半田誠(20=熊本)が師匠・田川辰二と同配分の開催となった。

3月にA級2班特別昇班を決め、優勝こそないがコンスタントに決勝進出を決めている。競走得点は7月以降90点を超え、今開催は予選で得点最上位だ。前回京王閣は3場所ぶりに決勝に進んだ。「乗れて良かったです」と安堵(あんど)の表情だった。今は安定して決勝入りすることが目標だ。

半田の活躍に、師匠の田川辰二は、「練習もしっかりやっている。パワーのある地足型で、末の粘りもしっかりしてきた。これからも持ち味を生かして、積極的なレースをしてほしい。元々、力があるので、先を見据えてほしいね」と、目を細めた。

半田も「しっかり師匠に走りを見てもらいたいです」と語った。ともに予選を勝ち上がれば、連係の可能性もある。予選4Rは田川の走りにも力が入るだろうし、同6Rの半田も先行力をしっかり出し切る走りを見せる。