ベアバッキューン(牡、鈴木義)が断然人気に応えて逃げ切り、無傷の3連勝で重賞初制覇を果たした。鞍上は町田直希騎手で勝ちタイムは1分36秒4(やや重)。

4番枠から気合をつけてハナを奪うと、あとはゴールまで独り旅。向正面から3コーナーでは必死に鞍上の手が動く後続勢との差を広げ、最後は2着に9馬身差の圧勝だった。町田騎手は「先生(鈴木義久調教師)にはいつもお世話になっているので、先生のところで勝てたのでうれしい。できれば何連勝でもしたいと思います。僕もバッキューン号も1戦1戦成長していくので、これからも応援よろしくお願いします」とファンの声援に応えた。

大きく離れた2着には8頭立て最低人気のゴールドモーニン、3着には5番人気プレミアムハンドが入り、3連単は4万910円の高配当となった。上位2頭が鎌倉記念(S2、ダート1600メートル、10月9日=川崎)の優先出走権を獲得している。