422 :鬼女日記 2017/06/14(水) 10:21:27 ID:vxB
長い長い吐き出しです。長文嫌いな方はスルーして下さい。

母には一回り以上年が離れた腹違いの妹(叔母)がいて、祖母は後妻さんだったんだそうだ。
母が結婚が早かったこともあって、長女の私のことを当時まだ学生だった叔母は妹が出来たと喜んで
小さい頃からとても可愛がってくれたし、私も大好きな叔母だった。
母にとっては最初は男の子が欲しかったみたいで
(デキ婚だったし、嫁ぎ先の跡取りのプレッシャーがあったみたいだ)
女の子だったからか母は私より後に生まれた弟の方を可愛がってると
子供心に強く感じていたこともあったから余計に。
その叔母は、結婚してまだ新婚のうちに旦那さんを事故で亡くして
義両親と同居だったそうだけど、とても仲が良かったこともあって
未亡人になったあともそのまま同居し、義両親を最期まで看取ったらしい。
旦那さんを早くに亡くしたことまでは知ってたけど、それ以外のことは最近まで知らなかった。
その叔母さんが5年前に尻餅からの圧迫骨折で杖を使うような生活になり、
通いの家政婦さんを雇ってたけどなかなかいい人に巡り合えず、
その話を聞いて私がお手伝いにいくようになった。
旦那も理解してくれて(旦那のことも可愛がってくれてたし)週3日お手伝いに行ってた。
大好きな叔母さんと色々おしゃべりできるのも楽しくて、
料理も手は出せないけどレシピは色々知ってるから、教えてもらいながら作って
私自身のレパートリーも増えたりして。
でも私が通いじゃなかった日に心筋梗塞起こして布団の中で亡くなってた。
発見したのは私。警察が来て不審タヒ扱いで事情聴取もされて、なんやかやすごく大変だった。
生前叔母さんからは「タヒんだら私ちゃんにお葬式出してもらいたいわ」なんて冗談っぽく言われてたけど
旦那がそうしてあげろって言ってくれたからその通りにお葬式出してあげた。
出してあげたって言っても一時的に立て替えただけで、お葬式代は叔母が自分で用意してあった。
母には相談したけど「うちがやる理由がない」って一蹴された。
父は昔から空気で母がやらないと言えばやらないに賛成って人。
身内はこんなだけど、叔母さんは友達が多かったから賑やかなお葬式になった。