福岡鷹(24=飯塚)が準々決勝戦5Rでまくりを決めた。7月末の当地ミッドナイト以来の勝利で、準決勝戦に勝ち上がった。

福岡は3番車で、4番車の稲原良太郎に内からのぞかれる展開となった。だが、それを2番車の竹中修二の外からかぶせるように進路をふさぐ。その後は大きなコースを使い、3周3角で1番車の畦坪孝雄をまくり切ると、8番車の滝下隼平の猛追を振り切った。

「SG(8月伊勢崎GP)の前あたりは、試走から時計が出なくて状態が悪かったのですが、前検日にピストンを換えてから直線が良くなりました。セッティングをして全体的にいいです。タイヤも良かったです。ただ(レース)後半に滑りがあったので、他も探してみます。準決に向けてはキャブを試してみます」

SG初参戦となった伊勢崎GPは厳しい洗礼を受けた。だが、その経験を糧に、地元でステップアップを目指す。