札幌で今年最初の新馬戦は、1番人気ナチュラルライズ(牡、伊藤圭、父キズナ)が1分45秒7の好タイムで制した。

スタートは若干遅れたが、内の好位で道中を運ぶと、3、4角で逃げ馬に並び、直線も鋭い伸び。2着に6馬身差、3着以降は大差をつけ圧勝した。勝ち時計は同舞台の3R3歳未勝利より1秒2速く、良馬場の2歳新馬戦に限れば22年ペリエールと並び最速タイとなった。

鞍上は「調教からすごくいい馬だと思っていました。少し緩さがあるので使いつつかとも思いましたが、いいレースができました。のちのち大きいところを勝てる馬になると思います。まずは無事に勝てて良かったです」と手応えを口にした。2歳世代のダートの大物候補は今後、秋まで休養に入る見込み。