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英国ティールーム巡りの旅 ~紅茶教室~ 茶花色食

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英国ティールーム巡りの旅 ~紅茶教室~

2023年5月24日(水)

この日の紅茶教室は・・・・

日本のゴールデンウィーク明け、イギリスではチャールズ3世国王の戴冠式が行われている時に
ChaTea紅茶教室の先生&スタッフ(スコーンチーム)の方々が本場英国のスコーンを研究・調査の為の研修に行かれました。

その際に現在のイギリスでのスコーン&紅茶事情をお話頂きました。

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先生方御一行様はまず、ヒースロー空港に着陸。
日本を夜中の1時に離陸してから長い時間の空路。 お疲れ様のティータイム。
空港でのティータイムでも、やはり英国菓子はバッチリとそろっていました・・
でも、残念なのは紅茶だそう・・・ もちろん(???)ティーバックですが、とっても薄かったそうです・・・
そして、やはり周りはコーヒーを飲んでいる方が多かったようです。

そしてヒースロー空港から向かったのはバーミンガム。
美恵子先生は初めてイギリスを訪れたそうなのですが、「ロンドン」をイギリスのイメージとして訪れたいたので、
第一印象がちょっと違ったそう・・・
イギリスらしさが感じられず、移民、異国の人が多い土地でアジア系の雰囲気も漂っていたとか・・・

それでもここで頂いた紅茶、フィッシュ&チップスはとっても美味しかったそうですよ~

今回の研修旅では、訪れた場所でスコーンを試食し、「手乗りスコーン」と題し、美恵子先生の手のひらにスコーンをのせて写真撮影。そして、その高さと幅と重さをはかって記録していくこと・・(美恵子先生の手はとっても小さいんですよ・・・・・)

全部で14か所のスコーンをご紹介頂きました。

イギリスでは、2大スコーン。 プレーンとフルーツ(イギリスでフルーツスコーンといえば、レーズンのスコーン)が主流。
たまにチーズスコーンがあるようです。
そして、フルーツスコーンは少し高さが低くなるとのこと・・・

ところにより・・・大きかったり、小ささかったり・・・・
イギリスでもお店によりそれぞれのようです。 そしてその形も結構大ざっばのようです。

スコーンチームのリーダー絵里子さんは・・・
シェークスピアの生誕の地、ストラトフォード・アポン・エイボンにある「ホブソンズ(HOBSONS)」のジャイアントスコーンがどうしても食したかったそうです・・・
ChaTea紅茶教室のあんこスコーンと同様に、スコーンの真ん中にた~っぷりフレッシュクリームが挟まっているとっても大きいスコーン。なんでも、日本ではコメダ珈琲店で似たようなものを食すことができるようですよ~~~~<知らなかった~>

同じく 、ストラトフォード・アポン・エイボン にある 「 The Fourteas 」は1940年代、第二次世界大戦をテーマにしているそうです。
なんと、メニューが当時の配給手帳になっていて、お土産にも販売しているそうですよ・・・・
当時の様子も展示されていて、美味しい紅茶や食べ物を頂きながら勉強もできる^^

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ストークオントレントでは、不思議な国のアリスをテーマにしたティールームがあって、物語をフューチャーするようにディスプレイが考えられているそうです。 ネットで検索したら楽しそうなティールームでした ⇒ 「The Rabbbit Hole Tea Room」★★★


私が好きな映画「ノッティングヒルの恋人」・・・・そのノッティングヒルのティールーム・・・・
なんか憧れるな~~~
「CHEEKY SCONE」
ここは伝統的なイギリスのクリームティーを食すことができるようですが、イギリスでも新しいカジュアルでポップなスコーンを提供しているようで若者がおおいようです。
スコーンはかなり大きめです・・・

