これまでいろいろな地域の豆を買ってきて、なかでもブラジル、エチオピアの豆が好みで、そこからちょっと深掘りして、その国のいろいろな地域(場所)を意識してあれこれ楽しんできた。
「このあたりはこんな味なのかー」という具合にね。
もちろん、農園によって、あるいは精製方法によって、もっというと品種によって味ってかなり変わるものだけれど、地域による味の傾向みたいなのってあると思うから、知識と経験を蓄積する意味でも、意識的にそういうことをやってきた。
で、ぼくがずっと探しているのが、2ハゼくらいまで焼くと「黒糖」や「クッキー」のような甘さを放った豆。
今のところその理想に最も近いと感じているのがブラジルのショコラ系で、うちではずっと愛飲しているんだけれど(奥様も大好き)、きっと、ほかにもあるだろうと。さらにいうと、もっとすごいのがあるんじゃないかと。
そこで、今まで“豆が硬くて酸味が強い”というところで敬遠してきた中米を中心にいろいろ買ってみようかなと。
中米って今までもいくつか買ってはきたものの、あんまり集中的に吟味したことがないなって。
とりあえず流通量が多いグアテマラから、下記の5種類を買ってみた。
・グアテマラ SHB フライハーネス ブルボン 苗木プロジェクト
・グアテマラ ウエウエテナンゴ ランチョカルメラ農園 SHB
・グアテマラ カフェ・ピューマ
・グアテマラ アンティグア ドラド SHB イエローブルボン
・グアテマラ ラス・ヌベス農園 SHB レッドブルボン ピーベリー W
上4つは「海の向こうコーヒー」、5番目は「松屋珈琲」。こういう、ちょっとだけ試したいときに「海の向こうコーヒー」の200gサンプルはとても助かる! コストかかるのに、ホントありがたいです。
で、意図的に産地をバラけさせて買ってみたけれど、さて、理想の味に巡り会えるのか!?
というわけで順番に焼いてみたいと思います。各豆の感想はまた追って!
ちなみにトップの絵は生成AIに描かせたグアテマラの地図なんだけれど、けっこうデタラメだなあ(泣)。