなみに蓮が咲いてるはず、の池がこちら。
――――――まだ1輪。しかももう閉じてた(笑)
冬場は水が出てない場所ですが、今は湧水風味に水を流しております。ここも頑張れば横溝テイストかもよ。
ああ、しかし到着が30分遅れていれば、恐らくこの子供らが敷地内に溢れだし、横溝撮影どころではなかったであろう。
ギリギリ間に合って本当に良かった…
もう、ここには居られない。早々に退散です。
子供らの出現により撮影を諦めたと思われる、立派な一眼を下げてるカメラ親父に、背後から駐車場にて『着物ですけど何か、あったんですか?』と聞かれたが、『……ただただ着物が好きで着ているだけなのです…まさか子供らが来るとは…』と親父に対して恨みごとを言い、嫌な汗をぬぐいつつ、次の目的地に向かいます。
――――――――次は埼玉の奥地、と云うか畑の真ん中の無駄に立派なあの中華な建物ですよ(笑)
続く。
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2018-06-20
埼玉奥地探検用、『茗荷竹』着物の『茗荷』コーデバージョン。
―――――――さて、ようやく1日目の記事が終了したので、ちょっとブレイクで、てんてんさん上京2日目のコーデのご紹介。
まあ、天気が良くなる予報ではありましたが、ほぼほぼ車移動なので正絹でも大丈夫かな、と。
筍かと思ったら茗荷かも、な疑惑が巻き起こり、結局両方で使えるように『茗荷竹』と云う新種と云うことにしておいたこの着物。ちゃくちゃくちゃく上尾にて150円でゲット。
結構変な柄の割にはシックな雰囲気なのが驚き。
で、今回は茗荷バージョンコーデなので、こちら。
てんてんさんからの頂き物の、茗荷の箸置き。帯留めに加工しました。色、形共に大変リアルです。
この箸置きが届いた時は『み、茗荷ーっ!!こんなのがあるんかい!!』と驚いたものだが、実はこの茗荷の他にもしょうがだのニンニクだのと『薬味シリーズ』があったんです、このお仲間箸置きに(笑)
で、茗荷コーデなので帯をどうするか…という難問にぶち当たる。
唯一見つけた手ぬぐいはこれだし。
――――――――シンプルな(笑)
あ、浅草の手ぬぐい屋さんで以前行ったことがあるので場所は知ってるんですがね。
タイミング良く浅草行くような用事もないし、そんなに茗荷に対して愛はないし(笑)
愛はないから自分で描くなんてまっぴらだし(爆)
まあ、今回は帯はいいかな、と茗荷柄のオレンジ色に合わせて、無難で主張のないオレンジ系帯をチョイス。
大昔に1000円でヤフオクで手に入れたものですわ。
抹茶ミルクみたいな色合いのグリーンの綿の端切れ『ビンボーダー』を帯揚げと半衿に。
色がリンクする帯締めで。
――――――うーん、茗荷コーデとしては完成度はとても低いです。
しかし筍柄ってのはとても多いのに対し、茗荷柄って本当に少ないのでね。おいそれとトータルコーデできるようなもんじゃありませんよ(笑)
今回はてんてんさんとご一緒するので、頂いたこの帯留めを登場させられればそれでよござんす。
ちなみに髪飾りもてんてんさんから頂いた端切れから作ったシュシュ。
帯と同じ色のダイソーの玉かんざしで八の字シュシュで、いざ出動です。
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2018-06-19
そして安心価格の上尾メガトンにて、物色三昧の各々方、の巻。1日目終了。
――――――――――そう、12日の気温は30℃予想だったのに、蓋を開けてみればどんよりと涼しい、湿気はあるが、ってな天気で雨女U-カリンさんがいい具合に雲を連れて来ていい仕事をした、と絶賛していたのだったが、タイムアウトで家に帰らねばならなくなったU-カリンさんの涙雨であろう。
よりによってちゃくちゃくちゃく付近で大雨(笑)
しかもその時U-カリンさんも地元で大雨に降られていた(笑)
