今年も夏の札幌開催がスタートした。開幕レースはポッドベイダー(牡、上原佑、父リオンディーズ)が単勝1・2倍の圧倒的人気に応えた。勝ちタイムは1分8秒8。

好スタートを決めると楽に先頭へ。直線も鞍上がビジョンを振り返るほどの余力で2着を1馬身3/4振り切り、ノーステッキが押し切った。

鞍上は「ゲートが早くて、チークピーシズをつけたことでソラを使う面も改善されていました。馬のリズムで運んで、しまいも余力があって気分よく走れました。まだ小さいので体に幅が出て、息が入るようになれば距離は持つと思います」と振り返った。

開幕日とあり、スタンドには多くのファンが詰めかけた。「芝がめちゃくちゃきれいで、開幕レースで勝つと気持ちがいいですね」と笑顔で汗をぬぐった。