諏訪大社四社巡り締め。

最後は【下社秋宮】
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下社春宮でも書きましたが、下社は春宮と秋宮がありまして、季節によって主祭神が移動するというチョイと変わった神社。

ということで、主祭神は春宮と同じく【八坂刀売命】

さて、境内散策。

こちらは境内図。
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春宮と同じような造り。

幣拝殿
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ん?どこかで見た覚えがあるような・・・。
そう、春宮の幣拝殿と全く同じ造りなんですよ。

これは江戸時代の建て直しの際に同じ図面を基にして建てられたためで、建立の際は二人の宮大工が競い合って建立したんだとか。

で、ここも本殿は無く、幣拝殿の背後のイチイの木が御神木となっています。


神楽殿
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さざれ石
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国歌『君が代』にも謳われてる、あの「さざれ石」。
学術的には「石灰質角礫岩」というとのこと。

元々別々の小さい石が石灰質によって長年掛けて大きな岩になることから永年を象徴する石なんですね。


さて、諏訪大社お約束の【御柱】

一の御柱
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二の御柱
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三の御柱
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四の御柱

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三と四はやはり幣拝殿の背後だけど、上社本宮や下社秋宮に比べたら格段に拝見しやすい。


なお、大社境内の横にはこんなものが。

【霞城跡】
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城跡ですよ、城跡!!
いやぁ、テンション上がりますね!!

といっても現在はホテルの敷地となっており、これと言った遺構はありませんが・・・。
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で、この霞城、なんでこんな場所(大社の真横)にあるかと言うと、下社大祝(下社のトップ)でもある金刺氏が城主であったため。

そのため、ホテルの駐車場の真ん中には金刺さんの騎馬像もあったり。
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諏訪にいらした際は諏訪大社の上社前宮、上社本宮、下社春宮、下社秋宮の四社を巡ってみてはいかがでしょう。