……そりゃ、市内全域とか県内全域が雨だったら驚きもしないが、見事にちゃくちゃくちゃく付近、そしてご自身の周りとピンポイントなんですもん。
ちなみに埼玉の通り雨の雲の動きは、田舎方面から東京方面へと南下していくので、この雨雲は既にこれから向かう上尾に雨を降らせた後だった。
ちょうどあっしらがちゃくちゃくちゃくの駐車場に着いた時が土砂降りで、特に店で買う予定もないのでとりあえず駐車場にてたまさんちにメロンだの小玉スイカだのポータブル冷温庫だのを押し付け、着ていた銘仙を雨でブツブツのまだら模様にし、小僧に『着物が凄く濡れてるーっ!』と絶叫されつつ再び車に乗り込み上尾のメガトンに向かう。
そしてすっかり晴れ上がっていた、上尾。
着物、帯が全品540円と云う安心価格のせいか、先程の骨董アンティークフェアではろくに見てなかった分、真剣に物色を始める人々。
このように巨大茶箱に大量に帯がぶち込まれているのですが、案外掘り出し物が潜んでいるので本当に掘り出さねばなりません(笑)
今回のお宝、だったのにサイズがあまりにも小さすぎて誰も買えなかったもの。
セオαのシックな浴衣。疋田柄の大きな市松模様です。
あっしが着ても対丈でしか着られない、アンティークの中でもかなり小さいサイズ、に近い。セオαの手縫いの浴衣なのに~
どんだけ小柄なご年配の方が仕立てたものであろうか。汚れも何もないいい状態だったんですよ。サイズが小さくなければてんてんさんに真っ先にお買い上げ頂きたい品であった。
まだ残ってるかも知れないので、超小柄さんでこの柄でOKって方は上尾のメガトンマーケットまでとりあえず走ってみては如何か。
小僧はこのような見知らぬ人が混じっている場では『もうヤダ、つまんない、帰る』とかは一切言わず耐える奴であるが、たまさん御夫君のじゃあっくま氏とは何回も会っているので2人で遊んで時間を潰していた。
そして『うさまる』のぬいぐるみ210円(UFOキャッチャーものかと思ったら公式グッズだった…定価は5000円近くする…)を発見し、抱えて走り回っておったのだったが突如腹痛に見舞われ、それからトイレに籠ってしまったのだった。
…前日何を喰わせたか忘れたが、当日の昼の給食が『マメアジの三杯酢』とか云うものが出ていたので、恐らくそれが原因ではないか、と云うことにしておく。
まあ、ただの消化不良での下痢はよくあることなので、嘔吐がなければ問題なし。
実際メガトンにいる時だけで症状が治まったので緊張のせいもあろう(笑)
皆さんの買い物も終わり、小僧もとりあえず症状が落ち着いたのであっしも自分の分のお会計を済ませ、メガトンマーケットを後にする。
…上尾に来たからには、やっぱりここで記念撮影をしなくては…と再び『オバチャンホンポ』を目指す(爆)
夕刻迫り、出勤してきた風味の人たち(笑)
絶対車内の人たちからはこの店のフロアレディーだと思われております。上尾ごときでゴージャスであります(爆)
募集要項。…興味のある方、どないだ?(爆)
そしてここで、あっしらは帰宅、てんてんさん、たまさんご一家、さのっちさんとはお別れです。
てんてんさんとは翌日もまた会うのです。そして埼玉の謎の奥地探検へと連れ回す…
小僧は『ちゃくちゃくちゃく南中野』の向かいの、『オフハウス』でミニカーが見たいがために付いて来ていたのでさすがに午後7時過ぎてても素通りして帰るのも可哀そうだったので立ち寄ったところ、滅多なことでは売ってない小僧的お宝『イセッタ』と云う車のミニカーが108円で売っていた。←調べたら、本当にレアものだったようだ。それが108円…
下痢に見舞われたものの、小僧にとっても収穫の大きい一日であったようだ。
あ、そうだ。骨董アンティークフェアでも少ないながらもしっかり買い物してるんでございますよ、あっしは。
そして翌日も埼玉の奥地で買い物をした。
頂き物も多いので買い物と頂き物はまとめて1つの記事に致します~
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