今日は子供のころに虫捕りやかくれんぼなどをしてよく遊んでいた神社のお祭り。神社の下に入ってアリジゴクを捕まえたりしていました。
大森神社
主祭神は大穴牟遅命(おおなむちのみこと)聞きなれない人もいるかもしれませんが、大国主命の別名です。
祭りでは神楽も行われ、子供の頃は毎年行っていました。
小学生の頃、「島根の歴史ものがたり」という本や、名前は忘れましたが古事記など神話が書いてある本、小泉八雲の本の3冊を寝る前に少しずつ読んでいました。
子供の頃は、読書が好きなわけでもなくどちらかというと苦手。
それでも古事記だけは何度も何度も読んでいました。
そのため学校で歴史を習うといろいろ不思議に思うことが出てきました。
古事記では神様だったのが、神武天皇から人になり、今の天皇もおられる。どういうこと?
西暦はキリストが生まれた日。イエス・キリスト様が人や物など万物を創造された。じゃあ西洋では紀元前の人は人ではない?
こんなことを思い、社会の授業の後、先生に質問をしましたが、怪訝そうな感じでまともに相手にされませんでした。
それ以来こういう話は誰にもしなくなりました。
しかし、最近稽古をやればやるほど、縄文時代の人の素晴らしさや日本人としての素晴らしさを感じます。
それに気が付いたお陰で以前より強くなっている実感があります。
稽古中、時々子供たちに話します。
縄文時には争った跡がなく平和に暮らしていたことや、昔の人は体も強く感覚も研ぎ澄まされていたはず。
日本語には言霊(ことだま)があり、あいさつの中に意味があるからきちんとした方が良い。
私はこんな意味が込められてると思っています。
いただきますは、植物や動物の「命を頂戴します」「私の命にさせていただきます」
ごちそうさまは、漢字で書くと御馳走様。走り回って食材を集め料理を作る様子。作ってくれた人や食材として命を分けてもらったものへの感謝。
いってきますは、必ず生きて帰って来ます。(いきてかえってきます)
いってらっしゃいは、どうか無事に生きて帰っていらしてください。(いきてかえっていらっしゃい)
ただいまは、お陰様で無事にたった今帰りました。
おかえりなさいは、よく御無事でお帰りになって下さいました。
みんな外で遊んでいますか?学校の行き帰りでも自然を感じるようにして下さい。家の中にばかりいるとストレスが溜まり感覚が鈍るよ。
もうすぐ紅葉の時期。木や山の色を見るようにして下さい。暖色寒色といわれるように、本来人は目を閉じていても色によって暖かさの違いが分かる。試しに色鉛筆とかを使って家でやってみて下さい。
秋は虫の声も沢山聞こえるけどみんな聞いてる?うるさく感じる?心地よく感じる?
日本人は虫の声を人間の声と同じように左脳で認識しているけど、ほとんどの外国の人は右脳で認識しているから雑音に聞こえるそうです。
これは日本語が自然の音の中から出来た言葉だからだと思います。
ゲームも友達や兄弟と仲良くなる良い道具。遊べばいいよ。
でも外に出て遊ぶことも大事。外に出てぼうっとするだけでも元気になって強くなるよ。
今週そんなことを話していたら、たまたまこんな動画を見ました。
TOLAND VLOG youtube「全ての日本人は見てください」 「日本が大きく変わる日」
日々の稽古を通じ、子供たちの身体能力や感覚を向上させて強くなってもらいたい。
強くなれば心に余裕が出来ます。余裕が出来れば人にも優しく出来ます。
心に余裕を持って一生平和に暮らして欲しい。そんな思いで指導しています。
また空手を通じ道場生のご家族にも武道に触れてもらいたい。
空手をしなくても、武道を近くで見て日本人としての大切なことを忘れない様にしてもらいたい。
そんな風に思っています。
毎日の忙しさの中で、自然に触れる機会が減っていませんか?
「忙しい」はりっしんべんに亡くなる。心が亡くなると書きます。
スマホやパソコンを持って下ばかり見ず、たまには空を見上げて下さい。
子供の頃は、ただぼうっと空を見上げていたり、今よりもっと虫や草花を見ていたはずです。
心に余裕が出来ると人に、何度言っても言うことをきかない我が子の見え方も変わるはず。
叱り方も変わるかもしれませんね☺
世界中あちらこちらで衝突が起きているこの時代です。
小さな衝突の積み重ねがやがて大きな衝突に繋がります。
少しでも衝突が減るように、将来子供たちが安心して暮らせるように、日本人らしく心に余裕を持って過ごしていきましょう。
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