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紅茶で楽しむヴィクトリア&アルバートミュージアム

2023年3月12日(日)

このブログを書いている時には、紅茶教室の次のレッスンが終了している~~~~><;


昨年末から今年にかけて、紅茶教室の3人の先生方がイギリスに研修旅行に出掛けられました。

年始にカントリーハウスのバーチャル訪問^^ の講座を受け、第2段はロンドンにあるヴィクトリア&アルバートミュージアムです。
略称は「V&A」~~~~~

VA建物

1851年世界初のロンドン万国博覧会が開催されました。
思っていた以上に人気があり収益があがったのですね~
この博覧会が終了したあと、イギリスの産業・・・工業製品やデザイン・技術を向上させるため、
一般の人、労働者階級者、職人たちにも素晴らしい作品をみてもらい、創造力を高め、イギリスの産業製品の更なる発展を目指す・・・という目的もあったようですよ・・・・
万国博覧会でイギリスは他の国に比べて技術が劣っていることがわかっちゃったのですね~

1852年に産業博物館としてオープンします。
そして1857年に場所を現在のサウス・ケンジントンに移転し、サウス・ケンジントン博物館と名称が変わりました~

1899年に更に名称を改名し、ヴィクトリア&アルバート博物館となりました。
その年の5月の式典にはヴィクトリア女王も参加されたそうです。元々この博物館はロンドン万国博覧会の展示品が展示されており、この博覧会にはヴィクトリア女王の夫、アルバートの貢献がとっても大きかった・・・・・
それを妻であるヴィクトリア女王がたたえ、博物館の名前にはアルバートも付けた・・・ということです。
(この時にはすでにアルバートは亡くなっていたのですけどね・・・)

V&Aの建物は前はゴシック様式、裏側はルネッサンス様式で全長13キロもあるそうです~~~~~
中はと~~~っても広くてとてもても1日では見て回れない・・・

りつえ先生とたまえ先生は、陶磁器、ガラス製品、シルバー製品に重きをおいて駆け足で見て回られたそうです。
なんと、400万点も展示されているのです。。。
1日ではと~っても無理ですよね~

りつえ先生は昨年末に出版された「名画のティータイム」に掲載されている絵画の本物をどうしても見たい~~~!!
ということで訪れた絵・・・

<お教室にも飾られているのですが・・・ガラス越しなので変な光が入ってしまっている写真になっています・・・>
BIMG_5215.jpg

「バター付きのパン」 がテーマです。 上記の写真の左端のテーブルの上にあるのがそれなのですが・・・
本物の絵が見れる・・・・ってちょっと嬉しいですよね。

本の中ではその絵の大きさがわからない・・・
実際に見てみると、すご~~~く大きかったり、驚くほど小さかったり・・

このV&Aでは、絵画の中の道具の実物が一緒に展示されているのだそうです。
そうすると、絵だけではわからない道具が何に使われているのかがわかるようになっているそうですよ~~~
楽しそう・・・

BIMG_5216.jpg

この写真はビートン夫人の家政本の一部なのですが、この絵の中央にあるテーブルが再現されていたそうです。
食べ物やナプキンの折り方まで・・・
様々な人、職人たちに大きな刺激になったことでしょう~~~

写真を撮ることも自由なので、たくさんの展示の写真を見せて頂いたのですが・・・・
その展示・・・どこかに似ている???
そう!!! ChaTea紅茶教室です~~~

碧先生曰く、今のV&Aは昔よりかなり綺麗に整理され、展示されているそうですが、それでも、1つのケース、棚の中にび~~っしりと詰められている貴重なものたち・・・・

お教室ではそんな雰囲気を再現してくださっていました。 ^^

BIMG_5223.jpg

こんな感じなのですよ・・・
ChaTea紅茶教室も負けてないですよね^^
BIMG_5221.jpg

シルバー作品も・・・
BIMG_5218.jpg

そしてガラス製品も所狭しと美しい、貴重なグラスがたくさん・・・
BIMG_5233.jpg

BIMG_5235.jpg

りつえ先生とたまえ先生は時間が限られているなか、まず最初にV&Aのカフェに行かれたそうです。
なんと、博物館、美術館にティールームを作ったのはV&Aが最初なのですって・・・

ここには3つのお部屋があります。

★ギャンブル・ルーム
デザイナーのJames Gamble(ジェームズ・ギャンブル)がデザインされたお部屋。装飾がすばらしい、豪華で優雅なティールーム

★ポインタールーム
画家のEdward J.Poynter(エドワード・ポインター)が設計したお部屋。ヴィクトリアンタイルやポルトガルのアズレージョタイルが使われている東洋趣味の雰囲気

★モリスルーム
日本でも有名なヴィクトリア朝時代のデザイナーウィリアムモリスがデザインされたお部屋。ステンドグラスが美しく、モリスの世界が広がるティールーム

りつえ先生とたまえ先生はこのモリスルームでティータイム。 セルフサービスだったそうです。
ミュージアムの中は人がほとんどいないのに、なぜかティールームは人でいっぱい!
なかなか席が見つからなかったそうですよ・・・^^

た~くさんの写真を見せて頂き、バーチャルヴィクトリア&アルバートミュージアム訪問でした~
と~っても楽しかった・・・・

そしてもちろん最後は私たちもティータイム

BIMG_5228.jpg

英国展開催(すでに終了)より一足早く、イースタースコーンを頂きました~
ゴールデンシロップをた~っぷりかけて頂くと美味しい~~~

BIMG_5230.jpg


そしてChaTea紅茶教室のオリジナルイースターブレンドのミルクティーと・・・

BIMG_5231.jpg

楽しい時間はあっという間です。
ちょっとしたバーチャル英国訪問。

楽しい時間をありがとうございました~~~~



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