ロンドンのキューガーデンの近くにある「Newens
ここは英子菓子、メイズオブオナーを最初に作って販売したお店として有名なクラシカルなティールーム。
メイズオブオナー(王妃に仕える侍女のことをいうそうです。)とはなんぞや?????
こちらはヘンリー8世が好きだったお菓子で有名なのですよ・・・・・王妃の侍女が食べていたお菓子をみて、ヘンリー8世は自分も食べたくなり、それを食べてみたところ、大いに気に入られたそうなんです・・・
チーズ味にちょっと甘みを付けたパイ生地 を使ったタルトのようなお菓子です。

4件しかここでは記載していませんが、その他10件。
ウィンターボーンハウス&ガーデン
K Tea Cakes
ワイトウィックマナーハウス
マーク&スペンサー
G&T Cakes
ハムハウス&ガーデン
オスタリーパーク
V&A(ヴィクトリア&アルバート美術館)ティールーム
The Muffin Man Tea Shop

★写真はないので、碧先生の公式ブログの手乗りスコーンの記事を・・・ ⇒★★★

どこもそれぞれに楽しそうな雰囲気。 そしてスコーンもそれぞれに特徴があって、ひとことに本場イギリスのスコーンといっても、同じものは一つとしてないのかな~と・・・
そして、もしかするとイギリスでも今後は写真映えのするおしゃれなスコーンがたくさん出てくるかも・・・ですね。

そしてなんと! この日のティータイムは先生方がイギリスから持ち帰ってくださった本場イギリスのスコーンが登場。

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こちらは「CHEEKY SCONE」のスコーンです。
お店を訪問したときに交渉して日本に持ち帰り用に100個ぐらい注文されたのでしょうか?事前にお願いして、3日後に取りに行かれたそうです。(by碧先生の旦那様が・・・)
美恵子先生と絵里子さんのスーツケースにそれぞれ分けて日本にお持ち帰り・・・
ありがたいことですね。嬉しいです。

そして紅茶もお土産品。 チャールズ3世国王の戴冠式の記念の紅茶=イングリッシュ・ブレックファスト
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缶もいいですね~

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この日はChaTea紅茶教室らしく、好きなティーカップを選ばせて下さり、私は、この日着ていたスカートの色に合わせて選んでみました。プレートが◇四角のも、自分の家にはないものでよいかな~と・・・・

大きな大きなスコーンを頂いた後に・・・サプライズ???
ニューエンズのフルーツケーキとトワイニングのハーブティー(ビーツとオレンジとジンジャー)を頂きました。
ちょっと、写真を撮り忘れました><;

ハーブティーはビーツのルビー色が可愛い水色であま~い爽やかなお茶。
フルーツケーキは甘さは強くなく、たくさんのドライフルーツが入っていてとっても美味しかったです。

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お話を伺っているだけでイギリスのティールームをたくさん巡ったような錯覚に・・・

どこのティールームもそれぞれにコンセプトがあって、美恵子先生もおうちやイベント等でおもてなしをするときには、テーマがとっても大事なんだな~とお話されていたとおり、それぞれのお店のこだわりがあり、思いがあり、それが人をおもてなしする心につながっているのかな~と・・・

お茶って・・・添えもの・・・脇役???
ケーキやスコーンなどのスイーツが主役で、お茶は脇役。
でも、この脇役がなければやっぱり物足りないのですよね・・・とっても重要な役割。

人とのコミュニケーション、人をほっとさせる時間・・・・そんな時にも脇役としてお茶は存在する。
こちらもとっても重要な役割・・・

現在はお茶がコーヒーに代わっているのは日本だけでなく、世界がそうなのかな~

コーヒーは嫌いではないけれど、お茶(緑茶・紅茶・烏龍茶等々)の世界も大事にしていきたいな・・・
今の日本のスコーン人気、ブームはすごいけれど、同時に美味しい紅茶も知ってほしい・・・

美恵子先生! 楽しいお話をありがとうございました。
これからのChaTea紅茶教室のスコーンに期待していますね・・・(なかなか購入が難しくなってしまったけれど;;)

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[ 2023/05/24 23:41 ] 紅茶 | トラックバック(-) | コメント(-)

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