日野未来（31＝奈良）が最終ホームからのカマシ先行で予1・6Rを圧勝した。仕掛けに飛び付けず、第2先行の形になった大久保花梨が「力が違った。まじで強い！　あの人はグランプリに出ないと駄目」と脱帽したほどだった。

開催直前は雨でバンク練習ができなかった日野にとっては、不安を一掃する強いレースだった。「踏み方とかを練習しているし、昔よりたれなくなった。熊本はカントが地元（奈良）の33バンクみたいで駆けやすい。初日で刺激も入ったので大丈夫です」。

予2・6Rも人気の中心になる。ライバル児玉碧衣と決勝で対戦するまでは負けられない。