ヴィクトリアマイル7着のモリアーナ(牝4、武藤)が20日、クイーンS(芝1800メートル、28日)へ向けた1週前追い切りを札幌競馬場のダートコースで行った。

7戦ぶりにコンビを組む武藤騎手を背に単走。外ラチ沿いを馬なりでゆったりと流し、適度な気合乗りで豊満な馬体を揺らした。札幌は2歳時にコスモス賞を制した以来の遠征。放牧先から直接入厩し、昨年の紫苑S以来の重賞2勝目へ調整を進める。

鞍上は「勝ちましたが、2年前に(札幌の)ダートで追い切った時に硬めなところが残ったのでその点がどうかなと思いましたが、馬自身も成長して今日は大丈夫でした」と感触を口にした。