団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

回覧板をまわす世帯が減ってきました

 我が家は集合住宅のなかの1戸です。

 

 ときおり郵便受けに回覧板がはみ出した姿で入っていて、回収して妻に渡しています。

 

 というのも、自治会とのつきあいを妻まかせでやってきてしまいましたので、内容を見た後、どこにまわしてよいのかも把握していません。

 

 こんなことではいけないと思っているのですが…。

 

 そういえば、近くにできた大型マンションでは、入居の条件に自治会への入会を義務付けていると聞き驚きました。

 

 我が集合住宅では、自治会への加入は任意でしたから、当初から入会したのは半分ほどだったと記憶しています。

 

 その自治会への加入世帯が、近年みるみる減ってきているようです。

 

 脱会の理由はいろいろなのでしょうが、主な理由は“高齢化”のようです。

 高齢になったことで、持ち回りでやってくる役員の仕事が負担になってきたとの声をきいたことがあります。

 

 またご主人が病気になり、その世話をすることで、自治会との関わりが負担になってきた世帯もあります。

 

 確かに役員になると、「赤い羽根の募金」とか「社会福祉協議会への寄付金」などを、各世帯をまわり徴収する仕事があります。

 

 仕事で日中不在の家などからの徴収は、何度も訪問したりせねばならず大変です。

 

 今年はコロナ禍以来、何年かぶりに地域の夏祭りが開催されました。

 

 祭りともなると、自治会役員の役回りが重要となります。

 

 祭り開催のための寄付金集めに、自治会役員が奔走しています。

 

 その自治会の役員も、代替わりを迫られているとききます。

 

 各地域と行政とのパイプ役を担ってきた自治会役員ですが、新たな時代の自治会の役割を見直しながら、地域の来し方行く末を考えなければならない分岐点にさしかかっているのかもしれません。

 

 夏祭り当日に遊びにきた孫が、無邪気に喜んでいる姿をみながら、そんなことを考えたものでした。

 

  翻译: